フエからハノイまでの行き方
ハノイに行く理由
ハノイは、ベトナムの賑やかな首都で、湖、寺院や仏塔に溢れています。また、ベトナム文化の中心でもあり、急速な現代化によることなく魅力を残します。オールドクオーター(Old Quarter)の通りや、ホアンキエム湖(Hoan Kiem Lake)周辺を探索したり、ホーチミン廊(Ho Chi Minh Mausoleum)や古いコロニアル調の大統領官邸(Presidential Palace)を訪れたり出来ます。ハノイは度々サイゴンと真逆に見受けられますが、どちらの都市も精力的なペースを共有しています。
フエからハノイまで
フエからハノイまでの移動には、電車、バス、フライト利用全てから選べます。陸路移動は大体14時間かかり、夜行を好む方もいらっしゃいますし、日中移動で車窓からの景色を楽しむのが最適な移動と思う方もいらっしゃいます。フエからハノイまでフライトを使うと1時間強で着きますが、どちらの空港もシティ中心地から1時間以上離れていて、国内線は遅延があることで知られていますので、実際にはそれ以上の時間がかかります。
フエからハノイまで電車での行き方
フエ発ハノイ行きの電車は、弊社では2番目に人気のベトナム路線で、ベトナム国鉄に連結する、3つあるラグジュアリー私営鉄道運営のひとつです。一番早い列車は、夕方に出発して翌朝早朝に到着するもので、フエからハノイまでを約13時間でカバーします。SE2号3:30pm発・翌4:50am着と、SE4号4:50pm発・5:30am着がこれらにあたります。リビトランエクスプレスと、ヴァイオレットエクスプレストレインは、フエからハノイまでの夜行をより快適に豪華に過ごせる4人乗りのVIP寝台車を運行しています。どちらの会社も、無料スナックや飲み物と、清潔な寝台席を提供します。また、フエからハノイへ移動中の夜を通して、上品質なワイン、ビール、食べ物を販売しています。ヴァイオレットや、リビトランエクスプレス利用の料金は、出発時刻によりますがUSD75~85になります。加えて、日中にはベトナム国鉄単独運行も2本あり、停車駅が多くフエ発ハノイ行きの夜行列車より時間がかかります。出発時刻は、5:40am・12:15pm発で、ハノイには10:00pm・3:30am着です。フエ発ハノイ行きベトナム国鉄のチケット代金は、出発時刻によらずハードシートUSD20から(おすすめ出来ません)、寝台ソフトシートUSD45まであります。
フエからハノイまでバスでの行き方
夜行バスを利用して、フエからハノイまで13時間強の移動は予算重視の旅行者にはベストな選択肢になります。多くの小型ローカルバスがフエ‐ハノイ路線を運行しておりますが、清潔さと運転手については疑わしい評価がありますので、外国人観光客を相手にする会社を選ぶことをお勧めします。シンツーリスト(The Sinh Tourist)は、フエ5:15pm発・ハノイ翌6:30am着の夜行寝台バスを運行しています。チケット代はUSD13.50で評価は上々です。ハノイ内の移動方法
オールドクオーター周辺に滞在される方には、名所の殆どが徒歩圏内となりますが、象徴的な自転車タクシーのシクロに乗ってみたいかもしれません。その際は、事前に宿泊先ホテルへ料金を確かめてください。バイタクにも同様の事が言えます。交渉済みの金額で揉めないように、紙に金額をきちんと明記(0を全て入れて)しましょう。
サイゴンと異なり、ハノイは信頼できるタクシーが知られていませんが、緑色のマイリンタクシーが少々走っており、正確なメーターと適正料金で運営しています。全てのタクシーがメーターを使うべきですが、頼んでもいないのにハノイ観光へ連れ回されて料金を徴収されないように、目的地への行き方は知っておいた方が良いでしょう。
携帯アプリ、ウーバー(Uber)やグラブタクシー(Grab Taxi)はハノイでも運営しており、既に使用しれいらっしゃる場合、そのままベトナムでも手数料なしでご利用頂けます。ただし、ピックアップ前にドライバーが連絡してくる事があるのでローカルSIMカード(USD5以内)を購入する方が良いかもしれません。言葉が理解し合えなくても心配しないでください。電話をかける事がベトナムでは普通ですし、ドライバーは迎えに来ます。
ハノイの宿泊施設
ハノイのオールドクオーターと、ホアンキエム湖周辺は、様々なタイプの旅行者に人気があります。このエリアは、多くの観光地にアクセスしやすく、夜は早めに静かになりますが市内で賑やかな場所です。近隣のフレンチクォーターは、よりアップグレードの宿泊所で、オールドクォーターの賑やかさがなく、夜はしっかり睡眠をとりたい方々にむいています。
ハノイのアクティビティ
国内の文化的首都、ハノイには注目すべき寺院が非常に多くありますが、ホアンキエム湖の中にあり、赤いフク橋で川岸と繋がる玉山祠に人気があります。湖周辺の散策は、観光客や地元の人々にも人気が高く、屋台や見世物が所々にありお祭りの雰囲気も楽しめます。
文廊(Temple of Literature)は、昔の素晴らしい学者達が学んだ場所で、中庭の記念碑には彼らの名前が今もなお掘られています。適時には、書道家の作業を見学し、作品を個性的なお土産としてお持ち帰り出来ます。少し歩いて行くと、ハノイ美術博物館(Fine Arts Museum of Vietnam)があり、古代文明から現代アーティストまで国内の歴史を幅広く揃える、大変素晴らしいコレクションです。
近代に興味がある方々は、ハノイヒルトンとして知られている、ベトナム戦争時代(地元にとってはアメリカ戦争時代)に戦争捕虜が収容されたホアロー収容所(Hoa Lo Prison Museum)を見て周りたいかもしれません。より興奮できる体験には、ホーチミン廊(Ho Chi Minh Mausoleum)やコロニアル調の大統領官邸(Presidential Palace)をチェックしましょう。近くの西湖(Ho Tay)では、シーズンにより様々なウォーターアクティビティができ、興味をそそる独自の寺院が沢山あります。
ハノイから先
フエからハノイへ来る方は、海上に浮かぶ石灰岩の島々が有名なユネスコ世界遺産ハロン湾を訪れたいかもしれません。ハロン湾クルーズは、ハノイの東方へバスか電車で数分の所にあるハイフォン(Haiphong)から出航します。
冒険好きな方は、トレッキングやホームステイ、ベトナム少数民族の文化で人気
のあるサパ(Sapa)へ行きましょう。1920年代にフランスの避暑地として設立され、美しいライステラスの急な谷の眺めが自慢で、晴れた日には国内最高峰のファンシーパン山(Fansipan)を望めます。サパ発のトレッキングツアーは数多く開催され、地元民族集落でのホームステイが含まれるものも多々あります。その他にも、カラフルなバックハーマーケット(Bac Ha market)を訪れたり、週末に集まる、周囲の丘に暮らす部族の刺繍グッズを見て回ることもできます。サパ付近には空港はありませんが、ハノイから人気の夜行列車が2本あります。ベトナム国鉄だけでなく、快適さが様々な私営鉄道会社が6社以上が運営するユニークな路線です。