マニラからビガンへの行き方
植民地時代のフィリピンを体験したい場合、ビガンへの行き方は2通りあります。マニラからは、飛行機またはバスでアクセス可能です。マクアーサーハイウェイ(MacArthur Hwy)/マニラNロード経由でマニラから400kmほど北に位置するビガンは、飛行機で50分または陸路で約10時間かかります。フライトチケットは4,000から8,500フィリピンペソ、バスチケットは最安で600フィリピンペソほどです。
マニラからビガンまでのフライト
現時点で、マニラ-ビガン間を運航している航空会社は1社のみです。フィリピン国旗を掲げるフィリピン航空は、ラオアグ国際空港まで毎日フライトを運航しており、チケットは平均6,250フィリピンペソです。フィリピン航空の良い所は、エコノミーチケットにも既に軽食と10kgまでの無料荷物料が含まれている所です。格安航空ほどではありませんが、時々スペシャルセールも行っているので、時間に余裕を持って旅行を計画し、フィリピン航空のSNSをフォローして最新情報を把握していれば、格安チケットを入手することも夢ではありません。
ラオアグ国際空港に到着したら、ラオアグ中心地までトリサイクルかジープ車で向かうことができます。そこからビガン行きのバスに乗車しましょう。道路状況にもよりますが、移動時間は2時間ほどで、チケットは200フィリピンペソくらいです。到着が夜になる場合は、パルタス(Partas)、フロリダ、RCJ、マニラデレオン(Manila De Leon)またはファリナス(Farinas)が運行しているバグイオ(Baguio)またはマニラ行きのバスに乗車するか、ビガンで下車しましょう。
マニラからビガンへのバス
フライトと比べて、バスで直接マニラからビガンに向かうオプションはたくさんあります。このルートを運行しているバスはエアコン付きタイプとデラックスタイプがあり、チケットは通常600から1000フィリピンペソです。
パサイ近くに滞在していたら、オーロラアベニューとエダンストリート(Edang St.)の間に位置するパサイトラモターミナル(Pasay Tramo Terminal)内のパルタス(Partas)駅へ向かいましょう。夜6時と夜11時に出発するファーストクラスのバスがあります。クバオのメインターミナルからは、朝9時と夜7時、そして夜10時の3便が運行されています。
クバオからビガンに向けては、ドミニオン(Dominion)も毎日バスを運行しています。エアコン付きの通常バスは、午前1時30分から最終の夜10時30分まで2時間おきに出発しています。
ビロントランジット(Viron Transit)もクバオに支店があります。午前、午後、夜にそれぞれ2便出発しています。バスは午前2時30分と朝9時、午後1時30分と午後5時30分、そして夜9時と夜10時にスケジュールされています。
サンパロック付近から向かう場合、ビロントランジットは午前2時、早朝5時30分、午後2時30分、夜10時30分にそれぞれバスが出発しているので、大変便利です。
何かしらの理由で上記のバスを見逃してしまった場合は、フロリダバス、ビロントランジット、パルタスが運行するマニラからラオアグ行きのバスに乗ることができます。ラオアグからは、ビガン行きのバスに乗り換えてください。
バスのトラベル情報
可能であれば、夜発のバスに乗ることをお勧めします。夜間は道路が空いているため、日中のバスよりも早く到着することができます。予算に限りがある場合も、宿泊料金を節約できるのでお勧めです。
マニラとビガン間のバスの種類、車内サービスと道路状況
エアコン付きのバスとデラックスバスには、トイレが設置されていることがあります。他のバスは、数時間おきに20分ほどの休憩が入ります。この休憩中に、軽食を購入したり公共トイレを利用することができます。
長距離バスの車内エアコン設定温度は低いため、薄いフリースや同様の上着を持参することを強くお勧めします。