サムイ島
サムイ島とは
澄み切った海水に美しいビーチ、みずみずしく茂ったトロピカルな木々にモダンなアイランドスタイルのショッピングモール。ジュエリーショップや色とりどりの商品が並べられたローカルマーケット。どんなものでもすべて、ここサムイ島にあります。タイの第三都市であり、贅沢な休日タイプでもバックパッカーのようなタイプどちらでも楽しめるアクティビティや宿泊先、エンターテイメントがあります。ポストカードにあるようなビーチでのロウソクの明かりを灯したディナーや夜のキャンプファイアー、森のトレッキングやビーチで一日中日焼けするなど、そんな楽しみがサムイ島にはあります。
サムイ島はタイの首都バンコクからのアクセスが良く、南の島の景色を全部見たい観光客には手頃な値段で行けるので非常に人気のある観光地です。
快適でリラックスしたい方はバス、電車またはフェリーで。その道中で自然美も見られることでしょう。予定がない気ままな旅をしたい方、または以前に旅行したことがある方は、長時間退屈することのないナイトバスや電車で行くのがオススメです。
サムイ島へはチュムポーンやスラートターニへフェリーで行くこともできます。
バスまたはフェリーでバンコクからチュムポーン・スラートターニ経由で行くサムイ島
バンコクの南口バスターミナルから出発して6時間30分から12時間ほどかかります。通常は日中に出発してスラートターニへは午前1時から5時の間に到着します。ですので、フェリーが出発する前はのんびりと過ごしましょう。
圧倒的に人気のあるフェリーはLomprayah(ロンプラヤ)社です。バンコクのカオサンロードにあるオフィスからバスが出ているので、もし滞在先がこの近くだったら便利です。このバスは、タオ島とパンガン島経由でサムイ島へ行くロンプラヤ、カタマラン(大型の双胴船)が出港しているチュムポーンの港へ直接運行しています。またはサムイ島まで2時間から2時間30分で運行しているスラートターニへバスで行くこともできます。このフェリーの予約は出発2、3日前までに行う必要があります。
他のオプションは、カオサンロードにあるThai Sriram(タイスリラム)社です。ロンプラヤ社よりも安くシートランフェリーでサムイ島まで行けます。ただし、ロンプラヤ社より2時間ほど長い乗船になります。
電車、バスまたはフェリーでバンコクからスラートターニ経由で行くサムイ島
フワランポーン駅から電車でチュムポーンへ、または快適な移動をしたい方はスラートターニが最適です。もし風景に興味がなかったり、以前訪れたことのある方は、ナイトトレインがオススメです。1等〜3等席には、2段ベッドになるイスやある程度のプライバシーが守られ歩き回れるスペースがあります。一番便利なナイトオプションは、フワランポーン駅を午後7時30分に出発し、スラートターニに翌日の午前7時ごろに到着する#85電車です。フワランポーン駅から電車のチケットとスラートターニへ行きのフェリーポートへのバス、そしてフェリーの料金が含まれています。
注意: 乗客の安全上、タイ政府は電車内のアルコール販売を禁止しています。ビールを含め、旅程中はアルコールを購入することはできません。
パンガン島からサムイ島へ
サムイ島は石が多く横たわっている島で、この島までロンプラヤとシートランで20分で到着します。ゆったりコース30分のソンサームか50分コースのハードリンクィーンもあります。タオ島からサムイ島へ
ロンプラヤとシートランはコタオから2時間から2時間15分ぐらいかかります。ロンプラヤには出発2日前に予約するところ、シートランでは少なくとも出発の前日までに予約する必要があります。自家用車でサムイ島へ
クルマを輸送できるフェリーは2社あります。ドーンサックから出港しているシートランは、ナソン港まで直接行けます。同じくドーンサックから出港しているラヤフェリーも自社港であるサムイ島の西側にあるリパノイ港まで運航しています。両社ともに同じ値段およびサービスです。この2社しかクルマの輸送サービスがないので、メインランドへ戻ってくるときはかなりの混雑が予想されるでしょう。そのため、帰りのチケットを事前に予約しておくことをオススメします。またサムイ島からパンガン島近くまではクルマでは行けません。パンガン島へ行く場合は、ドーンサックまで船で戻ってそこからパンガン島へ行くことになります。
#散策
サムイ島は島の周囲が大きく気温が高いので散策するには限度があります。ですからどんなルートを辿るかによって、散策可能なルートがいくつかあります。
タクシー(ソンテウ)は島めぐりのような長距離散策には最適です。特に野外でパーティーをしたり交通事情をよく知らない場所へ行く場合にはオススメです。あちこち行くには便利ですが、たぶん値段はかなり高くなるでしょう。例えば一人あたり50〜100タイバーツぐらいはかかるでしょう。
オートバイはかなり良い手段だと思います。オートバイ(自転車も)は島の観光地ならどこでも借りることができます。レンタル料は安いしガス代も安い。島の自然散策なら持って来いの交通手段です。ただし注意点があります。特にスクーターでケガをする人が多くバンドエイドや擦り傷をしたツアー客を見かけることがあります。なので1日あたり200タイバーツ以下のスクーターを借りるようにしましょう。ほとんどのレンタルショップは散策中にパスポートをお店に置いていくようにと言いますが、
これはちょっと不安になります。しかしこれはタイ国内においては普通のことなので、
トラブルに巻き込まれないよう注意して借りるようにしましょう。
滞在先
ハットチャウエンはどんなタイプの方にでも楽しめるエリアです。中心地でありながらビーチの北側はとても静かです。ハットラマイは白い砂浜のビーチにレストラン、バー、あらゆるショップがメインロードにあります。この2つのエリアの間にあるちょっとした隠れエリアがクリスタルベイです。クリスタルのような透き通った水に印象的な丸石に囲まれた小さい湾からこの名前が付けられました。ハットバーンラック(またはビッグ・ブッダ・ビーチ)は空港に近く騒音が聞こえるかもしれませんが、それに代わるぐらいの綺麗な白い砂浜が広がっています。ボプットは流行のブティックホテルが立ち並ぶビーチです。メナムは家族連れで滞在するには良いでしょう。ウェスト・コーストは日没には最適のビーチです。
アドバイス:
サムイ島または同じビーチにずっと滞在するのではなく、島の数カ所を巡ったりすると島の魅力を存分に味わうことができるでしょう。
アクティビティ
ダイビングやスノーケリング、カヤック、ジャングルトレッキング、ウォーターフォールなどのアクティビティの他に、ラム酒の蒸留製造所を訪れるのも良いでしょう。バンカオにあるマジック・アランビックは、カリビアン産のラムにココナッツラムなどの自然のフレーバーをほどこしたラム酒です。テースティングはもちろん700mlボトルで600〜700タイバーツぐらいで販売されています。他にはパラダイスパークは、野生のふれあい動物園で観光スポットの一つです。