バンコクからチュンポンまでの行き方
どんな所?
チュンポンは、スキューバダイビングのメッカ、タオ島への乗り換え地点です。また、ラノーン県やプーケットなどのタイ南方の玄関口でもあります。
シティ内では、数多くの旅行会社やゲストハウスが、旅行客向けにフェリーやバスのチケットを取り扱っています。しかし、湾に広がる島々へのアクセスとしてだけでなく、旅疲れのバックパッカーの休息地点でもあります。
あまりシティ内には、観光できるような場所がないのですが、近くにはサイリービーチや、有名なハット テゥンウアレーンビーチのように、快適に過ごせる静かなビーチがあり、チュンポン国立博物館では県内で発見された歴史的産物が展示されており、ワット プラドンや、ワット カオ ファサラロイを含む古くからあるお寺を訪れることもできます。
マプラオ島 (入島許可証要) 、ラブァ島、タル島のような近隣の島々は、ダイビングとシュノーケリングには最適で、コーラルリーフは必見の価値ありです。
チュンポンまでの行き方
バス、または電車で行くのが、一番簡単な方法です。どちらでも、所要時間は5~6時間くらいで、費用はご希望の座席の種類によりますが、大体1人あたり1400バーツ以下程が掛かります。
タイ国内でのシティ間の移動には、公式のバス会社や、鉄道会社が一番安く、乗り心地も良く、まぁまぁプライバシーも保たれています。
バスでの行き方
バスの予約は、南バスターミナルサイ タイ マイにあるサワナティーツアーカンパニーで可能です。今現在、サイタイマイより毎日6回運行しています。急行は5回、9am, 12pm, 2pm, 8pm, 9pm発で、382バーツが掛かります。また、VIP車は同じバス停から10pm発で、438バーツです。どちらのバスでも、所要時間は大体おなじで7時間内くらいです。電車での行き方
バンコク発チュンポン行きの電車は、フアランポーン駅からの発着で、1日中運行。座席クラスによりますが、快適な電車の旅を提供しています。1等寝台車は、もう1人の人と相部屋 (運が良ければ貸切)で、エアコン付きの個室、夜行列車の場合には寝心地が良いです。1434バーツ掛かりますが、その価値はあります。
2等寝台車もエアコン付きで、座席が折り畳み式のベッドになっているので、ご希望に応じてか、夕方にはベッドに変わります。チケット代は870~970バーツで、1等程のプライベート感はないものの、心地良さはあります。
最近は女性専用車両ができまして、チケット代930バーツで、女性の一人旅には良いかと思います。
扇風機寝台車両は、通常の寝台車と同じような作りにはなりますが冷房はありません。車中、田舎町の匂いも楽しめます。チケット代は650バーツです。
2等車は、1人あたり500バーツですが、8時間以上の長旅になることを心得ておいてください。
電車は、1日を通して運行してます。
電車の出発時刻は、8.05am, 1pm, 2.45pm, 3.10pm, 3.35pm, 7.05pm, 5.35pm, 6.30pm, 7.30pm, 10.50pmです。
車窓の風景を楽しみたい方には日中に運行しているもの、夕刻発は明方の到着になるので、車中は睡眠を取りたい方は7.30pm発と10.50pm発がオススメです。ただ、チュンポンには、かなり早い朝の到着となります。所要時間は7~9時間となり、バスよりもやや時間が掛かりますが、乗り心地の良さでは電車の方が良いと思います。
チュンポンには2つの駅があります。
チュンポン駅が街の中心に位置し、パティオは北方の空港側にあります。
チュンポンから諸島への行き方
最速のフェリーは、ロンプラヤー社です。
タオ島へは船で1時間半掛かりまして、電車で行く場合には、同社がバスとフェリーがセットになっているチケットを販売しています。バスも合わせると合計で4時間の所要時間となります。
ロンプラヤー社 チュンポンからタオ島までのご予約はこちらから
費用は、お一人様あたり650~750バーツです。
タオ島の先は、パンガン島、サムイ島へと向かいまして、チケット代はパンガン島行きが1000~1100バーツ、サムイ島行きは1100~1200バーツです。出港は7:30amと、1:00pmの2隻のみの運行です。
**一口コメント: 乗り物酔いし易い方は酔い止め薬をご準備ください。
初チュンポン泊は民宿?またはコーヒー屋さん?
予算重視のバックパッカー達の多くが、スダ ゲストハウスをチェックしています。ここは、絶対的な人気を博しています。
アンラッキーにも、私達が島から戻ってバンコクに帰ろうとした日、スダのレセプションで聞いたところ満室でした。しかし、その数分後に来た外国人カップルは部屋が取れたのです!明らかに、ゲストハウス側がバスとフェリーのチケットを売りたかったからに違いありません。
もしも同じケースに遭っても、お気を落とさずに。スダから1軒先に、チュンポンのおもてなしが詰まった、とっておきの場所があります。
小さな休憩所のような所で、その名もニューレストハウス。基本的には、地元のだだっ広い民家ですが、50年コーヒー豆を煎っているお店屋さんです。
扇風機付きの素朴な部屋を2部屋貸していて、トイレは外に共同のものがあります。
オーナーはとてもフレンドリーで親切な方ですし、実家のような心地良さがあります。
朝、ゲストに煎り立てコーヒーを提供してくれ、その古風なコーヒー製法を見ることもできます。
焦げ過ぎに見えるかもしれませんが、お土産にも良いですね。
チュンポンの周り方
予定と予算によって、様々な方法があります。
オートバイとスクーターが、おそらく簡単で安価だと思います。
自由に動き回れるのが良い点です。1日200バーツで借りられます。初めにパスポートの提示を求められると思います。
レンタカーも自由に動き回れるし、安全です。1日1000バーツで簡単に借りる事ができまして、バイクと同様に保証としてパスポート提示が必要です。
タクシーは便利で、安全で簡単ですが、行き先によって値段が変わります。タクシーや、トゥクトゥク、ソンテウ、バイタクは、シティ内の至る所で捕まえられます。値段は交渉となります。
宿泊所
数多くのバックパッカー用ゲストハウスは、タノン タ タパオに位置しています。価格帯は適当で、大体が扇風機付きの部屋となります。
そこで船のチケットを購入しない場合には、門前払いにあう可能性をお忘れなく。
もしも宿泊先が見つからない場合には、ファランバーに行きましょう。
フェリーチケットのことも聞かれないし、問題なく場所を確保できます。ただ、少しうるさいですけども。