バンコクからピサヌロークまでの行き方
タイ王国へ旅行を計画する際、ピサヌローク(Phitsanulok)は全く頭によぎらないシティでしょう。チェンマイや、プーケットなどの有名な所へは既に行っていて、より本髄にせまる体験やもっと古代寺院に興味があれば、遅かれ早かれピサヌローク行きのチケットを探すことになると思います。
まず第一として、ピサヌロークはスコータイや、シーサッチャナライ(Si Satchanalai)、カンペーンペット(Kamphaeng Phet)を含む古代都市を巡るには簡単なスタート地点になります。また第二として、ピサヌルークは国内中にあるメジャーな地方の中心地まで行く優れた交通網があり、戦略的にバンコク‐チェンマイ間の中心地となっており、従って、長旅をいくつかに区切って旅行したい人には便利な立寄り地点になります。それから第三として、ピサヌロークは市内散策に最適な場所で、ワットヤイ(Wat Yai)として知られる、ワットプラシーラタナーマハタート(Wat Phra Si Rattana Maha That)にはタイで最も美しい仏像、プラブッダチナラート像が奉納されていまして、見逃せません!
バンコクからピサヌロークまでの行き方
バンコクから北に380kmの所にある、ピサヌルークはバス、電車のどちらを利用しても行くことが出来ます。電車はピサヌローク中心地まで行けまして、宿泊施設や観光地がすぐそばにあるのに対して、殆どの州間運行バスは市外の大きなボコソ(Bo-Ko-So)バスターミナルに到着します。
バンコクからピサヌロークまでバスでの行き方
大多数の北部行きバスは、バンコクの北バスターミナルモーチットから出発し、ピサヌロークで停車します。また、バンコク発ピサヌローク行き直行のVIP24号も運行しています。チケットは、バス停で簡単に買うことができます。移動時間は4時間半~6時間ほどかかります。ピサヌロークには、2つのバス停があることをお知りおきください。小さい方は、ルート12上のシティ東2kmの所にあり、大きい方ボコソまたは、ターミナル2は同じルート12上でさらに東10数kmほどの所にあります。バスから降りる時には、どこのバス停にいるのか確認してください。バンコクからピサヌロークまで電車での行き方
バンコク‐チャンマイ間を走るタイ鉄道北本線は、ピサヌロークを通り過ぎ、北都市まで6~7時間かかります。一日中を通して様々な出発時間があり、朝発111号(7am発)は2等扇風機車両のみ運行でチケット代が500バーツ、1号(6:10pm発)はラグジュアリーな1等寝台車両が1400バーツです。7号(8:30am発)と3号(10:50am)には2等エアコン車(700バーツ)があり、バンコクのフアランポーン駅とピサヌローク間を最速でたったの5時間で運行しています。2等エアコン寝台車がご希望でしたら、夕方便の1号(6:10pm発)、13号(7:35pm発)、107号(8:10pm発)、また51号(10pm発)を確認してください。チケット代金は、860~960バーツと出発時間に応じます。1号には女性専用エアコン車両もあります。もしも女性単独であったり、小さいお子様連れの場合はご検討ください。
おそらく一番便利な夜行は、51号10pm発ピサヌローク翌4:37am着です。早朝に起きるのを好まれる方はごく僅かですが、有名なワットプラシーラタナーマハタート(Wat Phra Si Rattana Maha That)が混雑し始める前に行くために検討してみてください。寺院観光後には、お寺に隣接するムスリンのファケラ(Fa-Ke-Ra)カフェで、神がかったヨーグルトをお試しください。またクレープも同様に跳びぬけた美味しさです。
ピサヌローク周辺の古代都市を巡る
スコータイ、シーサッチャナライ(Si Satchanalai)、またカンペーンペット(Kamphaeng Phet)は、「スコータイの歴史上の町と関連の歴史上の町」としてユネスコ世界遺産に登録されています。非常によく似た街のつくりになっていること、構造の大部分が同じ時代に属し、またとても特徴的な建築の特徴になっていることに気づけます。それにも関わらず、全てのシティは、大きさや遺跡の状態や昔の役割が異なるだけではなく、とても重要なことに雰囲気が違います。風格があって輝かしいスコータイ、静かな地方風のカンペーンペット、ミステリアスで孤独なシーサッチャナライは、歴史ファンや、建築オタクの旅程を素晴らしいものにします。
スコータイ
スコータイ歴史公園は、ピサヌロークの北西75kmの所にあります。ニュースコータイと、スコータイ歴史公園のどちらもピサヌロークとの間に定期バスがあります。ニュースコータイに泊まって日中は遺跡を周るのと、公園の入り口近くにあるゲストハウスやホテルに泊まるのと、そんなに差はありません。暗くなると古都は静まりかえるので、夕方にも色々出来きるニューシティに泊まった方が便利かもしれません。シーサッチャナライ(Si Satchanalai)
ピサヌロークからシーサッチャナライまで直行で行くことができますが(150km)、まずはスコータイを訪ねてから、もう一つの古都へとさらに北へ進んだ方がより合理的です(80km、バス1時間半要)。シーサッチャナライの雰囲気は無敵で、森林に囲まれた古代寺院の遺物を巡る時、たった一人の訪問者となる確率は高いです。
一口メモ:丘の上に鎮座し、古都を遠くまで見渡すワットカオスワンキリ(Wat Khao Suwan Khiri)は決して見逃せません。遺跡を巡った後にシーサッチャナライが魂に欠ける感じがあれば、探している物は丘の上にある可能性があります。
カンペーンペット(Kamphaeng Phet)
ピサヌロークの南40kmほど、そして65kmさらに西、バスで2時間あまりで歴史的な都市カンペーンペットに着きます。カンペーンペットには、2種類の古代遺跡があります。遺跡はスコータイや、さらにはシーサッチャナライほども大きくありませんが、古代寺院に関心があれば見に行く価値はあります。城壁に囲まれたカンペーンペットは特にお祭りの期間は雰囲気があり、遺跡がキャンドルで装飾され本当に神秘的に見えます。市外にある遺跡の広大な区域は、とても静かな孤立を感じますが、地元の人達がジョギングや、エクササイズをしている所を見かけるでしょう。一口メモ: ペットプラサート(Phet Prasert)バス会社は、スコータイとカンペーンペット、また東部海岸、イーサンやタイ中心部を網羅しています。カンペーンペットとパタヤ、チャーン島への通り道トラート、シェムリアップやアンコール遺跡群に続くカンボジア国境のアラヤンプラテート(Aranyaprathet)の間を運行するバスがあります。スコータイから、ペットプラサート利用でラオス国境のムクダハン(Mukdahan)や、イーサン中心地コンケーン(Khon Kaen)へ行くことができます。
ピサヌローク内の移動方法
数年前、当市はプンプンピサヌローク(Pun Pun Phitsanulok )自転車シェア方式を紹介しました。市内には、自転車スタンドがいくつかあり、各スタンドには地図があるので、興味がある所はほぼ1日でカバーできます。唯一の不便な点は、使い始める前にシステムに登録しなくてはならないところですが、一旦登録すればピサヌロークのインフォメーションセンターや、TATオフィスでプンプン(Pun Pun)スマートカードを取得できます。
シティ内には、いくつかのソンテウルートがあります。ボコソバス停から中心地まで40バーツ支払う準備をしてください。三輪車トゥクトゥクもピサヌロークにあります。短距離でも60バーツ以上かかります。