バンコクからチェンマイまでの行き方
バンコクからチェンマイまでの行き方
木や山に囲まれた北方・ランナー王朝の首都でもあったチェンマイには、無数の魅力が詰まっています。昔ながらの豪華な寺院や仏像は、13世紀以前のものまであり、必見のシティです。森林に囲まれた修道院は、山奥や渓谷にひっそりと佇んでいます。カラフルなマーケットでは、OTOP(タイの一村一品運動)製品や、一度食べたら忘れられないカオソーイを代表とする北タイの美味しい食べ物、地元の親切なおもてなしから心に残る体験まで、短期や長期滞在にかかわらず楽しめます。寺院、博物館、ギャラリー、滝、趣のあるカフェ、おしゃれな洋品店や、夜には音楽を楽しんでいる様子をうかがえます。様々なオプションがあるチェンマイを満喫できるでしょう。
チェンマイへの行き方
全土からチェンマイに容易に便利に行くことができます。北方の中心であるため、多くのバスが発着しています。バンコク首都からは、#1バンコクーチェンライ ルートでランパーンまで行き、そこから#11ランパーンーチェンマイ ルートに乗り換え終点まで行きます。北タイ鉄道路線は、バンコクにあるフアランポーン駅からチェンマイまで751kmにもなります。交通手段によりますが、9~14時間の所要時間となります。
バンコクからチェンマイまでのバスでの行き方
バンコクからチェンマイまでのバス旅行は、簡単でリーズナブルに長距離を十分快適に過ごすことができます。チェンマイ行きは、モーチット駅にある北バスターミナルから運行しており、数多くのバス会社(例:バンコクバスライン、サイアムファーストニューヴィリア、など)が一日中運行しているため、選択肢は幅広くあります。殆どのバスが、夜8時以降に出発し、翌朝早くチェンマイ到着となります。ただし、繁忙期(例:4月ソンクラン、7月・10月カオパンサー等のお祭り)は前もって予約をした方が懸命です。料金は、乗り心地の良さによって変わります。予算に余裕がある場合、24席車両のVIP車(800バーツから)がおすすめです。脚と腕を伸ばせるスペースがあります。一番安い(500バーツ)バスは、睡眠がとれるだけの座り心地です。安心感:モーチット バスターミナルはとても巨大ですが、大勢のスタッフが乗客への道案内をしています。おそらく、ターミナル入口で呼び止められてバス停を教えてもらえるでしょう。
またカオサン通りからもバスが出ています。午後8時発の翌朝6時着、タイスリラムバス会社運行で1人あたり650バーツ掛かります。車体はVIP36ですので、カオサン周辺に宿泊中でしたら検討してみても良いかもしれません。県境を越えるバスは、大きなアーケードバス停に到着します。ここは、旧市街地から3km程離れているので、市内の宿泊施設へ行くためにはトゥクトゥクやソンテウ、ロッデンと呼ばれる赤いピックアップトラックをつかまえてください。
バンコクからチェンマイまでの電車での行き方
バンコク発チェンマイ行きの夜行寝台列車は、タイでの代表的な旅の楽しみ方です。チケットはすぐに完売するので(特に安価なもの)、事前予約が必要です。約12時間とバスよりも時間が掛かりますが、乗り心地の良さは電車の方があります。1等、2等車は快適に整備され、折りたたみ式の二段ベッドになっています(閉所恐怖症の方は上段を避けてください)。2等寝台車両には、扇風機の車両と、エアコン付きの車両があるので、予約時には確認してください。王様のような旅をするには、1人2,000バーツ以上の1等個室シングルをお求めください。周りを気にせずプライバシーを保てます。通常の2等車には扇風機が付いており(約600~650バーツ)追加100バーツで寝台車に、200バーツで更にエアコンを付けることができます。車中、文明にさらされていない手付かずの山々や広がる田舎町を車窓から楽しめるため、日中に運行している電車を選んでも良いかもしれません。
一口コメント: 時々売り子が車内を通るので、お菓子や飲み物の購入が可能です。ただし、電車内でのアルコール・酒類の販売は違反となります。
タクシー貸切
宿泊先のホテルから、直接チェンマイに何時でも出発可能です。友人グループの旅行には良い選択肢かもしれません。トヨタ コミューター9人乗りは、費用13,200バーツでバンコクからチェンマイの2都市間を9時間で行けます。道なりはスムーズで、道中には綺麗なトイレやコンビニがあるガソリンスタンドもあり、なにより、景色が素晴らしいです。市内の交通手段
チェンマイの名所の多くが、旧市街の城壁内になります。自転車が動きやすく、近くのゲストハウスで借りられます。道路が整備されていなかったり、通行人や車も多くいるので、初めにブレーキがきくか確認してください。料金は、ギアつきの自転車で50~100バーツです。
バイク レンタルバイクやスクーター(レンタカーを含む)は賢く移動する手段で、各所で貸出をしています。自由気ままに楽に移動できるのでチェンマイの滞在を満喫できますが、事故には注意が必要です。貸出時には、パスポートを保証として預け、通常はバイク返却時に問題なく返却されます。
注意: 特に、バイクやスクーターでドイステープに行くときは注意してください。絵画のように美しい所ですが、圧倒される景色に注意散乱になったり、曲がりくねった道は不慣れな運転にはきついものがあります。
ソンテウ: 荷台に座席が付いた大きめのトラックがあります。赤と白の車体は市内移動(1回20~40バーツ)、黄色の車体は北部の別の地域へ行きます。大体は、安価な移動手段として利用できますが、時々ちょっとした交渉(値段や行き先など)が必要になることがあります。
トゥクトゥク: ソンテウ(ロッデン)よりも料金が高くなります。初めて行く所に利用して、行きなれた所にはロッデンを使う方が良いでしょう。料金、騒音、排気ガス、安全面からも、トゥクトゥクは毎回利用する手段ではありません。
タクシー: どこにでもたくさん停まっています。バンコクのメータータクシーに慣れている方はお気を付けください。同じように見えますが、メーターを使うタクシーではありません。乗る前に値段交渉してください。
宿泊先
近年、チェンマイでは宿泊料金が値上がりし、300バーツでの宿探しはほとんど不可能です。旧市街の城壁周辺だと、1000バーツからが現実的なゲストハウスの宿泊代金になります。観光の中心にあり好立地ですが、別の場所も検討の余地があります。ナイトマーケット近くにあるターペー門東側にも、低予算の宿泊施設を探すことができます。
ニマンヘンミンは、バーやレストランが立ち並び、旧市街の西側からアクセスが簡単にできます。もしも車があれば、シティーに飽きた方や、田舎町でリラックスしたい方には、市内から離れたロッジも選択肢に入ると思います。
アクティビティ
チェンマイにいる間、少し変わったことに挑戦するのがおすすめです。寺院観光をしたり、ハイキングやトレッキング、川でラフティングをしたり、ロッククライミングをするかもしれません。こういった体験はいかがでしょうか?タイマッサージクラスの受講や、エレファントキャンプでのボランティア(エレファント ナチュラルパークにまずはお問い合わせください)、カラフルなチェンマイ産傘の作製工程を見学、また日曜日の夕方に地元のマーケットであるラーチャダムヌーンを散策してみてください。商業、文化、食材で賑わい、人間観察も楽しめますよ。
一口コメント:チェンマイはカラフルなお祭りでも有名です。もしも可能であれば、スケジュールを調整して参加されてはいかがでしょうか?2月第1週目の土日には花祭りが開催され、市内が咲き誇る大きな花畑のようになります。4月12~14日はソンクラン水掛け祭りで、飲み騒ぎ、水を掛け合い、市内はびしゃびしゃの水たまりとなります。タイを代表する一番美しい祭りのひとつであるロイクラトンは、チェンマイではイーペンと呼ばれています。夜空に浮かぶランタンは光が灯り、忘れられない光景をつくります。