ポイペット(Poipet)からプノンペンまでの行き方
ポイペットからプノンペンまでの陸路移動は、車で8時間ほど、バスだとトイレ休憩やお店に立寄ったりするため、それより少し長くかかります。残念ながら、電車は改装されて再開すると言われていたにも関わらず走っていません。したがって、国道5号線が唯一、首都まで直通の道となります。ポイペットからプノンペンまで、国道5号線を使うと415kmになります。国道5号線は、南東にシェムリアップ行きのバスが走る国道6号線とは逆にタイ国境から南に走ります。国道5号線は、バッタンバン(Battambang) を経由し、トンレサップ湖の西側を沿って首都へと行きます。旅程の中にバッタンバンが含まれているようでしたら、最初に行って、その後に南下することも出来ます。
ポイペットからプノンペンまでバスで
国境ではポイペット発プノンペン行きのバスに、2つの異なるバス停があり、カンボジア側へと国境を越えたら無料シャトルバスが乗換え地まで連れて行ってくれます。この地点で、プノンペンまでバスで行くか、タクシーで行くかを選べます。一口メモ カンボジアへ入国前にタイ税関へ着くまでは、ビザのことやその費用のことについて誰とも話してはいけません。多くの観光客が両替をしてビザ代を支払うように誘導されますが、安心してください、税関のスタッフと直接話すだけです。
ポイペット発プノンペン行きのバスの時刻表がない時期もありましたが、近年ではそれが変わり、毎日早朝から正午発に出発時刻が確定されました
こういったバスは、ポイペット発シェムリアップ行きとは違うものの、基本的にはエアコン完備で、乗り心地もまぁまぁ良いです。
今現在、この路線ではキャピタルツアーズ(Capitol Tours)や、パラマオウント(Paramount)もプノンペン行きを走らせている中で、ソーリャ(Sorya)が一番人気のバス会社です。大人1名片道でUSD8~10になります。
プノンペンソーリャ社の、朝発は6:30am・9:00am・10:30am・11:30amです。他社のバスでは、午後発12:00pm・12:30pm・7:30pm発もあります。
重要 バス移動は、停留所も多く、乗客も多いため、より時間がもっとかかります。プノンペンまでお急ぎでしたら、おそらくタクシーやVIPミニバンを選んだ方がベストです。
ポイペットからプノンペンまでタクシーで
カンボジア首都まで最安値の移動手段ではありませんが、もしも少しでも快適に旅行をされたい方々には、シェアタクシーも手ごろではあります。バスの乗客達がビザチェックを受けたり、トイレ休憩から戻ってくるのを待つこともないので、時間の節約にもなります。4人でシェアをすれば、1名あたり大体USD15~25くらいになります。ポイペットからプノンペンまでミニバン/バンでの行き方
ミニバン移動は、スタンダードバスよりも数ドル安く(USD12~17)なりますが、走行も速く、乗り心地も良いのでカンボジア内の移動には人気が高まって来ています。スタンダードバスよりもはるかに小さい車体でありながら、よりスペースがあり、座席も座り心地良く、無料WIFIの提供も始まりつつあります。どれにしようか迷われてるようでしたら、ポイペットからプノンペンまで疑う余地なく最速で、乗り心地も良く、便利で信頼が置けるVIPミニバンを選ぶことができます。ジロエクスプレス(Thero Express)もおすすめです。
プノンペンでは、多くのバスやミニバンがメコン川のナイトマーケットで停まり、プノンペン市内の宿泊施設に近い場所になります。しかしながら、バス・バンの会社の中には、市内の南西にあるセントラルマーケットが停車地になる会社もあります。到着場所についてよくわからなければ、客待ちのトゥクトゥクが宿泊先ホテルまで連れて行ってくれます。
一口メモ ほとんどのトゥクトゥクドライバーが、とても親身ではありますが、どの新しいシティーでもローカルからアドバイスをもらう時は気を付けるべきです。例えば、宿泊施設を事前に予約してなくてトゥクトゥクの運転手から良いアドバイス貰えると思わないでください。一般的に、到着前に泊まる所は確保しておきましょう。
ポイペット発バッタンバン経由プノンペン行き
バッタンバン(Battambang)で下車をすることを決められた場合、バッタンバンの新しいバス停は、市内中心部の西3kmの所にあるので覚えておいてください。全てのバス(バンは対象外)は、こちらのバス停から発着します。トゥクトゥクが、バス停発着でUSD1かかります。プノンペンへと移動を進める場合、キャピトルツアーズ(Capitol Tours)のような大きなバス会社数社は、チケット代金の中に中心地からバス停までの送迎も含めていますので、旅行会社でチケットを購入される際には事前にお問い合わせください。ポイペット発シェムリアップ経由プノンペン行き
カンボジアに到着する殆どの旅行客が、アンコールワットや、シェムリアップを訪問される意図があります。シェムリアップ経由は、プノンペン直行ではないのですが、高速6号線沿いを走るポイペット発シェムリアップ行きの直行バスがあるので簡単です。
走行時間は3時間強で、カンボジア国内を陸路で移動する観光客には一番一般的なルートであり、バスは少々ラグジュアリーな感じがあります。シェムリアップまでの道中では度々休憩をはさみますが、道路がちゃんと舗装されているため、150kmの距離を適度な時間でカバーすることが出来ます。途中の景色は、カンボジアのほとんどの地方地域と比べると少し劣ります。
なぜプノンペンへ行くのか
メコン川がトンレサップ川と交わる所であるカンボジアの首都は、高層ビルとウォーターフロントの緑豊かな木々が良い具合に混ざっており、また暗い過去の歴史もあります。この大都市は未来に向けて急速に発展していますが、その周辺地域で見ることが出来る恐ろしい過去にも悩まされています。
S-21やキリングフィールドは、人々を滅ぼすだけでなく、間違いなく悲惨な大虐殺の最も有名な遺産で、以来プノンペンはフェニックスのように輝く宮殿、すばらしい博物館、賑わう市場や活気あふれるナイトライフの集合体になっています。静かな午後にワットプノン(Wat Phnom)の頂上に立ったり、シルバーパゴダの純粋な威厳に崇拝したりと、プノンペンでは様々な楽しいアトラクションから何をするか選ぶことが出来ます。フレンドリーな地元の人達が呼び込む活気あふれる市場や、観光スポットは探検したい気持ちが湧く、プノンペンは悲劇的な過去がありましたが、熱心なローカルや様々なアトラクションが未来を明るくしていることは間違いありません。
プノンペンから遠方へ
利用客が多いプノンペン発の国際線は、ベトナムのホーチミンです。多くのバス会社が運行しているルートで、選ぶとしたら普通車で行くか、とても乗り心地の良いVIPミニバンで行くかのどちらかです。
カンボジアのバスに疲れたら、プノンペン空港からバンコク、ハノイ、ホーチミンを含む東南アジアの他都市まで定期便が飛んでいますし、マレーシアのクアラルンプールにも安いフライトが運航しています。
カンポット(Kampot)と、眠れる街ケップ(Kep)はどちらのプノンペンから行ける人気の場所で、どちらもバスで3時間位で行けます。
料金はUSD10以内で、バスはどちらかと言うとベーシックですが、150kmの道のりは整備されているので、どちらも先に行く価値はあります。
カンボジアでもう一つかなり人気が高い場所は、シアヌークビル(Sihanoukville)で、こちらのビーチリゾートまでは上記に述べたカンポット路線の先にあり、とても簡単に行くことが出来ます。所要時間は5時間以内で、240kmになる距離は滑走路のようにとても整っています。プノンペン発シアヌークビル行きのバスは、高速4号線沿いより早朝から夕刻まで出発しており、料金はUSD12またはUSD14になります。