リペ島からパークバーラ(Pak Bara)までの行き方
パークバーラは、リペ島滞在後に本土へ戻る際の主要な港になります。トラン、クラビ、ハトヤイ、プーケット等々、次に行く場所がどこであれ、簡単な行き方はリペ島発パークバーラ行きのスピードボートに乗る方法です。大体11~4月のベストシーズンには、リペ島と本土間を運航するフェリーがとても多くあります。他の季節は、1日1本となり、天候が悪いとキャンセルになることもあります。リペ島からパークバーラまでの船移動には、1時間半~2時間くらいかかり、海が荒れている時には結構揺れますので、酔い易いかたは酔い止めを服用した方が良いでしょう。
リペ島からパークバーラ までスピードボート利用
高速船の運航会社がいたるところにあり、どれもサービス、乗り心地、金額は似たり寄ったりです。ジョリートラベル(Jolly Travel)や リペフェリー&高速船(Lipe Ferry and speed boat)は、1人あたり500バーツ、ダンアドベンチャー(A Dang Adventure)や タイガーフェリー(Tiger Ferry)は700バーツくらいになります。その中でも、タイガーフェリーは一番大きく安定した船を持っています。リペ島と、クラビやマレー島のランカウイ島を含む、アンダマン海のアダン島やその先の島々、タルタオ海洋国立公園内の島々を結びます。パークバーラ発リペ島行きの始発は9:00amで、最終は4:00pmです。繁忙期にはとても混み合う、パークバーラ港へ寄港します。
パークバーラから先への移動手段
パークバーラには売店が点在している位で、何もありませんので立寄る必要はありません。それでパークバーラに滞在する必要がある方は、メイン通りにとても質素なゲストハウスが2軒ほどあります。そうは言っても、パークバーラはラングの港であり、長距離バス、いえバス停がありません。それでも、トラン、ランタ島、プーケット、パンガーやハトヤイを含む、アンダマンの都市までバンが毎日出ています。それに乗るには、パークバーラに11:30amまでには着いてないとならないので、リペ島は9:30am前までには出ないといけません。
それ以降に着いた場合、オレンジ色のソンテウでラングーバス停まで行ってください(20バーツ)。通常、ソンテウは毎30分くらいに走っています。ラングーバス停からは、ローカルバスまたはバンで、タイ国内の他の主要都市や県へと繋がるサントゥン、トラン、ハトヤイへと行けます。
リペ島からハトヤイまでのコンビネーショントリップ
大体の旅行客が、パークバーラからの移動が大変なため、リペ島から次の目的地までの組合せチケットを購入します。国内の北の方や、マレーシアへと南下するために、リペ島発ハトヤイ・空港行き(700バーツ)または鉄道駅行き(600バーツ)の組合せチケットを買う意味はあります。
バンコク行きの北方線が、2:30pm~6:45pmの間に2本ハトヤイを通過します。リペ島発のコンビネーショントリップだと、この電車に間に合うように鉄道駅に着きます。一番良い選択は、ハトヤイ6:45pm発フアランポーン11:00am着の36号で、一等・二等寝台車両の両方があります(1000~1800バーツ)。バスで移動する方が良ければ、鉄道駅から2km弱東のディアナプラザ近くのハトヤイバスターミナル1番から夜行バスが出ています。バスの方が、電車よりも少々早くて安いです(800バーツ・14時間要)
ハトヤイ国際空港は、毎日80本以上のフライトが発着する、タイ南部の主要ハブ空港です。ハトヤイ空港からは、バンコクの2つの空港や、チェンマイ、チェンライ、コンケーン、エアアジア利用でパタヤ (ユータパオ)、また バンコクエアウェイズ利用プーケット行きがあります。国際線には、クアラルンプール行き (エアーアジア)やシンガポール行き(タイガーエアウェイズ)が含まれます。
リペ島から他都市へ
高速船タイガーフェリーが、リペ島とアンダマン海諸島やクラビ、プーケットを結んでいます。言うならば、リペ島からランカウイの直行は考え物で、リペ島からプーケットはお金も時間もかかります(8時間、2400バーツ要)。高速船で8時間移動はちょっと、と言う方にはパクバラまでの船に乗り、港でバンに乗換えることをご検討ください。この場合時間は長くかかりますが(リペ島からパクバラまで2時間、パクバラからプーケットまで約7時間)、バスと船は全く違う乗り物です。ランタ島やピピ島のような島々は同様です。リボン島、クラダン島、ムック、ガイ島のトラン諸島は、トラン・ハトヤイ港から船で行けます。しかしながら、天候が良ければ船旅を気にすることもないですし、行きたかった島へと船を乗り換えるのはいかがですか?
こちらは、リペ島から行ける島々です。
タルタオ島
タルタオ海洋国立公園、またサトゥン県のタルタオ湾で一番大きな島、タルタオ島は、刑務所だった時期がありましたが、今では漁業や農業が盛んとなっています。また、イリエワニでも有名です。
リペ島からタルタオ島までの距離は40km以下。リペ島からタルタオ島まで、高速船だと1時間位となりますが、パックバラ行き(500バーツ)同額のチケット代金となります。リペ島‐パークバーラ間の全ての船は、タルタオ島にも寄港しますので、問題なく乗船できます。
ブロン島
ブロン島(Koh Bulon Leh)も、タルタオ湾諸島に属しており、リペ島の北東45kmの所にありますが、多くの船がリペ島からタルタオ島に先に寄ってからブロン島へ行くため、合計の移動は65kmとなります。ブロン島までは1時間半の船旅となります。島内に車は走っておらず、とても小さな街になります。自然豊かな所やビーチでゆっくりしたい方は、ブロン島をチェックしてみてください。
リボン島
リボン島(Koh Libong)は、名の知れた島であり、トラン県で一番大きな島です。リペ島からリボン島までの船旅は3時間となります(850バーツ)。とても落ち着いた素朴なリボン島は、ジュゴンの生息地として知られています。
ムック島
ムック島は、トラン諸島に属しており、クラダン島から北東8kmの所にあります。リペ島から、フェリーは先にムック島行き、クラダン島へ先に向かいます。ムック島までの所要時間は、3時間半となります(1600バーツ)。近隣諸島の3つの島、クラダン島、ンガイ島、ムック島の中では、後者はあまり知られていませんが、素晴らしいビーチがあり、宿泊施設もそのエリアの平均よりも安く、お手頃な料金であります。そうは言いましても、リペ島の開発後、ムック島は落ち着いた雰囲気があります。
クラダン島
絵画のような白い砂浜に透き通った水があり、素晴らしいタイの島々のひとつである、クラダン島は究極なビーチリゾートです。賑やかなナイトライフもなく、開発も進んでおらず、ハンモックに揺られてだらだらと過ごしたり、沖合でスノーケリングをするのがクラダン島の基本的な過ごし方となります。リペ島からクラダン島までは4時間かかりまして、費用は結構します(1800バーツ)。
ンガイ島
ンガイ島までは、クラダン・ムック・ンガイのアイランドホッピング内で簡単に行くことができます。ランタ諸島に属していて、ロマンチックなご旅行には素晴らしい所です。過ごし方としては、スパでゆっくりしたり、ラグジュアリーなリゾートで静かに過ごす感じです。ただ、ンガイ島は安くありません。リペ島からンガイ島まで4時間半かかります(1600バーツ)。
ランタ島
ランタ島の長い砂浜は、全く混み合うことがありません。クラビ県の石灰山の風景はないものの、ビーチだけではない魅力がランタ島にはあります。ランタのオールドタウンは、木造の家屋や、一風変わったお店、長めの良い魚料理のレストラン、あったかい雰囲気に、中国の赤い提灯。お母さんたちが作る伝統的なイスラムの味、マレー料理はとてもおいしそうで、カオリ―ビレッジ(Chao Leh village)から点々カラフルな漁船が海に浮かんでいます。リペ島からランタ島までの船旅は、1700バーツかかります。また、6時間位かかると思ってください。