クアラルンプールからジョホール

クアラルンプールからジョホールバルへ

クアラルンプールからジョホールバルまでは列車、バスで行くことができ、一日中出発していますので、より便利で都合の良い出発時間から選べることができます。

クアラルンプールからジョホールバルへの電車で

２０１６年５月より、マレーシアでは長距離の列車の運行が終わってしまいました。現在は、クアラルンプールからジョホールバルへは、クアラルンプールセントラル発、グマス行き（２時間２０分〜３時間）のETS train （高速電気列車サービス）を利用しなくてはいけません。そしてグマスからジョホールバルへ行き（４時間）のシャトル列車に乗り換えます。

注意ジョホールバルは実際にはシンガポールのメインの駅に仕えています 。というのも、シンガポールの古い植民地時代の駅はもう使われていないからです。つまり、クアラルンプールからシンガポールへ列車で向かう場合は、ジョホールバルに停車するのは避けられないということです。

現在、３つの列車が南に向かって クアラルンプールからグマスに走っています。９２２１番（午前１時２２分発、午前４時着）、９２０１番（午後１１時５０分発、午後２時４０分着）、９２０３番（午後１２時５４分発、午後３時５５分着）。これらすべての列車は居心地の良い座席で、乗車券は同じ料金の(MYR31)です。

グマスではよりゆっくりなジョホールバル行きのシャトル列車に乗り換える必要があります。列車は４つあり、４５番（午前４時１０分発）、２７番（午前６時４５分発）、４３番（午後２時５０分発）、４１番（午後３時４０分発）です。ジョホールバルまでの乗車時間は４時間２０分で、セカンドクラスACシートのみで、料金はMYR21です。

乗車券をバラバラで購入することもできますが、最も便利な乗り継ぎは、クアラルンプールを昼間に出発する９２０１番と、グマスを午後２時５０分に出発する４３番の列車を利用し、目的地に午後７時までに到着するものです。

情報クアラルンプールからシンガポールへ向かう途中で、ジョホールバルで滞在する予定がない場合は、代わりに、クアラルンプールとシンガポール間を行き来している直行バスを利用すると良いでしょう。このバスは速く、便利です。列車の旅を希望する場合は、ジョホールバルに到着後、夕方過ぎに出発する、ジョホールバルからシンガポールに向かう列車に乗れます。（午後７時発の８７番、午後９時発の９１番、午後１０時発の９３番、すべてMYR5）ウッドランズには約２０分で到着します。

もしジョホールバル、もしくはジョホール州で数日間過ごす予定がある場合は、宿泊先を事前に予約しておき、JB Sentralから直接宿泊先へ向かいましょう。ジョホールバルでは日没後に道を歩くことは避けたほうが良いでしょう。

クアラルンプールからジョホールバルへのバスで

クアラルンプールとジョホールバル間はたくさんの会社によって移動手段が提供されています。一日中、クアラルンプールの様々な場所から出発しており、様々な 料金設定がされています。ほとんどのものが、クアラルンプールのTerminal Bersepadu Selatanから出発しており、バスは最も大きなジョホールバルのバスターミナルLarkin bus terminalに到着します。料金は様々で、MYR33からMYR42でSeasons Express、Five Stars Express、Star Oistna Express、KKKL Expressのほぼ同じサービスを利用できます。Billion Stars Expreeは２倍の料金がかかりますが、移動時間（４時間２０分）を考慮すれば、より心地よい旅のために支払うには価値があるかもしれません。午前７時半〜８時から夜中まで、バスはジョホールバルに向けてTerminal Bersepadu Selatanから出発しています。

もし、TBSが便利でない場合は、Five Stars Express bus（午前８時４５分発、午前１１時発：MYR42）に乗車できる、ブキットビンタン近くのインビBerjaya Times Squareのバスターミナルを調べてみましょう。これらのバスもジョホールバルのLarking bus terminalに到着します。その他の夜発を含む便利な行き方は、Billion Stars Expressの1ウタマ午後１１時４５分発、北西行き。Star Coach Expressのプデュラヤ午後１２時２０分発です。どちらもKLCCとブキットビンタンから簡単に行けます。どちらの会社も他社に比べ、より高い乗車券を販売していますが、とてもくつろげる旅をすることができます(MYR65-MYR80)。

ジョホールバルのLarkin Bus Terminalはマレーシアの主要なルートに向けてバスを走らせています。そして、シンガポールへ行き来する国際バスを利用するのにも便利です。ガルーダとガルーダ２の交流点に位置し、他のローカルのバスのルートにもなっています。最も便利な、メルドラム地域に近い、JB Sentral行きを含みます。

KLIA（クアラルンプール国際空港）とKLIA2（クアラルンプール国際空港新ターミナル）からジョホールバルへ

マレーシアの首都に飛行機で到着し、ジョホールバル、シンガポールへすぐに移動したい場合、空港（KLIAもしくはKLIA2）から町に出てジョホールバル行きの公共交通機関を利用する必要はありません。KLIA、KLIA2共に、YoY o Express(MYR100)が運行するジョホールバルへの直行バスが出ています。毎日、毎晩、たくさんのバスがKLIAとKLIA2からジョホールバルに向けて定期的に出発しています（夜中１２時頃、午前３時頃の出発もあります）。これらはすべて、居心地の良い柔らかい座席のVIPバスです。バスはクアラルンプールの空港からジョホールバルまでの３２０kmの道のりを４時間かけて移動し、ジョホールバルの北西に位置する、Taman Ungku Tun Aminahバスターミナル(TUTA)に到着します。このターミナルは町中のルートを走るバスの運行もしており、その中には、シンガポールに繋がるバスに乗り換えられる、町の中心街のLarkin bus terminal（１３km）行きのローカルバスもあります。

空港からジョホールバル行きの直行バスは、クアラルンプールセントラル行きや他のKLJBルートを利用するクアラルンプールのバス停行きよりは値段が高いですが、より短時間で移動することができます。

なぜジョホールバルへ行くのか

ジョホールバルは休暇先としてというよりは、工業都市としてマレーシアで２番目に大きく、最も若い都市のひとつで、旅行客はたくさん見られません。ジョホールバルはシンガポールに近く、週末にシンガポールからたくさんの人々が食事やショッピングを楽しみに訪れます。ジョホールバルはシンガポールに行くのに便利な場所です。マレーペニンシュラにのんびりと向かう予定であれば、Causeway Express busでシンガポールに向かう前にジョホールバルで一泊すると良いでしょう。街中で観光する場所はあまりありませんが、自然が好きな人は、田舎まで足を伸ばせば、ジョホールでたくさん観光をすることができます。世界最古の熱帯雨林の１つである、エンダウ・ロンピン国立公園でジャングル・トレッキングをしたり、シブ島のマリンパークでダイビングやシュノーケリングをすることもできます。または、街で夜を過ごし、シンガポールに向かう旅の途中で、美しい寺院を訪れるのも良いでしょう。

ジョホールバル内の移動方法

ローカルバスはジョホールバルを移動したり、郊外に移動するのに便利です。バスには行き先表記がありますし、運転手や乗客に道順などを聞くこともできます。バスは午後１０時から１１時の間に運行を終了します。乗車料金はMYR1からで、行き先によって変動します。

タクシーは料金が低価格ですがJB Sentral辺りにいる勧誘には気をつけましょう。旅行者相手に必要以上の料金を請求したり、勧誘を断ると手荒い対応をする者もいます。運転手がメーターを使いたがらない場合は、乗るのを拒否しましょう。

ジョホールバルの宿泊施設

週末にシンガポールからやってくる人がたくさんいるジョホールバルでは、宿泊先を探すのは困難ではありません。部屋はお手頃な価格で、一泊MYR40からありますが、これらは中心地から少し離れた場所にあります。中心街のホテルを探すのであれば、メルドラム地域か、CIQ（税関、入国審査、検疫の建物）の南東にあるタンジョンプテリ辺りが良いでしょう。料金は最低でも１泊MYR100はかかると予定しておきましょう。

注意ジョホールバルのホテルの料金の支払いは主に現金のみです。

ジョホールバルでやること

ジョホールバルでは様々な寺院を見ることができます。世界初のガラスの寺院、Arulmigu Sri Rajakaliamman Hindu Templeは見逃さないでください。その外見は観光客を驚かせるでしょう。冷房も完備されています。小さな丘Sultan Abu Bakar State Mosqueの上からはムーア式中庭やビクトリア建築を見ることができます。Masjid Indiaは２つのタワーがある独特な外見ですが、他の現代モスクとの違いはあまりまりません。１９世紀のローマンカトリック協会はジョホールバルの最も古い建物の一つです。

Rumah Limasでは興味深い伝統的な木製のマレーの家を垣間見ることができます。８つがディスプレーされています。蘭園、文化ショー、ギフトショップ、マッサージ、ショッピング、マレー料理などがあり、散策するには最適な場所です。子供はアジアで最初にオープンしたレゴランドや、 スルタンアブバカールモスクの向えにあるマレーシア最古の動物園、ジョホールバル動物園を訪れると良いでしょう。

もし二日ほど滞在に余裕があるのであれば、Endau Rompin National ParkやSibu Islandへ行くのも良いでしょう。

ジョホールバルからシンガポールへ

ジョホールバルからシンガポールへは、バスか電車でたったの３０分で到着します。バスも電車も一日中、定期的に出発してします。電車は橋のシンガポール側のWoodlands checkpointに到着し、そこからバスで市内中心部に向かう必要があります。

ラルキンバスターミナルからのバスは中心地の北東に位置するGolden Mile Towerか、バンサン通りの角に位置する*Queen Streetに到着します。どちらともメトロを利用して宿泊場所へ移動することができます。また、いくつかの会社がレゴランド　ジョホールからLavender MRT, Singapore FlyersやGolden Mile Towerを含むシンガポールの様々な場所への直行を運行しています（全てMYR39-MYR42）。

安全面

ジョホールバルは犯罪で評判が悪い町です。実際、マレーシアの他の都市や地域よりも死の犯罪率は高いです。しかしそれはジョホールバルを訪れない理由にはなりません。夜中歩き回らない、カバンを持ちあるくときは気をつける、パスポートをしっかりと管理する、など基本的に気をつけていれば、問題はないでしょう。