チェンマイからプーケットまでの行き方
プーケットは、タイで一番大きな島であり、毎年多くの旅行者が訪れています。プーケットには予算や旅行スタイルに関係なく、見ること、やる事が沢山あります。
チェンマイとプーケット間の移動には、大きく3つの方法があります。直行またはバンコク乗継のフライトや、バス、またはバスと電車の組合せです。
チェンマイからプーケットまでフライト利用
最もダイレクトな方法は、飛行機を使うことです。チェンマイからプーケットまでは、1日6本の直行便が運航しています。エアーアジアは1日3本、11:35am発・1:35pm着、1:10pm発(3:15pm着)と10:45pm発(12:50am着)があります。事前に予約すると、チケット代金は大体THB1200~2000になります。バンコクエアウェイズは、1日1便、2:15pm発・4:20pm着のみの運航です。タイで一番最初のブティックエアラインで、チケット代金はより高く、事前予約でもTHB2500します。タイスマイルも1日1便、9:40am発・11:35am着があります(THB1600~)。タイ航空は、11:35am発でフライトがありますが、THB4000以上します。
バンコク経由を含めれば、様々な行き方があり、1日24便以上のチェンマイ発バンコク行きと、さらに本数が多い バンコク発プーケット行きを合わせれば、移動手段には事欠きません。片道THB1350あまりで、多くの選択肢から選ぶことが出来ます。所要時間は4~8時間、バンコクでの乗継時間によります。
一口メモ チェンマイ・プーケット間を乗継フライトで検討される場合は、バンコクの空港がどちらになるかお確かめください。エアーアジア、タイスマイル、ライオンエアー、ノックエアーはドンムアン空港を使いますが、バンコクエアウェイズ、タイ航空、タイスマイルはスワンナプーム空港発着となります。この2つの空港間の移動は約1時間ではありますが、念のため同じ空港での乗継が良いでしょう。
チェンマイからプーケットまでバス利用
道中、タイの景色や風情を味わいたい方や、途中で観光したい方は、チェンマイからプーケットまで陸路移動ができます。バス、電車、またはその組合せを含めれば、選択肢は豊富にあります。チェンマイアーケードバスステーションから、プーケットタウンにあるプーケットバスステーションまで、グリーンバス社運行の直行バスがあります。車体は全てラグジュアリーなVIP24で、通常は1列4席あるところを、1列3席並び、24名乗りのバスです。道中、数回停車を繰り返し、24時間かかりますが、聞こえ程悪くはありません。座席は、ほぼ180度リクライニングが可能で、飛行機のような個人用のテレビも付いています。チケット代はTHB1600で、チェンマイから毎日12:30pm発、プーケットには翌日の正午の到着です。
24時間のバス移動は大変だと思う方には、バンコクを分岐点として移動時間を半々にすることも出来ます。チェンマイからは、5:00pm発から深夜までVIP夜行バスが出発しています。通常のバスから、個人テレビが搭載されたVIP24号まで、バスのレベルにより値段はTHB550~750になります。バスは全て、モーチットバスターミナルへ到着し、10~12時間かかります。
プーケット行きの多くは、バンコクのサイタイマイ南バスターミナルから出発しますが、モーチットバスターミナルからもバスは出ています。モーチットからサイタイマイまで移動する場合は、バス28、159、170番を使って移動可能です。
サイタイマイからは、最低でも日々12本以上がプーケットに向けて出発しています。移動時間は13時間ほどかかります。こちらも同様に、スタンダードのバスから、ゆったりとした座席のVIPバスから選ぶことが出来ます。
この路線は、いくつかのバス会社が運行中です。サイタイマイ発は、1日4本運行するプーケットトラベルをチェックしてみてください。急行バスが4:30pm、7:30pm発(THB600)と、VIP24が5:40pm、7:30pm発とあります(THB1000)。
プーケットセントラルツアーズは3本、6:30pm発のVIP32号(THB685)と、6:30pm発、7:50pm発のVIP24号があり、THB1000になります。
カオサン通りからプーケット行きのバスもありますが、度々評価が矛盾しているようです。
ジョリートラベル(Jolly Travel)が運行する、6:00pm発、プーケット翌日11:00pm着です。
チェンマイからプーケットまで電車・バス利用
チェンマイからプーケットまでの全距離を電車で移動は出来ませんが、大体の距離は可能です。ただし、バンコクでの乗継が必須になります。まずは、バンコクまで行きます。バンコク行きの電車は、チェンマイから毎日6:30am~6;00pmまで出発しています。所要時間は12~14時間。エアコン付の寝台車が、THB800以上かかります。1等車のチケット代金はTHB1250以上。バンコクでは、フアランポーン駅に到着となります。
一口メモ 繁忙期にご旅行される場合や、寝台車で下段ベッドが希望であれば、事前にチケット予約をしてください。下段ベッドの方が上段よりもやや広く、お勧めです。
フアランポーン駅からは、スラタニ行きの電車に乗ります。南行きの電車は1日10本以上運行があり、10~12時間かかります。出発時刻は、8:05am・1:00pm・2:45pm・3:10pm・ 3:35pm・5:05pm・5:35pm・18:30pm・19:30pm ・22.50pmです。チケット代はTHB500以上で、座席タイプや車両に応じて変わります。
スラタニ駅は、プンピン(Phun Phin)の街から15km離れた所にあります。スラタニバスステーションまでは、オレンジ色のバスが片道THB15で走っているのと、タクシーでもTHB200ほどで行けます。オレンジバスはタラッドカセット1(Talad Kaset)で下車になります。このバス停は、ローカル路線用なので、道の反対側にあるタラッドカセット2へ行き、プーケット行きのバスに乗ってください。
一口メモ スラタニ鉄道駅からプーケットまで、バスやミニバンが運行しており、街へ出ることなくプーケットまで行くことが出来ます。チケット代はTHB200~300です。
タラッドカセット2発・プーケット行きのミニバンは、8:00am~6:00pmまで毎時出発しています。所要時間は3、4時間、チケット代金はTHB200です。
プーケットから、さらに先へ
プーケットからは、あなた次第です。本土へ戻る必要なく、アイランドホッピングも可能です。ピピ島は、フェリーで行くことが出来ます。この素晴らしい旅は、ラッサダ港からピピのトンサイ港までフェリーで2~3時間。8:30am・11:00am・12:20pm・1:30pm ・3:00pm発。チケットは大体THB360です。ラエムトンベイ(Laemtong Bay)へ向かうフェリーもあり、出港時刻は8:30am発と1:30pm発。チケット代はTHB400です。
ランタ島行きのフェリーも毎日運航しており、出発時間は8:30amと、13:30pmです。チケット代金は、THB600~760。所要時間は3~4時間です。
サムイ島までは、バスとフェリーを使って行けます。ロンプラヤー(Lomprayah)またはパンシップ(Phantip) 1970をチェックしてみてください。チケット代金は、THB500~1300と様々です。パンガン島行きも、ロンプラヤーが毎日運航しており、10:00am発・5:30pm着です。
アオナン、クラビまでは、1日2本のフェリーが運航しています。どちらも10:30am発で、速度が速い方がTHB1000で、4時間掛かります。速度が緩く、大きい方のフェリーはTHB700で、8.5時間掛かります。簡単に安くアオナンへ行く方法は、クラビ経由のバスです。
一口メモ 多くの旅行会社や、ホテルがプーケット発のチケットを取り扱っています。ホテルからフェリーの港までの送迎を含めている所もあり、料金は異なります。繁忙期には少し値段が高くなることも予想されます。
プーケット空港からは、タイ国内外へ向けて多くのフライトが出発しています。サムイ行きはバンコクエアウェイズで1日5本あります。フライト所要時間は55分、出発時刻は9:35am・11:25am・1:00pm・4:00pm・8:50pm発。チケット代はTHB3400~。
パタヤ行きのフライトは1日2本、12:50pmと3:10pm発です。チケット代はTHB1500からあり、フライト時間は1時間35分になります。
バンコクへ行きたい場合は、1日を通してフライトの運航があり、THB1000からチケットがあります。フライト時間は1時間25分です。
ウドンタニのイーサン都市、またその先のラオスへの移動も可能です。エアーアジアで、1日1本15:45pm発・17:40pm着。チケット代はTHB2380で、ラオスの国境まではミニバンがTHB250で空港から出ています。
国際線もあります。シンガポール行きは1日7本、THB2000より。香港行きは1日1本、THB2700から。韓国のソウルまでの直行便はTHB6600からです。