プノンペンからクアラルンプールまでの行き方
クアラルンプールに行く理由
マレーシアの首都に夢中になるのは難しい事ではありません。東南アジアの首都の中では一番新しく、大胆な若さと国際的な特徴で人々の心を捉えます。豪華なコロニアルイサンが高層ビル群とのハーモニーが共存し、緑豊かな公園は世界一流のショッピングを楽しんだ後に落ち着けるオアシスになります。中華料理、インド料理、イスラム料理また西洋料理はどれも美味しそうです。また、世界で一番高い2棟ビル、ペトロナスツインタワー(Petronas Towers)は、近代的な賑やかな街を眺めながら凛々しく首都中心にそびえ立っています。
プノンペンからクアラルンプールまで
プノンペンからクアラルンプールまでは、陸路で結ぶと2100kmになります。全距離を車で行っても、最低でも30時間はかかります。そのため、単にプノンペンからクアラルンプールまで移動したい場合には、陸路で移動する理由はありません。反対に、新しい体験やカラフルな景色に溢れたロードトリップをお考えで、さらに1週間余裕がありましたら、ぜひ!
プノンペンからクアラルンプールまでは、フライトでたったの1時間45分となります。
プノンペンからクアラルンプールまでフライト利用
現在、プノンペン‐クアラルンプール路線を運航する2社は、アジア格安航空会社エアアジアとフラッグキャリアマレーシア航空です。エアアジアは、セール中で片道チケットがUSD45からの販売となりますが、後者の方は価格がその2倍になります。覚え書 エアアジア、マレーシア航空どちらも、預け荷物の料金はチケット代金に含まれていません。ご参考までに、20kgの預け荷物は、エアアジアでUSD16、マレーシア航空ではUSD28課金されます。エアアジアは、20kg・25kg(USD18)・30kg(USD32)・40kg(USD64)から選べますが、マレーシア航空は20kgまたは40kg(USD56)のみしか選択肢がありません。
プノンペン国際空港は首都から10km西にあります。予算と荷物の量によりますが、バイクタクシー、トゥクトゥク、タクシーまたは公立バスを使って、シティから簡単に行けます。最安値はもちろん公立バス(No3)で、例えば、ナイトマーケット(No2バスとの乗換え停留所)やセントラルマーケット(No1バスからの乗換え地点)から乗車出来ます。空港までのタクシー利用は、乗車地点によりUSD9~12がかかります。交通状況に左右されますが、移動には20分~1時間が必要です。
クアラルンプールでは、どちらの航空会社を利用してもクアラルンプール国際空港(KLIA)に到着しますが、エアアジアはメインターミナルから2km離れた第2ターミナル(KLIA2)を使います。ターミナル間の移動には、KLIAエクスプレス(Ekspress)またはKLIAトランジット(MYR55、28分要)を利用するか、KLセントラル終ので安価なシャトルバス(MYR10、1時間要)をご検討ください。
プノンペンからクアラルンプールまでの陸路移動
もしも冒険好きで、1週間ほど時間に余裕があれば、プノンペンからクアラルンプールまで、3ヶ国を知り、バンコクで素晴らしい時間を過ごし、サムイ島で騒いだりゆっくりしたり、ペナンのジョージタウンで食い倒れ、そしてクアラルンプールに到着する時には日に焼けたコンガリ肌で、エネルギーに満ち溢れているのは、とても素晴らしい移動方法になります。プノンペン発シェムリアップ行きのバスを利用し(USD15・7時間要、夜行バスあり)、赤土の間のアンコールクメール帝国の息を飲む素晴らしい建築物を眺めながら1日過ごしてみましょう。
シェムリアップ発バンコク行きの国際バス(USD30・9時間要、1日1本運行)に飛び乗れば、カオサン通りで祝杯、ワットポーで最高のタイマッサージ、安い渡し船で土色のチャオプラヤー川を遊覧、世界的ハイクラスのショッピング、ワインや食事にありついたりと、タイ首都を満喫出来ます。
一口メモ 数多くの国のパスポートが、入国してから15日または30日間の滞在が許可されますが、到着時や事前にビザ申請が必要な国籍もあります。入国時のトラブルにならないように、ご自身のパスポートの入国条件をお確かめください。
タイランド湾諸島へのフェリーに乗船するには、バンコク発スラタニ(Suratthani)行きの夜行列車(10時間・THB1000/USD30要)に乗るか、またはバンコク発サムイ行きの組合せチケットを購入して島天国での休日を心底楽しみましょう。
スラタニ(Suratthani)発パダンブサール(Padang Besar)行きの電車(6時間半・THB970/USD25要)で旅を続け、マレーシア国境を越え、次のバタワース行き(Butterworth)ETS(1時間半・MYR30/USD7)に乗り、マレーシアの台所ジョージタウン、また普通にペナンも散策して数日間過ごしましょう。
覚え書 タイとマレーシア両方の入国管理官が、マレーシア側のパダンブサールにあります。セキュリティチェックは、マレーシア入国管理官のすぐ後になります。
一口メモ マレーシアは、多くの国籍に対し30~90日間の滞在を許可しますが、いつも再確認をしてください。
ペナンのコムタバス(Komtar)停から、クアラルンプール行き直通バス(5時間半・MYR40/USD10要)に乗るか、電車がご希望でしたらバタワース経由で行きましょう。
ビーチでリラックスしたい場合は9日間以上、タイランド湾諸島やペナンは外せる場合はそれ以下の日数が必要になります。例えば、スラタニからハトヤイまでバス利用で、ハトヤイ発クアラルンプール行き国際線バス(8時間・THB500/USD15要)に乗るのが、タイ‐マレーシア国境を越える一番便利で簡単な方法になります。
クアラルンプール市内の移動方法
旅行中は徒歩移動が慣れていたとしても、クアラルンプールでは最悪なアイディアとなります。歩道で停止する運転手のことは忘れ、交通渋滞が激しい排気ガスまみれる心の準備をしてください。
渋滞も一理あり、路線図もないことから、ローカルバスは市内移動にはとても役に立ちません。どのバスに乗れば良いかわかったら、ドライバーはお釣りをくれませんので乗車料金ちょうどをご準備ください。または、タッチアンドゴーを使いましょう。
クアラルンプール市内の移動は電車利用が最適です。KLセントラルとKLCCを結ぶクラナジャヤラインが一番使い易いLRT(ラピットKL)、ブキッビンタン‐チャイナタウン間を唯一走るアイコン的存在なモノレール、郊外(例:バトルケープス)行きを運行するKTMコミューターの3種類があります。
タッチアンドゴーは、全ての交通機関で利用可能です。KTMコミューター利用時は、乗車と降車の際にタッチすることをお忘れなく。LRTやモノレールは、1回乗車が何駅乗るかによりMYR0.7~2.80となり、KTMコミューターで一番高いチケットはMYR7になります。
クアラルンプールのおすすめアクティビティ
沢山の博物館、教会、モスク、寺院、歴史的建造物、ショッピング、また自然の宝庫でもあり、クアラルンプールは時間がいくらあっても足りません。様々に多岐に渡って忙しく過ごすのも良いですが、下記のリストのような特別な体験もいかがでしょうか:
ツインタワーは1日かかりです。41・42階のスカイブリッジまで登って、火が沈んでからタワー下の噴水が踊るように動いているのをぼんやりと眺めれば、全く退屈しません。
クアラルンプールタワーはどこにでもありそうなタワーに見えますが、ツインタワーが目の前に見える景色は、間違いなくベストです。回転式レストランは豪華なランチやディナーに向いています。
クアラルンプールは緑豊かで動物園もありますが、レイクガーデン内にあるクアラルンプールバードパークは間違いなく絶世の美で、特に小さなお子様連れにはおすすめです。自由に空を舞う野鳥が、熱帯雨林のど真ん中に誘ってくれます。
ロードムルガンが飾られているバトル洞窟は、外観はとてもカラフルで賑やかに見えますが、100万年もの月日が織りなす洞窟の様はさらに印象深くあります。
セントラルマーケットは、買い物目当ての人達がまず先に訪れる場所で、食べ物の屋台、商店、エンターテイメントがひとつ屋根の下に集結しています。セントラルマーケットは、ぺトナスタワー横のスリラKLCCの絶妙なブティックをさら上回り、KLショッピングの本場を味わえます。
クアラルンプールから遠方へ
クアラルンプールからさらに南へ冒険すると、陸路で行ける人気が高い2ヶ所は、豪華な世界遺産の街で訪問者を呼び寄せるマラッカと、最先端の超高層ビルとコロニアル建築がハーモニーするシンガポールを含みます。フライト利用がご希望でしたら、彼らのハブ空港であるKLIA発着の格安航空会社利用で、香港、ハノイ、
またサイゴンのような、素晴らしい観光地まで簡単にたどり着くことが出来ます。