イポーからクアラルンプールへの行き方
イポーからクアラルンプールへ
ペラ州の首都、イポーは、クアラルンプールの約200km北にあるマレーシア半島の西部に位置しています。イポーはペナンからクアラルンプールへ行くルートに便利な停留所であり、マレーシア半島の最も美しい島の一つであるパンコール島への玄関口でもあります。イポーはマレーシアの首都に電車やバスで結ばれています。この2つの都市を結ぶ旅は約2時間半〜4時間かかります。
イポーからクアラルンプールまで電車で
ETS列車がクアラルンプールセントラルとイポー間を結ぶ運行を始めた2010年以降は、これが最速の移動ルートとなりました。クアラルンプールへの始発は午前5時出発、終電は午後10時50分発です。始発と終電の間にはたくさんの数の電車が出発しています。特に午前6時半から午前10時半の間はクアラルンプールで働くイポーに住む人々が通勤に利用するため、たくさんの本数が出ています。イポーの鉄道 駅は、ムーアとバロック様式のヨーロッパ建築の素晴らしい例です。クアラルンプールセントラルについで国内で2番目に美しい鉄道駅と言われています。KL Sentralに到着すると、両駅を比較することができます。イポーからクアラルンプールへ行くのは比較的短い旅なので、最も高価な乗車券を購入する必要はありません。ETSが提供している3つのタイプの乗車券、ETSシルバー、ETSゴールド、ETSプラチナムはどれも柔らかい座席を提供しており、十分と言えるでしょう。乗車券はMYR25/35/46となっています。
イポーからクアラルンプールまでバスで
イポーの主要バスターミナルAman Jayaはイポーとクアラルンプールを結ぶルートを運行しています。このターミナルは、イポーの鉄道駅とオールドタウンから北へ16kmに位置し、鉄道駅からローカルバス116番(MYR2.40:20分)でいくことができます。タクシーは中心地からMYR20からMYR30ほどでしょう。Aman Jaya ターミナルは店やレストラン、エアコンの効いた大きな待合ホールがあり、バスの出発時間までの間を快適に過ごすことができるでしょう。イポーからクアラルンプールへ向かうバスは最終目的地まで2時間半から4時間かかり、クアラルンプールの到着ターミナルによって時間は変わります。首都の南に位置するクアラルンプール最大のターミナル、TBSには約3時間かかると見込んでおきましょう。Kesatuan EkspressとAmazin ExpressはどちらもTBSに到着します。イポーからクアラルンプール行きの乗車券は大半の会社が約MYR40ほどで販売しています。
イポーからKLIAとKLIA2へ
イポーとKLIA/KLIA2を結ぶ直行サービスが手頃な価格(MYR42)であります。飛行機に乗り遅れないために、最低でもフライトの4時間前にはイポーを出発してKLIAもしくはKLIA2に向かいましょう。Star Shuttle Expressは3本の夜行バス(午後11時半発、午前1時発、午前2時半発)と2本の朝出発バス(午前7時半発、午前9時半発)を運営しています。また、午後と夕方合わせて3本(午後1時半発、午後5時発、午後9時発)のバスも両空港に向けて出発しています。イポーからパンコール島へ
イポーを訪れる理由がどうであれ、1日、もしくは2日をパンコール島を訪れる日程にすると良いでしょう。イポーからはバスとフェリーで簡単に行くことができます。
パンコール島は、近隣にある有名なペナン島の約5倍小さい島ですが、マレーシア半島の中で最も美しい島の一つです。大規模なパーティーはありませんが、ファミリー向けの楽しい場所です。ビーチ、エメラルド色の水、クアラルンプールやイポー、もしくはペナンから簡単にいくことができます。パンコール島がなぜたくさんの人気を得ているのか納得できます。
まず、イポーからLumutの街に出て、そこからフェリーでパンコール島へ向かいます。バスはイポーのAman Jaya バスターミナルからLumut行きに乗り、1時間ほどで到着します。
Lumutからパンコールタウンまではフェリーを利用する必要があります。フェリーの旅は約45分です。フェリーは午前7時から午後8時までの間、定期的に出ており、料金は往復MYR10です。
クアラルンプールに行く理由
マレーシアの首都に夢中になるのは難しい事ではありません。東南アジアの首都の中では一番新しく、大胆な若さと国際的な特徴で人々の心を捉えます。豪華なコロニアルイサンが高層ビル群とのハーモニーが共存し、緑豊かな公園は世界一流のショッピングを楽しんだ後に落ち着けるオアシスになります。中華料理、インド料理、イスラム料理また西洋料理はどれも美味しそうです。また、世界で一番高い2棟ビル、ペトロナスツインタワー(Petronas Towers)は、近代的な賑やかな街を眺めながら凛々しく首都中心にそびえ立っています。
クアラルンプールですること
沢山の博物館、教会、モスク、寺院、歴史的建造物、ショッピング、また自然の宝庫でもあり、クアラルンプールは時間がいくらあっても足りません。様々に多岐に渡って忙しく過ごすのも良いですが、下記のリストのような特別な体験もいかがでしょうか:
ツインタワーは1日かかりです。41・42階のスカイブリッジまで登って、火が沈んでからタワー下の噴水が踊るように動いているのをぼんやりと眺めれば、全く退屈しません。
クアラルンプールタワーはどこにでもありそうなタワーに見えますが、ツインタワーが目の前に見える景色は、間違いなくベストです。回転式レストランは豪華なランチやディナーに向いています。
クアラルンプールは緑豊かで動物園もありますが、レイクガーデン内にあるクアラルンプールバードパークは間違いなく絶世の美で、特に小さなお子様連れにはおすすめです。自由に空を舞う野鳥が、熱帯雨林のど真ん中に誘ってくれます。
ロードムルガンが飾られているバトル洞窟は、外観はとてもカラフルで賑やかに見えますが、100万年もの月日が織りなす洞窟の様はさらに印象深くあります。
セントラルマーケットは、買い物目当ての人達がまず先に訪れる場所で、食べ物の屋台、商店、エンターテイメントがひとつ屋根の下に集結しています。セントラルマーケットは、ぺトナスタワー横のスリラKLCCの絶妙なブティックをさら上回り、KLショッピングの本場を味わえます。