ラノーンからバンコクへの行き方
ラノーンからバンコクへの移動手段は、圧倒的にバスが便利。夜行バスならホテル宿泊費も節約できる上、バンコクへは早朝に到着するから、丸一日たっぷり楽しめます。ラノーンからバスでチュンポンに向かい、チュンポンからバンコクへ電車で移動することもできますが、チュンポンで途中下車する理由がある場合や、タイ湾の島へ寄り道したいのでない限り、ラノーンからバンコク行きの直行バスのご利用をお勧めします。
バスを使ってラノーンからバンコクへ
ラノーンからバンコクまで、バスでの移動時間は約8時間。ニオミット・ツアー(Niomit Tour)が、VIPおよびVIP24の夜間バスを運行しており、どちらもラノーンを午後8時に出発し、サーイタイマイ(Sai Tai Mai)バンコク南バスターミナルに午前4時に到着します。VIPとVIP24の料金差は約THB180(THB530対THB710)ですが、ゆったりとした席は少し多めに払う価値あり。とは言え、VIPも十分快適で、コーチ席の間取り以外、特に違いはありません。バンコクに入ると、ラノーンからのバスは、南部発の全ルートのバスに対応している、サーイタイマイ・バスターミナルに到着します。このバス停は早朝でもかなり活気があり、目覚ましのカフェイン飲料も近辺で簡単に見つかるのでご心配なく。
備考:BMTAバスは午前5時運行開始となっているため、南バスターミナルから市内まで公共交通手段での移動を予定している場合は、それまで時間を潰すことになります。それ以外は、タクシーがたくさん待機しているのでご利用ください。
飛行機を使ってラノーンからバンコクへ
タイ本土内での移動には、格安航空会社の利用も可能です。通常のLCC航空券は、バスや電車に比べるとまだかなり高めですが、特定期間に提供される割引料金であれば、エアー代もお求めやすくなっています。ラノーン空港は市内中心地から約22kmほど南にあるため、空港までの移動に最低40分要します。ポイント:スワンナプーム国際空港発の飛行機に乗り継ぐ場合、ピージーエス(PGS)が、ドンムアン空港からスワンナプームまで個人送迎サービスを運行しています。乗客3名まで対応のトヨタ・カムリはTHB990。グループ旅行であれば、最高9名対応のトヨタ・ハイエースコミューター(THB1100)のチャーターがお得です。この料金には、荷物料金および高速料金が含まれており、移動時間は片道1時間半以下となっています。
ラノーン乗り継ぎ
ランキット(Rung Kit)社が運行するラノーン発プーケット行きのエクスプレスバスは、5時間半で島に到着。チケットは約THB300で、出発時間は6:30AM、9:30AMおよび4PM。最終便をご利用の場合、プーケットのバス停に到着するのは午後9時半頃ですので、プーケットでの宿泊先 は、あらかじめ予約しておくか、ビーチに直行せず、一泊目は町内のゲストハウスのご利用をお勧めします。
ラノーンからはこのほか、スラートターニー、クラビ、パンガー、ナコーンシータンマラート県、ハジャイなどにアクセス可能。チケットは、市中心地から1kmのところにあるラノーンのバス停(青いソンテウを利用)で、簡単に現地購入できます。
パヤム島
パヤム島は、楽園のイメージそのもの。遠くへと続く美しい砂浜と、透き通る青い海。素朴なバンガローが点在し、今やなかなか見られないパーフェクトな隠れ家的アイランドの雰囲気満点。パヤム島は、ラノーン県内の主要観光スポットではあるけれど、人が溢れた印象はあまりなく、ビーチを独り占めできる可能性も(!)。幅の狭い島の通りは車両通行なし。24時間電力設備があるのは大きめのリゾート数件のみとなっています。とはいえ、多くの宿がインターネット接続を提供しているので、ちょっと寂しくなったらスマホで世界の様子をチェックしましょう。
パヤム島の一番の魅力は何と言っても自然のままのビーチだけれど、丘陵広がる内陸も訪れる価値あり。絵葉書のようなパヤム島の完璧なビーチの光景に飽きたら、ジャングルでちょっとハイキング、なんてことも可能です。パヤム島は本土から約35kmの場所に位置し、スピードボートを利用すれば約45分、一般のフェリーであれば2時間で到着。ボートは通年運行していますが、島内の小型バンガローの大半は、4月〜10月のオフシーズン中休業します。