パンガン島からサムイまでの行き方
澄み切った海水に美しいビーチ、みずみずしく茂ったトロピカルな木々にモダンなアイランドスタイルのショッピングモール。ジュエリーショップや色とりどりの商品が並べられたローカルマーケット。どんなものでもすべて、ここサムイ島にあります。タイの第三都市であり、贅沢な休日タイプでもバックパッカーのようなタイプどちらでも楽しめるアクティビティや宿泊先、エンターテイメントがあります。ポストカードにあるようなビーチでのロウソクの明かりを灯したディナーや夜のキャンプファイアー、森のトレッキングやビーチで一日中日焼けするなど、そんな楽しみがサムイ島にはあります。
パンガン島からサムイまで
サムイは、パンガン島から簡単に行ける距離にあります。パンガン島がフルムーンパーティーの真っ最中で、ホテルが見つからない時は、がっかりせずにサムイ島宿泊を考えてみてください。いずれにせよ、パンガン島まで行くのでしたら、よりグラマラスな島サムイを訪ねて、なぜサムイが騒がれているのか探りに行ってみてはいかがでしょうか。
パンガン島発サムイ行きの最速は、ロンプラヤー高速船カタマラン(Lomprayah High Speed Catamaran)と、シートランディスカバリー(Seatran Discovery)です。どちらも、約20~30分の所要で、料金は300~350バーツかかります。
ロンプラヤーと、シートランディスカバリーは、パンガン島のトンサラ港から乗船となります。サムイでは、ロンプラヤー(Lomprayah)はマエナム(Maenam)港(パンガン島11:00am と4:20pm発のフェリー)と、ナトン港(7:15am、12:00pm、2:30pm発)に着きます。シートラン(Seatran)は、同社のバンラックシートラン港を使います。
パンガン島のフルムーンパーティーが目的で、サムイから移動をされるのでしたら、パンガン島のハドリンとサムイのビッグブッダ港の間を運行する小舟のハドリンクィーン(Haad Rin Queen)がベストな選択かと思います。発着時刻は変動的でして、おすすめは9:30am、11:40am、2:30pm、また5:30pmの4本です。寄港は50分~1時間ほどです。ハドリンクィーンのチケットは、オンライン予約・購入不可です。チケット代金は200バーツです。
パンガン島のハドリン、また他の東海岸に行く方法は、ボロボロですけどトンナイパンエクスプレス(Thong Nai Pan Express)です。目的地により、1人あたり200~400バーツがかかります。トンナイパンエクスプレスは、天候が良い時にだけ運行します。
パンガン島からサムイまで車の移動はできますか?
車をパンガン島からサムイまでダイレクトには移動出来ません。パンガン島からドンサック(Donsak)まで行き、そこからサムイ行きに乗継ぐ必要があります。まず、ラジャフェリー(四輪車1台550バーツ)でパンガン島から本土へ行き、ドンサック発サムイ行きのラジャフェリー(Raja Ferry)、またはシートラン(Seatran)に乗り換えてください。シートランは、ナトンの港まで乗客と、車両を乗せます。ラジャフェリー(Raja ferry)は、サムイ西海岸のリパノイにある同社の港を使います。どちらも同料金で、同じクオリティーなので、港に応じてお選び頂ければと思います。車で長期時間待ちたくない場合は、事前予約が賢い選択かと思います(移動したい日にフェリーが満席の場合もあります)。
散策
サムイ島は島の周囲が大きく気温が高いので散策するには限度があります。ですからどんなルートを辿るかによって、散策可能なルートがいくつかあります。
タクシー(ソンテウ)は島めぐりのような長距離散策には最適です。特に野外でパーティーをしたり交通事情をよく知らない場所へ行く場合にはオススメです。あちこち行くには便利ですが、たぶん値段はかなり高くなるでしょう。例えば一人あたり50〜100タイバーツぐらいはかかるでしょう。
オートバイはかなり良い手段だと思います。オートバイ(自転車も)は島の観光地ならどこでも借りることができます。レンタル料は安いしガス代も安い。島の自然散策なら持って来いの交通手段です。ただし注意点があります。特にスクーターでケガをする人が多くバンドエイドや擦り傷をしたツアー客を見かけることがあります。なので1日あたり200タイバーツ以下のスクーターを借りるようにしましょう。ほとんどのレンタルショップは散策中にパスポートをお店に置いていくようにと言いますが、
これはちょっと不安になります。しかしこれはタイ国内においては普通のことなので、
トラブルに巻き込まれないよう注意して借りるようにしましょう。
滞在先
ハットチャウエンはどんなタイプの方にでも楽しめるエリアです。中心地でありながらビーチの北側はとても静かです。ハットラマイは白い砂浜のビーチにレストラン、バー、あらゆるショップがメインロードにあります。この2つのエリアの間にあるちょっとした隠れエリアがクリスタルベイです。クリスタルのような透き通った水に印象的な丸石に囲まれた小さい湾からこの名前が付けられました。ハットバーンラック(またはビッグ・ブッダ・ビーチ)は空港に近く騒音が聞こえるかもしれませんが、それに代わるぐらいの綺麗な白い砂浜が広がっています。ボプットは流行のブティックホテルが立ち並ぶビーチです。メナムは家族連れで滞在するには良いでしょう。ウェスト・コーストは日没には最適のビーチです。
アドバイス:
サムイ島または同じビーチにずっと滞在するのではなく、島の数カ所を巡ったりすると島の魅力を存分に味わうことができるでしょう。
アクティビティ
ダイビングやスノーケリング、カヤック、ジャングルトレッキング、ウォーターフォールなどのアクティビティの他に、ラム酒の蒸留製造所を訪れるのも良いでしょう。バンカオにあるマジック・アランビックは、カリビアン産のラムにココナッツラムなどの自然のフレーバーをほどこしたラム酒です。テースティングはもちろん700mlボトルで600〜700タイバーツぐらいで販売されています。他にはパラダイスパークは、野生のふれあい動物園で観光スポットの一つです。