ハノイからフエまでの行き方
フエに行く理由
フエは、1802年から1945年の共産主義革命までグエン王朝の帝都に定められていた。この都市は、最後の戦争により大きな被害を受けましたが、フエ王宮や皇帝の墓廊、寺院は国内外からの訪問者を魅了します。フエは常に美しいフォン川にあり、ハノイの喧騒から変わり平和な都市がお出迎えします。
ハノイからフエまで
ハノイからフエまでの移動は結構楽しめるもので、選択肢が多くあります。ハノイからフエまでの陸路移動には約14時間かかり、バスまたは電車で移動が出来ます。隣国とは異なり、道路整備がされていない為、電車よりもバスの方が時間がかかります。電車でハノイからフエまで行くと、日中の美しい景色を見れるか、または夜は眠りながら移動するチャンスがあります。飛行機利用だとハノイからフエまでは1時間ですが、どちらの空港もシティ近くではなく、国内線にはよく遅れが見られます。
ハノイからフエまで電車での行き方
ハノイからフエまでの電車利用は、弊社のお客様より非常に人気があり、2社の私営鉄道が運行しているので注目が集まっています。これらの企業は、ハノイからフエまで走るベトナム国鉄に連結するラグジュアリー列車を運行しています。最速の列車は夜行で、ハノイからフエまで約13時間で運行しており、SE1号が7:30pm発・翌9:00am着、SE3号が10:00pm発・翌10:30am着です。4名乗りVIP寝台個室は、リビトランエクスプレスとヴァイオレットエクスプレスのどちらにもあり、ベトナム国鉄に比べて比較的清潔で、スタッフもより親切なので、ハノイからフエに電車で行くのに申し分ありません。ラグジュアリー電車の運行会社は、他社より快適な寝台車と上質なアメニティーを提供します。ハノイ発フエ行き路線について、リビトランズとヴァイオレットエクスプレスの車両は、鈍行が約USD75で、最速がUSD85かかります。ベトナム国鉄は日中に2本運行しており、道中に景色を見る機会がありますが、プライベート車両の接続運行はありません。これらは9:00am・1:10pm発で、フエは11:00pm・翌4:00am着です。ベトナム国鉄ハノイ発フエ行きハードシート利用は約USD25ですが、この路線では乗車してから数時間で乗り心地が悪くなるため、ハードシートやソフトシートは出来るだけ避けることをお勧めします。1等寝台席は約USD45で、ハノイからフエまでの移動が断然楽しめるものになります。
ハノイからフエまでバスでの行き方
ハノイからフエまでの深夜バスは、予算重視の方向けです。ハノイ‐フエ間を運行する小規模のバスは、清潔面や安全性の点に信頼が置けないため、外国人観光客の対応実績がある有名なバス会社をご利用されることをお勧めします。ひとつはシンツーリストで、ハノイからフエまで寝台夜行バスを運行しており、7:00pm発・翌8:00am着です。ハノイ発フエ行きを利用したお客さんからの評判もよく、価格はUSD13.50です。フエ内の移動方法
フエはかなりコンパクトな街で、(皇帝墓廊を除く)ほとんどの観光名所は徒歩圏内となります。シクロ(Cyclos)やバイクタクシーは一般的に利用されていますので、お出かけされる前にホテルに適正料金を確認してください。衝突や混乱を避けるために、事前に価格に同意の上、用紙に合意の金額を書きましょう(0を全て含めてください)。
ハノイ程のぼったくりは知られていませんが、フエにはメジャーなタクシー会社があり、サービスは良くも悪くもあります。全てのタクシーが、適正なメーターを付けているはずですが、オーバーチャージを避けるために目的地までの行き方をお知りおきください。ベストは、ホテルやレストランにタクシー手配をしてもらう方法です。
自転車とバイクのレンタルは幅広く、大きな都市に比べて交通量はさほどありませんので、動き回るには良い手段になります。自転車は1日数ドル、バイクは10ドル以下で貸し出されています。ホテルに手配をお願いしてください。
フエの宿泊施設
フエの人気の宿泊施設は、王宮から渡ったフォン川の徒歩圏内に集まっています。ハノイやサイゴンよりも低価格で、同程度の品質になります。いつもは事前予約する必要はありませんが、国内でも人気の観光地ですので、フエ滞在がホリデーシーズンに当たるか確認してください。
フエでやること
フエ王宮は、ベトナム戦争による激しい劣化が目立ってはいても、国内・海外からの訪問客を魅了します。20もの建造物があり、隣接するミュー寺院群(To Mieu)と合わせて散策には数時間かかります。こちらは、大体の宿泊施設から渡ったフォン川近くにあり、詳しい歴史に触れたい方にはガイドもいます。
フエの南部へは、グエン王朝時代の皇帝の墓廊があり、それぞれが奉られる人物の歴史に従い個性的なスタイルになっています。フエ中心部より8~12km離れたところに有名な4ヶ所があり、方角に強ければ自転車移動が可能な距離にあります。それぞれの墓廊は川から徒歩圏内にあり、1日ボートを貸し切ることも出来ます。入場料に数ドルかかりますが、支払う価値はあります。
ティエンムー寺(Thien Mu Pagoda)は、フエ公式のシンボルであり、八角形型の層になっているタワーはベトナム全土で認知されています。このお寺は川を見渡せる丘に建ち、フエ王宮の南4kmにあるので自転車やボートで行くことが出来ます。
フエから遠方へ
バスや電車で数時間行くフエの南方は、ダナン(Danang)という都市で、100年前に戻ったようなホイアンタウン(Hoi An Town)近くの観光名所になります。フエからダナンまでの電車移動は、特に美しいとされ、ベトナム国鉄でたったの3時間、チケット代はUSD5です。1日3本の運行ですが、10:30am発のみ日中の景色を楽しむことが出来ます。ホイアンまでは、駅からタクシーに乗るか、超過料金を避けるためにはタクシーの貸切を事前手配してください。所要時間は1時間、料金はUSD40です。シンツーリスト社は、フエからダナンまでUSD7で8:00am・1:00pm発、ダナンからホイアンまではタクシーでUSD20以下です。