バンコクからパンガン島への行き方
パンガン島とは
パーティー好きで冒険好きなヒッピーやバックパッカーたちが世界中から一生に一度のお祝いをしにやってくることで有名なパンガン島。パンガン島の壮大なフルムーン、ブラックムーンそして満月の夜に行われる自由でハッピーなフルムーンパーティーを楽しみましょう。夜通しのパーティーが苦手な方なら、パンガン島はちょっとオススメしません。でも他に魅力的な場所があります。パーティーのオフシーズンには、ヒッピーたちのたまり場となりますが、島は山地が多く砂浜を望む絵を描いたような景色と、無数の5つ星のホテルが島の高級感を醸し出しているため、時に予算を超えた過度にぜいたくな時を過ごすことができます。
バンコクからパンガン島へ
パンガン島へはスラートターニーのドーンサックから出発します。パンガン島へのフェリーはサムイ島とタオ島にも寄港するので、簡単に島巡りを楽しめます。
バンコクからチュムポーンとスラートターニー経由でパンガン島へ バスとフェリーで
チュムポーンとスラートターニーへ行くバスはバンコクの南バスターミナルから出発します。およそ6時間半から12時間かかります。定期的に運行していてスラートターニーには午前1時から5時の間に到着します。島行きのフェリーへ乗船するので到着には余裕を持っておいた方が良いでしょう。ロンプラヤ社が提供するバスとフェリーがバンコクのカオサンロードから出発するので、もしその近辺に宿泊するなら、ここが一番良い選択でしょう。チュムポーンの港へ直接行きますし、そこからタオ島経由でパンガン島へ、そしてサムイ島へ行きます。数日前に予約することをお勧めします。窃盗などで評判の悪いカオサンロードのバスとは違って、このバスは安全です。
バンコクからスラートターニー経由でパンガン島へ 電車とバスとフェリーで
南下するのに予算があり色々な選択肢が選べる条件なら、ファーストクラスの寝台車をお勧めします。 フワランポーン駅から#85の電車が午後7時30分に出発し、スラートターニー駅に翌日午前7時30分に到着します。セカンドクラスでも充分にプライベートスペースが設けられています。ファーストクラスはさらにシックで洗練された客室ですが、お値段がセカンドクラスの2倍近くになります。早朝の電車だと景色がみれるのでオススメです。石灰岩湾や田園風景に雄大なジャングルが次から次へと現れてきます。
パンガン島行きのジョイントチケットを安く予約したなら、電車の到着1時間後にスラートターニー駅でチケットをピックアップできます。その後ドーンサックまで1時間半、そしてパンガン島のトンサラ湾まで行きます。
サムイ島からパンガン島へ
サムイ島から簡単にパンガン島へ行けます。ロンプラヤとシートランは20分で運行しています。ソンサム港まで30分、ハーディリーラ港まで50分です。ハーディリーラクィーン以外の船はトンサラ港へ到着します。タオ島からパンガン島へ
ロンプラヤとシートラン社から3フェリーが80分で運行しています。ソンサムは1時間50分かかります。ロンプラヤ(サムイ島まで20分、タオ島まで80分、どちらも4回/日出航)、ソンサム(サムイ島まで30分、タオ島まで1時間50分、どちらも2回/日出航)。パンガン島、サムイ島そしてタオ島行きの船があと2社あります。シートラン(サムイ島まで20分、タオ島まで80分、どちらも2回/日出航)、ハーディリーラクィーン(サムイ島まで50分、4回/日出航)
パンガン島までどのぐらい?
会社に拠って変わりますが、スラートターニーのドーンサックからパンガン島までなら1時間半から6-7時間かかることもあります。ロンプラヤ - 1時間半(どの島へも2回/日出航)
ラヤフェリー - 2時間半(どの島へも4回/日出航)
ソンサム - 3時間半(どの島へも2回/日出航)
ナイトフェリー - パンガン島から毎晩午後10時に出航とスラートターニーから午後11時に出航で6-7時間
島内での移動
予算と島で何をしたいか、また何に熱中するかによって変わります。
タクシーまたはソンテウは島の至るところからピックアップできます。どこに行くかによりますが、だいたい一人あたり100〜200タイバーツになります。日没後は費用が2倍になります。便利ですが、あちこちまわると高くつきます。それでも特にフルムーンパーティーの時期は一番安全な選択肢でしょう。
オートバイも島のどの店からもレンタルできます。特に湾岸沿いを廻るにはオススメです。ガスは安くローカルショップから買えます。値段は一日およそ150タイバーツで、レンタルショップにパスポートを置いていくように言われます。転んで擦り傷を負った観光客をよく見かけますので、運転にはくれぐれも気をつけて。
自転車も一日50タイバーツで島のどの店からもレンタルできます。ただ灼熱の気候なので、途中でギブアップしないように。秘境地などは自転車で行くのが最適です。パンガン島は非常に暑いので水を携帯するようにしましょう。
ロングテイルボートはビーチに停泊しているので借りて島巡りの素晴らしさを体感することができます。ボートやハイキングでアクセスできる湾や素晴らしいビーチを廻ってみることができます。この他にもロングテイルボートは簡単に島巡りができます。値段はオーナーと交渉ですがグループで借りると安くしてくれます。
宿泊地
どれも魅力的で捨て難いのですが、フルムーンのために滞在するなら早めにパーティーの4-5日前には島に到着します。さもなければ文字通り野宿することになります。どのゲストハウスも少なくとも3泊の滞在が必要です。たまに1週間未満だと断られる場合もあります。フルムーンパーティーが開かれるハーディリーラ行きの交通機関がフルムーンパーティの期間あります。すべてのビーチから訪れるので最終的にはどこに滞在しようがあまり重要ではないでしょう。
家族や落ち着いてゆっくりしたい方なら、トンナイパンノイが良いでしょう。サムイ島の雰囲気からパンガン島のエレガントな雰囲気のリゾートが楽しめるでしょう。
アドバイスフルムーンパーティー期間にパンガン島で宿泊地が見つからない場合、近場のサムイ島での滞在をオススメします。
アクティビティ
タオ島はダイビングのメッカです。パンガン島のダイビングサイトより盛り上がっています。周辺のコマ島も含めてスノーケリングスポットもあります。アントン国立海洋公園にはハイキングやスノーケリングが楽しめます。滝やトレッキングトレールなどもあります。島で一番高い630mのラー山やカヤックなどで秘境地の砂浜へ行くこともできます。トンサラのマーケットは土曜日開かれています(午後6時から8時の間がベストでしょう)。そこでローカルなお土産や安価で美味しいローカルフードが楽しめます。
法律的な問題
フルームーンパーティーにドラッグなどの持ち込みや販売は禁止されていて罰則も厳しいです。具体的にイメージするにはバンコクヒルトンを見て再考してみましょう。宿泊地に置いたり携帯することも禁止されています。