バンコクからチャイヤプームまでの行き方
タイで最も美しい花は何でしょうか?蘭の花?プルメリア?または、4月にひらひらとした黄色の花が咲き誇るゴールデンシャワーツリーでしょうか?タイの人達に聞いてみてください。チャイヤプーム(Chaiyaphum)県の県花、ウコンの花に花冠を必然的に認めるでしょう。そうです、このエレガントなジンジャー種が咲き誇る地は、チャイヤプームの一番有名な見所です。考古学は、チャイヤプームはダラバティからアユタヤ王朝まで、行き来するアジア南東の文明を多く見て来ており、クメール王朝の名残もあちらこちらに残っています。絵のような国立公園はタイ人で週末混み合い、さらに多くの人達が夏のドッククラチャオブルームフェスティバル(Dok Krachiao Blooming Festival)のためチャイヤプームに向かいます。小さな州都は、際限ない特徴を滲み出していまして、英語には限界がありますが(本当に)、親切な地元人が本物のイーサンの雰囲気に浸からせてくれます。
バンコクからチャイヤプームまでの行き方
チャイヤプームは、バンコクの北東350kmにあります。こちらの県と、チャイヤプームタウンへは、ルート201・202・225沿いに簡単にたどり着けます。チャイヤプームタウン鉄道駅に一番近いのは、チャイヤプーム県のチャトゥラット(Chatturat)と、ナコンラチャシマ(Nakhon Ratchasima)のブアヤイ(Bua Yai)で、どちらの北東線の一部となっており、ノンカーイ(Nong Khai)行きの電車はどちらも停車します。どちらの駅からも、チャイヤプームタウンまではバスで残り50km、60kmの移動があることを覚えておいてください。
チャイヤプームまでのフライト直行便もありません。バンコクからコンケーンか、ナコンラチャシマまでフライトを使い、それからチャイヤプームまでバス(約2時間半)を使うことも出来ますが、通常はそのようにする理由はありません。代わりに、バンコク発チャイヤプーム行きの直行バスに乗りましょう。
バンコクからチャイヤプームままでバスでの行き方
バンコクからチャイヤプームまでは、5時間の簡単なバス移動です。バンコク‐チャイヤプーム間のルートは、バンコクのメインバスターミナル、モーチット、北・北東バスターミナルを使います。BTSの駅と同じ名前ですが、間違えないようにしてください、スカイトレイン駅からバスターミナルまでタクシーかBMTA(バンコクバス公社)で少し移動が必要です。この路線は、多くのバス会社が運行していまして、サンバス(Sun Bus)は利用客から常に称賛を受けています。こちらの会社は、VIP車を8am・10am・12pm・2pm・4pm・6pm・8pm・10pm・11:59pm発の9本333バーツで、VIP24号は8am・8pm・10pm発429バーツで運行しています。VIP車や急行バスでも乗り心地良く、バンコクからチャイヤプームまでのそこまで長くない日中の移動できるので、通常はVIP24号に乗るために追加料金を支払う必要はありません。全てのバスにはエアコン完備、道中にはスナックと水か飲み物が配られます。
ティアンチャイ(Thian Chai)社のバスも同ルートを走っています。こちらは少し安く、チケット代金は急行でもVIP24号でも約300バーツですが、出発日の数日前にはよく売り切れになっています。急行バス利用だと6時間ほどかかり、西欧人には窮屈に感じるかもしれません。ティアンチャイ社のVIP車は、7.30am・10am・11:30am・ 1:15pm・3pm・6pm・8:30pm・11pm発で、急行バスは9am・12pm・11:30pm発です。
覚え書どちらの会社も6pm~10pmの間に出発し、夕方遅くか深夜過ぎの到着となりますので、それに応じて準備をしておかないと(例:ホテル、ゲストハウスを事前予約、また宿泊先に遅い到着時間となることを伝えておく)、バス停で一夜を明かすこととなります。
チャイヤプームのバス停は、中心あたりに位置しています。トゥクトゥクも簡単に宿泊地まで揺れながら連れて行ってくれます。乗る前に価格の交渉はしてください。
このバス停から行ける他の主要な所には、ナコンラチャシマやコンケーンがあり、1日を通して随時バスが出ており、チケットは当日その場で買います。通常のローカル扇風機付きバスは、事実上全ての角で止まりますので、予想していたよりも長くかかるかもしれません。
チャイヤプームの宿泊施設
街中、特にバンナカン通り(Bannakan Road)にはリーズナブルな価格(約400バーツ)でシンプルなホテルがあります。多くは期待しないでください。もしも、より安い所が良ければ、メインロード沿いに数kmほど町を出るとさらに良い選択肢がありますが、その場合は個人で移動する手段が必要です。国立公園にも、いくつかの宿泊施設やキャンプ場がありますが、週末利用の場合は事前に予約するのが賢い選択です。
チャイヤプームでやること
本当のことを言うと、チャイヤプームタウン自体にはやることが殆どありませんが、いくつかの国立公園、咲き誇るウコンの花畑と“ロリーポップ”型の岩で有名なパヒンガム国立公園(Pa Hin Ngam National Park)、サイトン国立公園(Sai Thong National Park)では最高峰地点864mパハムホット(Pha Ham Hot)展望台から覗める息を飲む素晴らしい眺め、素晴らしいタットン滝があるタットン国立公園(Tat Ton National Park)へ行くには、便利なスタート地点になります。
一口メモ:チャイヤプーム訪問は、自然をベストな状態で満喫できる5月~10月の雨季を計画してみてください。7月は一番良い時期です。
チャイヤプームは、美しいマッドミー(コンケーン地方特産の絹)タイシルクの中心地で、手の込んだ古代の模様が主要製品です。バンクワオ(Ban Khwao)村では、伝統的な織物の作成工程を見学したり、本物の絹や木綿製品を買うことが出来ます。シルクだけでは物足りない場合は、毛糸編み物で有名なノンサラオ(Nong Salao)村へ行ってみてください。村中のほぼすべての民家で、それぞれの生地があり、喜んで見せてくれます。まぶしい赤、深緑、紫色をした幾何学模様のスカーフを買いましょう、良いお土産になります。
チャイヤプーム内の移動方法
チャイヤプームは、徒歩や至る所にあるトゥクトゥクで簡単に周れますが、国立公園絹・毛糸織物の村などの興味範囲以外のポイントを行く個人移動には車がベストな手段です。長距離移動っぽくなるのでご準備ください。サイトン国立公園までは70km、パヒンガム国立公園まではさらに60km(チャイヤプームからパヒンガム直行だと100km)です。タットトン国立公園は街の北20kmにあり、バイクやソンテウで簡単にたどり着けますが、その場合チャイヤプームに戻る時にはヒッチハイクが必要になります。バンクワオは、チャイヤプームの西26kmで、サイトン国立公園へ行く道中に行くのがベストです。