サムイからタオ島までの行き方
サムイのナイトライフ、高級スパ、おしゃれなホテルの魅力を体験した後だと、タオ島は素朴で簡素すぎるように思うかもしれませんが、タオ島には他のタイの島が打ち勝てないものが一つあります。タオ島はダイビングのメッカで、たくさんのダイビング講習があります。実際に島で会う人達は皆ダイビングをしています。湾の下部に隠れた秘宝、30か所以上あるダイビングポイントへのアクセスの良さ、安価なファンダイビングやダイビングトリップ、リーズナブルな講習費用(50校のダイビングスクール完備)など、海に潜ることが好きな人達を魅了し続けています。その他、ハイキングや、ボルダリング、シーカヤック、ファイヤーショー、バンドの生演奏もあります。これらすべてのアクティビティを、絵のように美しい背景が広がるゆったりとした雰囲気の中で体験できます。まさにプライスレス!
サムイからタオ島まで
サムイからタオ島までは、ロンプラヤー高速船カタマラン(Lomprayah High Speed Catamaran)、 シートランディスカバリー(Seatran Discovery)、ソンサーム(Songserm)の3つのフェリー運航会社から選べます。
ロンプラヤーは、1時間45分でサムイのマエナム(Maenam)港から、タオ島のメーハード(Mae Haad)港まで運行しています。8:00amと 12:30pm発の2本があり、チケットは650バーツで販売されています。
シートランディスカバリーは、同じようなサービスを提供していますが、2時間で624バーツとなり少々遅めの運行で安価となります。シートランは、サムイでは同社のバンラックシートラン(Bangrak Seatran)港を使います。10:00am、1:00pm、4:30pm発の3本の運行があります。
ソンサームは、最安値(450バーツ)になります。サムイは11:00am発でタオ島着(パンガン島経由)は2:30pmです。
ひとくちメモ:サムイからタオ島までは2~3時間かかるので、船酔いしやすい方は常備薬をご用意ください。ロンプラヤーは大波を通って進むので、波が荒い時は大波を避けて通るシートランをご検討された方がよいかもしれません。
タオ島内の移動手段
21平方キロメートルしかない小さな島なので、レンタカーはありません。スクーターかバイクのレンタルをお考えでしたら、道は危なく、事故が多発しているのでお気を付けください。観光客を狙った高額な料金を請求するタクシーもありますが、通常のタクシーであれば島内を自由に動くことができ便利です。ロングテールボートで接続されているビーチもあり、価格も良心的です。
パンガン島の宿泊施設
島の西側は栄えていて、本土からのフェリーが到着するメーハート(Mae Haad)島も西側にあります。中心地サイリー(Haad Sairee)もあります。落ち着いた安らぎをお求めでしたら、チャロックバンカオ(Chalok Ban Kao)をご検討ください。東側はスローライフの天国ですが、西側のナイトスポットへ出かけるたび、不誠実な人達(ぼったくりタクシー)と値段交渉をしなければいけません。タオ島のハイシーズンである夏季(7~8月)、クリスマス、お正月は、宿泊施設の事前予約が必要です。低価格の部屋から満室になります。隣にあるパンガン島のフルムーンパーティー直後は、安価なホテルを見つけるのが難しくなるでしょう。
ひとくちメモ:タオ島にダイビングをしに行く場合は、ダイビングショップまたはダイビング学校に無料の宿泊施設があるかご確認ください(通常は提供しています)。
健康の問題
島には各町に小さな診療所があり、バイクでの擦り傷や軽度の病気は対応してくれます。重度の場合は、本土かサムイまで輸送されるでしょう。特に観光客で混雑している所では、ウイルスに感染しやすいデング熱が懸念されるので注意してください。蚊よけの予防対策はすべて行い、十分な虫よけを持参ください。
また、もしもバイク事故で膝を切ったら、申し込んでいるダイビングコースは棄権しなければならなくなりますので、常に覚えておいてください。