マニラからボホール(Bohol)までの行き方
マニラからボホールまでは、飛行機に乗ってすぐに行けますし、バスや船でゆっくり行くことも出来ます。ボホールはビサヤ地方に属しており、マニラとの距離はパン‐フィリピンハイウェイ(AH26)沿いに約920kmになります。
ボホールまではフライト利用ですと、タグビララン(Tagbilaran)空港経由で約1時間半と、便利になっています。それとは変わり、バスで行こうとしますと丸2日間は掛かります。海を渡って行く場合は25~30時間となります。
予算によるところですが、フライトのチケットはPHP1500~3000ほど。バスのチケットはPHP2500、そして船のチケットは平均でPHP4500になります。
マニラからボホールまでフライト利用での行き方
今現在、マニラ‐ボホール路線タグビララン経由は、3つの会社が運航しています。セブパシフィック(Cebu Pacific)、エアアジア、フィリピン航空の3社になります。
前2社は格安航空会社で、定期的にプロモーションセールを行っているので、お知らせが届くよう会員登録しておくことをお勧めします。割引チケットがなくても、PHP1500~4000でチケットを購入できます。
フィリピン航空のチケットはそれよりも高めで、PHP2600~14600となりますが、一番安いチケットでも10kgの預け荷物とスナックが含まれます。
マニラとタグビラランのフライトは、1時間半です。タグビララン空港には深夜発着ができる設備が整っておりません。そのため、夕刻のフライトがないため、午後便は翌日まで遅延となる場合もあります。その影響を避けるためには、朝のフライトを予約してください。
マニラ発セブ行きのフライトと、ボホール行きのフェリーについて
セブへ寄り道をしたかったり、マニラ‐ボホールのフライトが予約できなかった場合には、代わりにマクタン・セブ国際空港まで行きましょう。そこから港へ行って、ボホールまでフェリーで約2時間程で渡れます。
マニラ発セブ行きのバスについて
長距離で疲れますし、フライトのチケットよりもそれほど安くならないので、マニラからボホールまでのバス移動は正直おすすめしませんが、一応それも可能です。
そうは言いましても、この路線を運行するバス会社は1社のみとなります。丸2日間かかりますが、食事やトイレ休憩を多く挟みながらであれば問題ないという方には、クバオ(Cubao)発タグビララン行きのシルバースターバスライン(Silver Star Bus Line)があります。メインのバスターミナルは、ケソン市のオーロラ通り、Cベニテツ角(C. Benitez cor)にある、デラロサターミナル(Dela Rosa Terminal)になります。マニラからの道中では、ラグナ市のサンペドロ(San Pedro, Laguna)にある次のターミナルにも立ち寄って、乗客を乗せます。
この路線を走るバスは、エアコン付の30シートでテレビもあります。クバオ発は1:30pm発の1本のみですが、最低でも前日には確認をしておいた方が良いでしょう。チケットは完売になることも度々あるので、事前予約を強くお勧めします。
もしも荷物が多くて、時間に余裕がある方でのみ、バス利用を検討されるかと思います。チケット代金は約PHP2500です。
マニラからボホールまで船での行き方
フライト恐怖症で、バスで2日間も過ごしたくない、という方はマニラ発ボホール行きの船利用をご検討ください。
船のチケット代金はPHP2000~8000で、客船タイプによって変わります。最安値のチケットはエアコンなしのシェアルームで、最高額のお部屋はホテルのような個室です。船で25~30時間過ごすので、ラグジュアリーな方を選ぶ方が良いかと思います。
通常、船会社は1週間に1度ボホール行きを運航しますが、悪天候によりキャンセルになる場合もありますので必ず確認をしてください。
サルピシオ・ライン(Sulpicio Lines' vessel)、M/Vディプログプリンセス(M/V Dipolog Princess)は、毎週水曜日12PMにマニラを出港し、タグビラランには木曜4PMに到着します。他には、WG&Aスーパーフェリーや、ネグロスナビゲーションがあります。
通常、全ての船はマニラ・サウス港のピア15にある、エヴァ・マカパガル・スーパー・ターミナル(Eva Macapagal Super Terminal)から出航し、乗客はタグビラランシティーワーフで下船します。悪天候だと、波が荒れることを予想してください。船酔いし易い方は、事前にきちんと準備をしておくか、特に台風の季節には別の移動手段を考えた方が良いです。