パクセ―(Pakse)からシェムリアップまでの行き方
シェムリアップは、アンコール寺院に近接しているため、カンボジア内で一番人気がある観光地です。そのため、ラオスのパクセ―から行きやすくなっています。300kmの距離ですが、陸路移動の場合はストゥントレン経由ですと最低でも9時間、クラティエ(Kratie)やカンポンチャム経由にすると、もっと時間がかかります。でも、フライト利用であれば、たったの1時間となります。
パクセ―は南ラオスのハブ都市なので、カンボジアへの行き方ま様々ありまり、特にシェムリアップとのコネクションはとても良く、約USD30となります。バスやミニバンも多数の会社が定期的に走らせており、毎日直行便や経由便も運行しています。
パクセ―からシェムリアップまでストゥントレン経由で行くとしたら、距離は約530kmで、もしもうまく行った場合でも最低9時間かかります。
パクセ―発、国境、またはカンポンチャム行きを運行するバス会社は多くあり、そこからカンボジアのシェムリアップやプノンペン行きの直行バスに乗換えることができます。
時々、乗継時間や乗車人数をきちんと把握できておらず、待ち時間が伸びたり、座席がなかったりするので、乗継なしで行けるバスに乗る方がベターではあります。
長距離バスは、大型で、早朝に出発します。ラオスのバスは、飲み水の提供があり、エアコン・トイレ付きで比較的乗り心地が良いです。道中、食事休憩もはさみます。また、ビザ申請のアシストもしており、カンボジアビザをまだ持っていない方には申請用紙を配布してくれます。タイからカンボジアへ行く時のビザ詐欺は有名ですが、通常、ラオス‐カンボジア路線ではそれほどではありません。
多くのバス会社がオンラインに情報を掲載してなく、きちんとした会社ではないため、旅行会社やゲストハスでチケット予約が出来ます。選択肢は多くありますので、早くからの事前予約は必要ありませんが、ハイシーズン(12~3月)だけは気を付けてください。
覚え書 シェムリアップ着の全てのバスは、街から7km離れたバスターミナルに到着します。トゥクトゥクで少し移動が必要です。
通常、ミニバンは小さく小回りが利き、交通の便もよく、乗客も少ないため、バスより速く進めます。約12人乗りで後方や乗客の間に荷物が積まれます。バスよりも足元は広いですし、飲み水の配布があり、エアコン付です。
シェムリアップ行きのバンは翌朝に出て、日中に国境を通過、同日の夕刻にシェムリアップに到着します。
多くの場合、パクセ―発のミニバンは国境へ行き、そこから先はカンボジアのミニバンへと乗換え、ストゥントレンではランチ休憩をします。ミニバンの予約は、オンライン予約が主流でないので、旅行会社やゲストハウスに問い合わせてください。バンは、毎日運行しているので、前日や前々日の予約で十分間に合います。
アジアバントランスファー(AVT)は、8:00am発は1本あり、シェムリアップまで10時間半、USD30となります。
ラオス航空は、シェムリアップまで直行便を1週間に5本運行。他の日は、ラオス航空や他の航空会社が運航する乗継便がありますが、パクセ―は主要ハブ空港でないため、プノンペン、サイゴン、ビエンチャン、またはルアンパバーン乗継となり、バスと同じだけの時間がかかります。
フライトは、片道約1時間、USD100がかかります。
国境での価格高騰や面倒な手続きを避けるため、もしも可能であれば事前にビザを取得しておくのがベストです。事前に申請する場合は数日かかるため、もしも無理であればアライバルビザも簡単に取れます。申請代金はまちまちですがUSD35か、パスポート申請用サイズの写真がなければ追加で少し掛かります。国境にはATMやカードリーダーがない可能性があるので、現金でUSDを用意するように覚えておいてください。
カンボジアはUSDを使いますので、事前に両替をするのが有利ですし、ストゥントレンやシェムリアップにはATMもあります。
アンコールワットは、今では世界で一番の観光地となり、世界で一番大きな寺院です。映画トゥームレイダーが公開されてから、一躍有名となりましたが、シェムリアップに近接するいくつもあるアンコール時代の寺院の一つでしかありません。人々は11世紀の歴史的建造物を見学しに訪れますが、シェムリアップには他にもアウトドアのアクティビティからショッピング、博物館、民族品や人道的支援などなど、インターナショナルからローカル食、ナイトライフまで盛り沢山です。
シェムリアップ発で人気がある1日観光は、トンレサップ湖のフローティングビレッジで、土地のないベトナムからの移民が東南アジアで一番大きな湖を使い、家を建て流されることなく水面に住んでいます。また、バイクで田舎の遺跡めぐりや、民族文化、トロピカルマーケットや手芸を見たりできます。クーレン山(Mount Kulen)は、もうひとつの訪れる価値がある自然のアトラクションで、カンボジアの最も神聖な山と巡礼地にある滝が見れます。
シェムリアップは、他都市と陸路でも空路でも網羅されてます。毎年、シェムリアップ発着の直行便は増え続けており、カンボジアのハブ空港となって来ています。
カンボジア国内ですと、シアヌークビルやプノンペンまではフライトがあり、陸路移動ではポイペット経由のバンコクを含みどこへでも行けます。
シェムリアップは、カンボジアの北西に位置しているため、新しく舗装された道路があるので今ではたったの4時間でプノンペンへ行けますし、そこを通過して他の観光地へも行くことが可能です。
カンポット、シアヌークビル、モンドルキリ(Mondulkiri)は、シェムリアップからバス、ミニバン、またタクシーを利用してプノンペンを経由で行くことが出来ます。プノンペンや バッタンバン(Battambang)までは、トンレサップ湖や川を下って行く船もあり、渋滞知らずで約6時間要です。