ピピ島からパンガン島までの行き方
パンガン島について
ピピ島がアレックス・ガーランドの小説「ザ・ビーチ」が、レオナルド・ディカプリオ主演で映画になった後、バックパッカー達の間でさらに人気が高まった事に不思議はありません。日中はだらだらと日光浴をして、カラフルな魚がいるアンダマンの透明な水に浸かって、夜通しパーティーをするという最高の組合せ。ピピ島には夜の町が欠かせないですが、人生に一度は体験したい祝い事、パンガン島の伝説のフルムーンパーティーとは他に比べ物になりません、本当に全く別物です!もしも、ちゃんとしたフルムーンパーティーに参加出来なかったとしても、「ムーン」が付く、同じ位クレイジーな他のパーティーに行ってみてください。
ピピ島からパンガン島まで
バックパッカーのメッカ2ヶ所を簡単に移動するには、ピピ島発パンガン島行きの組合せチケットをご検討ください。もしも、ピピ島からパンガン島に行く途中で他の町を見てみたり、プーケットやクラビ、スラタニに1、2泊したい場合は、チケットを分けて個人で移動するのは意味があります。それ以外は、オプション1番を選びましょう。
ピピ島からパンガン島まで、フェリー+バス+フェリー組合せチケット利用
シートランディスカバリー(Seatran Discovery)は、ピピ島からパンガン島まで直通のとても便利なトランスポートを提供しています。まず、ピピ島からクラビまで船に乗り(1時間半)、次にクラビからスラタニのドンサック(Donsak)港までバスに乗り(ドンサック港での待ち時間を合わせて4時間)、最後にドンサックからパンガン島まで再び船に乗ります(2時間半)。アンダマン海峡のピピ島から、サイアム湾のパンガン島まで合計約8時間の移動です。チケット代は1100~1400バーツで、個別チケットで移動するよりも比較的安くなります。覚え書 まず、ドンサックから大型シートラン(Seatran)のフェリーでサムイに行き、小型フェリーに乗換えてサムイからパンガン島に行くことも可能です。
ピピ島からパンガン島までクラビ・スラタニ経由
シートランディスカバリー運行のピピ島発クラビ行き(450~600バーツ・1時間半要)と、クラビ発スラタニ行き(250~270バーツ・4時間要)、またスラタニ発パンガン島行き(380~600バーツ・スラタニからの送迎込4時間要)の組合せチケットを別々に購入して、このルートに沿って行くことも可能です。それぞれの詳しい情報については、参照の各ページをご確認ください。このように移動すると時間が多くかかりますが、クラビのビーチを1、2ヶ所チェックして(例:アオナン・ライリービーチなど)、スラタニ内の移動を少なくし、カオソック(Khao Sok)国立公園に立寄るには意味があります。ピピ島からパンガン島までプーケット・スラタニ経由
クラビ経由のピピ島‐パンガン島移動と似て、パンガン島のムーンパーティーへの寄り道をプーケットですることも出来ます。料金的には、ピピ島からプーケットまでの移動は、ピピ島‐クラビのルート(700~800バーツ)と比べてより高額になり、たいてい時間も長くかかります(1時間半のところ2時間要)。プーケットからスラタニまでの移動は同額ですが(250~270バーツ)、クラビからスラタニが4時間必要なところと比べて5時間ほどかかるので、時間もより長くかかります。通常、プーケットに立寄りたい場合に限り、プーケット経由で移動する価値があります。パンガン島発アイランドホッピング
パンガン島の近隣諸島、サムイ島とタオ島を訪れる素晴らしい機会を逃さないでください。同じ諸島内にありながら、これらの3島は雰囲気やアクティビティが全く違います。
パンガン島からサムイ島まで
パーティー騒ぎのパンガン島をサムイ島の高級リゾートや、のどかなビーチ、美しい群衆のために変えるか、フルムーンパーティーでハドリンエリアの宿泊施設が満員であれば、サムイをパーティーの拠点とするか。ハドリンクィーン(Haad Rin Queen)のフェリーは、パンガン島からサムイ島まで50分、ソンサーン(Sonserm)は同じ距離を40分、ロンプラヤー(300バーツ)とシートランディスカバリー(400バーツ)は最速で運航しています(20~30分)。
パンガン島からタオ島まで
タイのダイビングのメッカ、タオ島ではフィンの出番です。シートランディスカバリーとロンプラヤーが、パンガン島からタオ島まで最速で(1~1時間半)、一番高額なフェリー会社です(500バーツ~)。ソンサームも同じルートを運航しています。パンガン島内の移動方法
パンガン島は十分大きな島ですので、島の内陸やビーチを散策したい場合は、運転方法がわかれば、バイクをレンタルするのも良いでしょう。操縦経験がなければ、代わりにソンテウを利用してください。その方が費用は多くかかりますが(目的地に応じて1回100~200バーツ)、ムーンパーティー帰りの不慣れなドライバー達(酔っ払い運転も頻繁にあります)に出くわす回数が増えることを考えると、もの凄く安全な移動手段になるでしょう。
そうは言いましても、バイクはパンガン島内を移動する優れた手段で、レンタル料金も1日の最低価格の150バーツと安いですが、デポジットとしてパスポートを預けるようになるかもしれなく、返却時に車体のダメージを指して料金をぼったくる話も聞かない話ではないので少々不安にはなるでしょう。
健康的な方法として自転車利用もありますが(1日50バーツから)、熱帯気温と島の通りを過小評価しないでください。ロングテールボートを貸し切って、海ずたいに小さい入江をクルーズしたり、ハイキングで行ったりするのも良いアイディアです。船のオーナーと料金の交渉が可能で、グループで借りる場合には悪くありません。
パンガン島の宿泊施設
どれも魅力的で捨て難いのですが、フルムーンのために滞在するなら早めにパーティーの4-5日前には島に到着します。さもなければ文字通り野宿することになります。どのゲストハウスも少なくとも3泊の滞在が必要です。たまに1週間未満だと断られる場合もあります。フルムーンパーティーが開かれるハーディリーラ行きの交通機関がフルムーンパーティの期間あります。すべてのビーチから訪れるので最終的にはどこに滞在しようがあまり重要ではないでしょう。
家族や落ち着いてゆっくりしたい方なら、トンナイパンノイが良いでしょう。サムイ島の雰囲気からパンガン島のエレガントな雰囲気のリゾートが楽しめるでしょう。
アドバイスフルムーンパーティー期間にパンガン島で宿泊地が見つからない場合、近場のサムイ島での滞在をオススメします。
パンガン島のアクティビティ
タオ島はダイビングのメッカです。パンガン島のダイビングサイトより盛り上がっています。周辺のコマ島も含めてスノーケリングスポットもあります。アントン国立海洋公園にはハイキングやスノーケリングが楽しめます。滝やトレッキングトレールなどもあります。島で一番高い630mのラー山やカヤックなどで秘境地の砂浜へ行くこともできます。トンサラのマーケットは土曜日開かれています(午後6時から8時の間がベストでしょう)。そこでローカルなお土産や安価で美味しいローカルフードが楽しめます。
法律的な問題
フルームーンパーティーにドラッグなどの持ち込みや販売は禁止されていて罰則も厳しいです。具体的にイメージするにはバンコクヒルトンを見て再考してみましょう。宿泊地に置いたり携帯することも禁止されています。