シェムリアップからバンコクまでの行き方
多数の私立バス会社が、シェムリアップ‐バンコク路線のチケットをシェムリアップ内のほぼ全ての道角で販売しています。時々、シェムリアップ発バンコク行き、またはパタヤ行きのチケットは最安値のUSD15で売られています。これらの会社を利用すれば目的地には着きますが、いつものカンボジア人が思う“良いサービス”により、予想以上に時間が掛かるかもしれませんので、お知りおきください。乗るバスは、使い古された、荷物のスペースに限りがあるもので、実際にバックパックとスーツケースが通路に山積みになります。最近では、シェムリアップとポイペット間の道路がきれいに舗装されているにも関わらず、通常2時間で辿り着ける所を、4~5時間かけて国境に行くまでの間にお土産屋さんやカフェに立寄って、お客さんを口車に乗せてお金を巻き上げようとします。口論しても無駄ですので、長距離移動になると思ってください。
もうひとつの厄介な時は、国境を越える手続きを終えた後、タイ側でバスを乗換えなければならない事です。もしも、大型バスに十分な人数が揃っていれば、移動はもっと簡単なものになります。時々、代わりにミニバスを使うことがあり、なぜだか、ミニバスの運転手はそのスピード出し過ぎの荒れた運転で有名で楽しめるものではなく、そのため、国境から首都までの移動は臆病者には向きません。
シェムリアップトランスポート社(Siem Reap Transport Co)運行の、シェムリアップ発バンコク行き直行国際線バスがあります。毎日、ナッタカンカンボジア株式会社のオフィス(22シヴァタ通り(Sivatha Road))から朝8amに出発します。VIPバスを使い、通常は良いコンディションですが、西欧人にとっては足元のスペースが狭いように思います。それ以外は、バスはとても乗り心地が良く、朝食と昼食の2食が道中配布され、車内にはトイレがあります。食事のメニューはそんなに期待しないでください、朝食はマフィンとオレンジジュースが牛乳、ランチはカレーライスです。シェムリアップ発バンコク行きの国際線バスは、バンコク発シェムリアップ行きよりも高く、1149バーツします。国際線バスを利用する大きな利点は、シェムリアップからポイペットと、アランヤプラテートからバンコクと2つに分けて行くように、国境でバスの乗換えをする必要がないことです。所要時間は約8時間ですが、時々国境の待ち時間が長時間になることがあるので、灼熱の太陽の下で2時間ほど汗を垂らしながら待つ準備をしておいてください。バンコクでは、シティ北部郊外にある北バスターミナル、モーチットに到着します。そちらは、バンコクの中心地とはBTSで、バンコクの国際空港2ヶ所とはバスでリンクしています。
上記で述べましたように、シェムリアップから国境(ポイペット)と、国境(アランヤプラテート)からバンコクの2つに分けた移動も考えられます。国際線バス利用よりも、少し時間が長くかかるかもしれませんが、国際線バスよりも遅くシェムリアップを出発できます。ポイペットまで行く最善の方法は、タクシーをシェアすることです(1台あたり約USD40)。タイ側では、アランヤプラテートからバンコクまでバスを利用してください。アランヤプラテートのバス停は、国境から6km離れた所にありますので、タイに入国が出来た後はトゥクトゥクに乗ってそこまで行く必要があります。また、国境の隣にはロンクルアマーケットがあります。アラン(Aran)バス会社が、急行バスとVIP24号の両方を、アランヤプラテートとロンクルアマーケットバス停からバンコクへ一日中運行しています。チケット代金は238~254バーツで、バンコクまでの所要時間は3時間半~5時間15分ほどです。バスは、モーチット、北バスターミナルに到着します。
一口メモ:ポイペット‐アランヤプラテートの国境は、毎日7:00am~10:00pm開いていますが、同日にアランヤプラテート発バンコク行きのバスに乗る場合は、5:00pmまでにはロンクルアマーケットバス停に着いているか、5:30pmまでにはシティのバス停に着いていなければなりません。それでもないと、アランヤプラテートで1泊して翌日に移動を続けるようになります。
バンコクは初めてですか?
宿泊施設について
バンコクの不規則に広がる地域では迷子になるのは簡単で、宿泊所について数えきれない程あって迷います。まず最初に宿泊にいくら使うのか予算を決めて、次にバンコク滞在中にやってみたい事を考えましょう。バックパッカーの長年のお気に入りカオサン通りと、ソイランブットゥリ(Soi Rambuttri)、ソイプラアティト(Soi Phra Atit)、ソイサムセン(Soi Samsen)を含む隣接する通りは、旅行者向けのサービスが豊富な首都の安宿の領域です。ヤオワラット(Yaowarat)として知られるチャイナタウンは、どんな街の探検家向けにも最大限の魅力をもち、非常にまともな安宿が自慢です。シーロムと、スクンビット通りの下方部は、大きなホテルが立ち並び、BTS駅から歩いて行ける範囲にあります。買い物目当ての方は、中心のサイアムが良いですが、1部屋2000バーツ以下にはなりません。雰囲気があるリバーサイドはラグジュアリーホテルで有名ですが、安宿目当ての方はタノンチャロエンクルン(Thanon Charoen Krung)は散策してみる価値はあります。
アクティビティ
散策、観光、食事、ワインと実際に限りない機会があふれ、バンコクの滞在時間はいつも足りません。やりたい事や行きたい所は必ず見つけるところですが、下記の項目を除いてしまってはタイ首都を制覇したとは言えません:- エメラルド寺院(ワットプラケオ)と王宮‐国内で最も崇められるブッタ
- ワットポーのヘブンリーマッサージ‐タイ古典医療の総本山
- 魅力的なルーフトップバーで一杯‐凄いシティビューと美しい雲の眺め
- チャオプラヤー川のリバーボート‐他の通勤者と肘がぶつかったり、予期せぬ水しぶきが顔にかかったり
- クレイジーなチャットチャックウィーケンドマーケットの入り組んだ小道探索‐お土産・安い洋服・ローカルデザイナーの作品、エキゾチックな動物
- ジムトンプソンの家で午後のゆったりとした時間‐クロン横の平和と静けさの緑豊かな小さなオアシス
- ワットアルンのメイン塔かの激しい階段か、ゴールデンマウンテンに登る
- スカイトレインに乗って、鳥の目線でシティを見る
バンコクで素晴らしい滞在をお過ごしください。リラックスして、楽しんでくださいね。