パークバラからリペ島までの行き方
アンダマン海にあり、タルタオ国立公園内では2つ目に大きな島、リペ島はそれにも関わらず公園の管轄下では落ちない、つまり、ある特定の開発を推し進めることは出来ないとしながらも、200バーツの国立公園の入園料を支払うことになります。ハイシーズン以外は、サトゥン県のパークバーラから1日1本だけリペ島行きの船があります。11月~5月の間で、出発日を決めてください。タイのトラン発、マレーシアのランカウイ発でリペ島までの船があり、バンコクやハトヤイ発リペ行きの組合せチケットを買うこともできます。プーケットやピピ発もあります。ただし、リペ行きで一番人気があるのは、サトゥンから60kmの所にある小さな街、パークバーラ発です。
パークバラまでの行き方
パークバーラへ行くには、ある程度の努力で大丈夫です。ラング―バス停(Langu bus station)からソンテウでパークバーラまでは行けますが(30分、20バーツ要)、ラング―まではサトゥン、トラン、またはハトヤイからバスやバンに乗らなければならず、約1時間かかります(50~100バーツ)。簡単に移動できるので、ハトヤイ発(5時間)、トラン発(5時間)またはクラビ発(7時間)の組合せチケット を使って、乗換えも楽にしたいものです。
ジョリートラベルは、ラング―バス停からリペ島までの組合せチケットをお得に販売しています(600バーツ、2時間半)。
一口メモ パークバーラ到着が遅くリペ島の最終フェリーに間に合わなかったとしても、そんなにがっかりしないでください。メイン通りには、錆びれていますが宿泊施設や食べ物屋さんがあります。
リペ島以外にも、パークバーラからはタルタオ島やブロン島行きの船もあります。
パークバーラからリペ島までスピードボート利用
自分自身で旅程を組む方がお好きでしたら、パークバーラからリペ島まで船を使ってください。パークバーラの港からリペ島までは、1時間半~2時間となります。ただ、船酔いしやすい方には向いていません。かなり揺れるので、準備が必要です。リペ島行きの始発は9amで、最終は3:30pm前くらいになり、島には暗くなる前に到着となります。ハイシーズンには、パークバーラからリペ島まで1日5本の船が出ています。料金は500~700バーツと変わりますが、このルートを運航する会社フェリーリペ&スピードボート、ジョリートラベル、またダンシ―アドベンチャーは、どこもサービスが似ているので、どの会社を利用しても変わりありません。殆ど全ての船が、タルタオ島かブロン島へ先に寄港し、その後にリペ島、パタヤビーチから100mほどの港へと進みます。
覚え書 港では、国立公園入園料として200バーツ、さらに目的地の島までロングテールボート利用料で70バーツを追加で支払う必要があります。国立公園、ロングテールボートの料金は、チケット代金に含まれておりません。
リペ島に行く理由
リペ島の自然美はただ素晴らしいものです。“白い砂浜に青い海”の名目は、他の島にも言えることでありますが、リペ島は言葉を失うほどです。昔は、バックパッカーの隠れた聖地で、ビーチ沿いに少しの宿があり、道路は舗装されておらず、ナイトライフは皆無でしたが、このような時は既に過ぎ去りし時となり、観光客は増大しています。マレー、中国、また他のアジアから大勢訪れており、リペ島はその美しさから呪いとるピピ島に次ぐ2番目となる。
リペ島では、ごみ処理の問題があります。きれいなビーチにはごみが敷き詰められ、リサイクルされる代わりに焼却処理されています。政府は、どうにかしようと試みてはいるものの、現状では入園料を取る所までになっています。タイではよくあることですが、リペ島はこのお金をうまく使えていないように見受けられます。そうは言いましても、リペ島の魅力はまだ残っています。だれもどの位続くかは知りませんので、もしも島を訪れる計画をされていましたら、遅くなる前に、今すぐ行きましょう。
リペ島内の移動方法
リペ島は、小さな島で、歩いて一周できるほどです。ビーチから、別のビーチまで5分から45分位で歩いていけます。メインは3つのビーチで、一番人気のパタヤビーチ、サンセットビーチ、またサンライズビーチとなります。バイタクもあり、行先に応じて50~200バーツ位で、または宿泊所が無料で貸し出しをしている自転車もあります。
リペ島の宿泊施設
リペ島では、新しい宿泊施設がどんどんと増えていますが、島の大きさからして数には限りがあります。その殆どは、ハイシーズンにだけ運営をしていますが、近年では多くの宿が通年営業しています。
一般的に、リペ島の宿泊施設にお得なものはありません。ハイシーズンでは、バンガローでも1000バーツ以下の所はなく、安い所にはエアコンやホットシャワーもないほど質素になります。ある所では、安い料金を表の看板に表示して客引きをしていますが、実際の料金は高いので、だれも安い料金では部屋を見つけられません。クリスマス、お正月、チャイニーズニューイヤー、またソンクラン時期は、絶対に事前予約が必要になります。そうしないと、シェアルームでも1人あたり1500バーツ支払わなければならなくなります。
パタヤビーチは、安宿がまだ残っているエリアとなりますが、とても混み合っていて騒がしい所であることを覚えていてください。いくつかのバーは、奥にある部屋を貸しているので、ホテルが満室の時には使えますが、静かに眠ることは出来ません。
よりプライベートな方が良い方は、サンセットビーチを試してみてください。中位から豪華なリゾートまで、建設が続いていても、安宿がまだ残っています。サンセット側は、夕暮れ時の一杯にいつも適している所ですので、そこに滞在していようがいまいが、必見の価値があります。サンライズビーチは、美しいスポットで、孤立と発展の間のちょうど良いバランスがあります。
リペ島でやること
リペ島のアクティビティは、殆どが海にちなんでいる物であることに不思議はありません。浜辺で日焼けをしたり、ターコイズ色の透き通った水以外に何かお探しの方は、スノーケリングやダイビング、またはフリーダイビングに挑戦してみてください。リペ島には、PADIやSDIのレッスンを多言語で行っているダイビングショップやスクールが十分にあります。島の周辺にあるサンゴは、水の温度が高くなっている事から大体が死んでいますが、アダン諸島の島々周辺では素敵なサンゴが残り、豊富な海洋生物が暮らしています。
そこまで行くには、パッケージツアーへご参加頂くか、ロングテールボートを貸し切ってください。後者の方が、諸島をより楽しむことができるでしょう。料金は3時間で1500バーツからで、どれ位チャーターするかによって料金も変わります。
アダン島、ラウィ島、ヒンンガム島のような近隣諸島へのカヤックは、結構なチャレンジとなりますので、リラックスしたい方は島の周辺を周る方が良いでしょう。
一口メモ リペ島周辺での釣りは違法です。呼び名は何であれ、釣りが含まれるツアーへの参加はお控えください。
リペ島から遠方へ
11月~5月にかけて、タイガートラベル、トロピカルチャーターズ、サトゥンパークバーラ・スピードボートクラブ等々がリペ島からマレーシアのランカウイ島までデイリー船を運航します。ランカウイ行きのチケットを購入される前に、ビザ要項をお確かめください。
もしも、国内を旅する予定がある場合は、リペ島からハトヤイ行きまたはクラビ行きのフェリー+バンの組合せチケットを買うのが一番賢明でしょう。
リペ島を含む、タイガートラベルのアンダマン、クラビルートどちらでも、ムック島、クラダン島、ンガイ島、リボン島などの全トラン諸島と繋がっており、ランタ島、ピピ島、プーケットやクラビも同様です。