シェムリアップからクアラルンプールへの行き方
シェムリアップからクアラルンプールへ陸路で移動する場合は3つの国を通過することになります:コロンビア、マレーシア、そしてこの二国にまたがっているタイ全土を通ります。シェムリアップからクアラルンプールまでの距離は1900kmで、必然的に乗り継ぎが必要になります。それぞれの地域の乗り継ぎシステムは発達しているおり、少なくとも2日間かかる移動でも割と簡単にできます。陸路移動の代わりに空路を利用することもでき、予算も抑えることができます。約2社の航空会社がクアラルンプールへ2時間15分で行ける直航便を提供しており、経由便もあります。
シェムリアップからクアラルンプールへのフライト
マレーシアの二つの航空会社、Air AsiaとMalaysia Airlinesがシェムリアップとクアラルンプール間を結ぶ直航便を毎日提供しています。飛行時間は2時間15分と短く、航空券の値段を考えても、シェムリアップとクアラルンプール間の最速で最善の移動方法と言えるでしょう。Air Asiaは曜日によって、1もしくは2便のシェムリアップからクアラルンプールへの便があり、朝の便は午前8時35分発、午後の便がある日は午後3時5分発となっています。航空券の料金はUSD47からで、USD100以上になることはありません。クリスマスや中国、タイの新年などの大きな祝日以外であれば、前日でもフライトの予約を取ることが可能です。
Malaysia Airlinesのシェムリアップ発の航空券はクアラルンプール発のものより少々値段が高くなります。一人USD75ほどかかりますがAirAsiaとは異なり、手荷物(30kg)預かり料金はすでに航空券に含まれています。
シェムリアップ国際空港はオールドマッケット地区より8.5km北西にあります。空港へはtuk-tuk (USD5)、もしくはタクシー(USD7)で行くことができます。スーツケースなどの大きな荷物がない場合はバイクタクシー(USD2)で移動することも可能です。シェムリアップ空港は首都のプノンペン空港の次に大きな空港ですが、施設はあまりありません。
注意シェムリアップ国際空港は国際便、国内便、共に全ての旅客に出港税がかかります。国際線チケットには出港税(USD25)が既に含まれていますが、国内線チケットには出港税(USD12)が含まれていません。
注意 クアラルンプールでは、Malaysia AirlinesのフライトはKLIAのメインターミナルに到着します。Air Asiaは、料金は低価格ですが、KLIA2のターミナルに到着します。どちらのターミナルも南へ約45kmのクアラルンプールの中心街までの色々な移動手段があります。
もし直航便のチケットが手に入らなかった場合、バンコク経由の便を選ぶことができます。時間はよりかかりますが、陸路移動よりは短い時間で移動ができます。
Air Asiaはシェムリアップからバンコクのドンムアン空港へ毎日3便のフライトがあります。また、スワンナプーム空港では他航空会社が運行する6便以上のコードシェア便があります。
スワンナプーム国際空港へ行きたい場合は、Thai Smileの価格を最初にチェックするといいでしょう。
Air Asiaの航空券はチェックイン料金等を含まない料金で約USD65/THB2300で、バンコクからシェムリアップまで1時間ほどで行くことができます。
どの空港に到着するのもあまり大差はありません。ドンムアン空港とスワンナプーム空港、どちらの空港からもクアラルンプール行きの便があります。Air AsiaとMalindo Airはドンムアン空港から出発しており、Thai InternationalとMalaysia Airlinesは両方ともスワンナプーム空港をハブ空港として利用しています。バンコクからクアラルンプールまでの飛行時間は2時間15分です。
情報 カンボジア〜タイ、タイ〜マレーシアの2便の航空券を購入する場合は、タイの入国を通り、預けた手荷物を受け取り、国際線で再度チェックインする必要があります。
シェムリアップからクアラルンプールへの陸路移動
タイのような長い国を陸路で旅したいと思ったことがありませんか?それとも電車の旅がいいでしょうか? 有名なTranssiberian Expressに乗ってみたいと思いませんか? 私たちは正直なところ、より暖かい国を旅することを好みます。タイやマレーシアの路線のネットワークは良い選択となるでしょう。車窓から見える景色は大変素晴らしいものです。シェムリアップからクアラルンプールへ直行の陸路の路線はありません。幾つかの経由が必要と成ります。最も便利で安心なルートはシェムリアップからバンコクへ国際バス(USD25-USD35 9〜10時間)を利用し、その後、タイのバンコクからマレーシアのパダン・ブザール行きの国際電車45番に乗り換えるルートです。毎日Hua Lamphong駅からマレーシアに向かう午後3時10分発の列車があり、パダン・ブザールには翌日の午前9時に到着します(18時間:USD30)。他のタイの電車を利用し、バンコクからハジャイへ移動し、シャトル電車、タクシー、もしくはバスを利用してハジャイからパダン・ブザールへ行くこともできます。このルートはプダン・ブザールへの直行電車を利用するのとあまり差はありません。
パダン・ブザールから首都のクアラルンプールへは直行の電車(6時間:USD20)があります。エグゼクティブバスを利用すればクアラルンプールにより早く到着することができますが、電車はより快適に夜(または昼)を過ごすことができるでしょう。旅は少なくとも10+(4)+18+(6)+6=44時間かかり、バンコクとパダン・ブザールで4時間から6時間の経由時間がかかります。バスと電車を利用し、時間を短縮することができる場合もあります。
情報 クアラルンプールからシェムリアップへ陸路を利用していく場合、経由なしで行くことはできません。もしクアラルンプールにできるだけ早く到着したいのであれば、空路を選びましょう。おそらくお金も節約できることでしょう。このルートを陸路で旅をする場合は少なくともバンコクで停泊し、その他に2箇所ほどで停泊が必要でしょう。(スラタニ、サムイ島)
サムイ島に寄り道をする場合は、シェムリアップからバンコクへバスで向かい、そこから夜行バスかバスでバンコクからスラタニへ向かいます。(12時間:USD27 二流クラスAC Sleeper)
スラタニのバスの駅、もしくは電車の駅でサムイ島行きのバスとフェリーのパッケージチケット(2時間半〜3時間半:USD9〜USD14)を購入できます。
スラタニに行く代わりに、タオ島へ向かうスタート地点である、チュムポーンで下車できます(8時間:USD25)。タオ島は低価格でダイビングレッスンを受け、ダイビングできる島です。そしてタオ島からパンガン島(1時間半:USD14)へ島々を廻り、サムイ島(パンガン島より1時間:USD10)へと向かいます。
サムイ島からは幾つかのフェリー会社がメインランドへ出港しています。そしてスラタニの電車の駅では、ハジャイ行き (2〜3時間:USD9〜USD17)、もしくはパダン・ブザールへの国際直行電車45番に乗れます。
パダン・ブザールからクアラルンプールへは引き続き、電車かバスで移動できます。