プノンペンからシェムリアップまでの行き方
魅力的なアンコール遺跡群は明らかにカンボジアの主要な呼び物であり、シェムリアップはアンコールワット、アンコールトム、また他の全てのクメール王朝寺院の、建築的不思議への玄関口です。アンコール寺院を探検したり、トンレサップ湖に浮かぶ水上生活の村を訪ねたり、タイ料理に比べてマイルドで香り豊かなクメール料理を味わい、アプサラダンスの鑑賞、道端にあるクメールマッサージを受けてリラックスと、簡単に数日を過ごすことが出来ます。シェムリアップは、長い間外国人観光客により埋め尽くされて来てますが、忙しくもフレンドリーな感じ、アットホームなゲストハウス、カラフルなオールドマーケットとその独自の雰囲気を残します。概して言えば、クメール建築アンコールを除いて、シェムリアップには観光する場所がないと思うのは間違いです。沢山のアクティビティを見つけ、多くの素敵な観光客や地元の人々に出会うでしょう。この体験を楽しむに違いありません。
プノンペンからシェムリアップまでバスでの行き方
シェムリアップが、カンボジアで最も主要な観光地と言っても大げさではなく、そのため国内の多くのシティや首都と優れた交通網があります。1日中シェムリアップまでバスが出発し、運行会社は多岐に渡ります。プノンペンからシェムリアップまでの320kmは、5時間半~7時間かかりますので、正午あたりにはプノンペンを出発して、遅くなる前にシェムリアップに到着するようにしましょう。朝発のバスは、明らかに旅行中の貴重な時間を奪いますが、そうでなければ、目的地に着くためには非常に便利な異形です。通常、道中では休憩を挟み、蓮の花が咲き誇る田園風景や、青々とした田んぼの間にいる水牛の群れをちらほらと見ながら長時間を過ごします。
変わったことに、夜行バスには限りがあります。深夜発の場合、シェムリアップには6:00amか7:00amに到着しますので、到着してから丸一日あるのと、ホテル代をうかすこともできます。これが、移動しながら夜を過ごす特権です。
現在のところ、オンラインでバスチケットを販売しているのはジャイアントアイビストランスポート(Giant Ibis Transport)のみです。7:45am・8:45am・12:30pm発の朝便3本と、10:30pm・11:00pm・11:30pm発の夜発が毎日運行しています。
プノンペンからシェムリアップまで朝発のバス利用
朝発のバスは、大体が大型バスです(ジャイアントアイビス社はユニバースラグジュアリー車を使用)。チケット代は15米ドルで、市場で探すよりも少し高めの金額です。チケット代には、全ての乗客の保険代、スナックと水1本が含まれています。全てのバスには、移動中に携帯等をチャージできるコンセントと、無料WIFI(すばらしい!)が完備してあります。車内にはトイレがありません。ジャイアントアイビス社は、プノンペン‐シェムリアップ路線では2回、10分のトイレ休憩と、レストランで30分のランチ休憩を中間あたりで挟みます。ランチはチケット代金に含まれておりません。レストランのメニューは、3~5米ドルです。
プノンペンからシェムリアップまで夜発のバス利用
アジア圏内で、寝台夜行バスに乗ったことがない方、試してみましょう。好きにならなくて良いですが、欠かすことの出来ない体験です。賛成意見は、ホテル代を支払わずにバスチケット代15米ドルだけを払うことでお金の節約になることや、また旅行の日中時間を無駄遣いしないところ。反対意見は、特に足が長い人には座席がそれほど寝心地が良くないところです。夜行には、素晴らしいことにエンターテイメントがありませんが、下段席には読書灯もありませんので、読書をしたい方は必ず上段を予約してください。車内にはトイレがなく、夜行バスはプノンペンとシェムリアップの中間地点で休憩を挟みます。その間、小腹が空いていたら食べ物を買っても良いでしょう。
プノンペンでは、ジャイアントアイビストランスポート社のバスは同社のオフィスがある106ストリート、ナイトマーケットとリバーフロントの近くから出発します。もしも、同社の提携ホテルに宿泊する場合は、無料のピックアップサービスをお願い出来ます。ジャイアントアイビストランスポート社の公式ホームページで、提携ホテルを確認するか、ホテルに直接お問い合わせください。
シェムリアップでは、ジャイアントアイビストランスポート社バスターミナルで乗客を降ろします。ダウンタウンの便利な立地で、アンコールナショナルミュージアムの近くです。そこから安宿が集まるオールドマーケットまで約2kmほど、おしゃれなホテルが立ち並ぶ緑豊かなワットボ通りはより近い距離にあります。宿泊所までは徒歩か、トゥクトゥクを使って行けます。トゥクトゥクは、到着バスをねらって沢山います。
シェムリアップ内の交通手段
悲しいことに、シェムリアップでは外国人にバイクやスクーターを貸すのは一般的ではありません。個人の交通手段が欲しければ、1日2米ドル位で借りられる自転車をご検討ください。現実的には、シェムリアップから遺跡まで約7kmほど、帰りも同じ距離、また小さなサーキットをしたければ10kmをプラスして考えてください。また、そうです、アンコールは灼熱になります。
自動の乗り物が良ければ、バイタク、トゥクトゥク、またはタクシーをご検討ください。バイタクは、シティ内の移動では一番安いです。シェムリアップ内の短距離であればUSD1以下です。アンコール寺院を巡るように、バイクタクシーを1日チャーターすることも可能です(1日8米ドルから)。1人旅行や、シェアタクシー・トゥクトゥクのように他の旅行者をあてにしたくなければ、これが便利な方法になります。
トゥクトゥクは、至る所にあり便利で、シティ内を周るのにとても頼れる移動手段です。トゥクトゥクを遺跡観光のために1日チャーターするのは、典型的なアンコール体験となります。2名乗りは乗り心地良いですが、3・4名は器に入ったニシンのようです。トゥクトゥクは、1日15米ドルです。
タクシーまたはドライバー付車チャーターは、エアコン完備で、暑くなく、赤土にまみれることもなく、スィーツや掛け声もありません。これらは、絶対に乗り心地良く、“信頼を置ける”乗り物に対しての欠如を補うでしょう。遠方の寺院を訪ねたい場合や、一緒に車代を割り勘できる仲間がいれば、タクシーは素晴らしい方法になります。1日25~30米ドルになると思います。
シェムリアップの宿泊施設
シェムリアップの宿泊施設は、近年すさまじく改善されています。予算に限りがある方、ホテルにはお金をかけたい方にも、シェムリアップは希望に叶うものがあります。広く緑豊かな通り、フレンチクオーターは中くらいのレベルから高額なホテルまであります。この静かなエリアは、街の中心地から簡単に行ける距離にありますが、他のシェムリアップ各地と比べて、かなり静かに感じます。ワットボ、プサーチャー、また空港通りは数えきれない程の安宿が並び、立地から考えるとワットボが一番便利な所です。空港通りは全てから遠くなり、オールドマーケット(プサーチャー)近辺は少し騒がし過ぎるかもしれませんが、いくつか素晴らしく安いゲストハウスがそこにあり、長い間バックパッカーの間では人気を受けています。シェムリアップ最先端のホテルは、アンコールまでの道のりに点々とあります。そこは、空港通りと同様に全てから離れますが、あらゆる場合にそのラグジュアリーな宿から離れたくなくなるでしょう。
シェムリアップの見所
夜明けから夕暮れまで、荘厳なアンコール寺院を探検、訪問し、見て、感激する、それはシェムリアップ滞在中やることになります。シェムリアップに来て、アンコールを避ける人はいません。当たり前ですね。
何世紀も昔の石彫刻に飽きても、シェムリアップにはまだまだ他に出来る事があります。アンコール陶芸センター(The Angkor Pottery Centre)で陶芸教室に参加して、轆轤を回してオリジナルの陶器を作ったり、ビヨンドユニーク料理教室(Beyond Unique Cooking Class)では料理教室でクメール料理の様々な味付けを習い、地元の民家訪問もできます。アルコール好きには、ジョージズラム(Georges Rum)無料試飲や、パームワイン(Palm Wine)試飲の機会もあります。中心地から20分ほど車で行った所に、アンコールシルクファームがあり、ビジターの人達に絹織りの工程を紹介しています。アンコールを訪れた後もまだ物足りないという方には、アンコールの影響を受け500年建つワットプリアプロムラス(Wat Preah Prom Rath )を含む市内のお寺新旧と沢山あり、様々な異なる彫刻が施されています。
夕方は、シェムリアップ中様々な会場で催される舞踊の伝統衣装できらびやかに輝きます。遺跡で精力的に動いた後、筋肉の痛みを和らげてくれるマッサージ屋も多くあります。クメール人達は、有名なタイマッサージはクメールが発祥だと言います。それが本当かは置いておいて、比べてみるのは価値があると思います。
シェムリアップからタイ国まで
3時間のバス旅で、国境の町ポイペットまで辿り着けます。数社のバスは、お土産屋やレストランに立寄って、乗客が1ドル支払うごとにコミッションをもらっています。それ以外は、国境まで危険なことや面倒なこともありません。タイ側にはタイビザを斡旋する勧誘もなく、たったひとつの失望的なことは待ち時間が長いことでしょう。タイ側では、ロンクルアマーケットまで歩いて、バンコク行きやタイ国内の他の行先のバスに乗るか、より多くのバスを扱うアランヤプラテートバス停までトゥクトゥクで行ってください。より詳しい情報について、アランヤプラテートからバンコクまではこちら。
シェムリアップからバンコクまでの国際線直行バスもあります。シェムリアップからポイペットと、アランヤプラテートからバンコクと2つに分けて行く場合と異なり、こちらを利用すると国境でバスを乗換える必要はありません、またシェムリアップ発タイ国内の別の行先までの直行バスも同様です。