バンコクからノンカーイ(Nong Khai)までの行き方
地方首都でありながら、タイからラオスの首都に行く際の乗換地点となっているだけで、圧倒的大多数の外国人観光客がノンカーイを通り過ぎているのは、本当に残念なことです。メコン川の川岸沿いに伸びる、ノンカーイは静かな美しい景色が自慢です。ピンクの夕暮れや、田舎の寺院、のんびりした流れは、ゆっくりとイーサンの生活に喜びふける旅行者に地域が差し出せるものです。おそらく、ノンカーイでふたつの最も有名なものは、シュールなサラケオク彫刻の公園(Sala Kaew Ku)(メコン川の対岸に似たようなものがあります)と、霊妙な火の玉(naga fireballs)でして、これは入安居(ワンカオパンサー)の最終日に年に一度観測される不可解な現象です。ノンカーイでバックパッカーの光景はそこまで多くありませんが、そのシティはタイ東北地方を旅行する人達により探検されています。
バンコクからノンカーイ(Nong Khai)まで
バンコクからノンカーイまでは、真っ直ぐで、よく使われるルートなので行きやすいです。バンコクから直通の列車があり、終点ノンカーイの前にナコンラチャシマ(Nakhon Ratchasima)を通ります。また、バスの選択肢は多く、公立、私立の両方があります。車で移動する場合は、サラブリ(Saraburi)からノンカーイまでルート2に沿って進みます、ルート2はタイで最初に国際基準に見合った高速なのでスムーズで整っています。
バンコクからノンカーイ(Nong Khai)まで電車での行き方
ノンカーイまでの電車は、バンコクのフアランポーン(Hua Lamphong)駅から出発し、10~11時間でラオスとの国境へ624kmを網羅します。朝発と、夕方発の列車があります。日中に移動は、旅行の貴重な時間を失ってしまいますが、移動中に見られる、放牧された水牛、水田、活気のある村等々、田舎町の風景がのどかであることを考えると価値はあるかと思います。その他、電車のチケットを事前予約するのが面倒でしたら、空きがあるのは朝発#75号だけになるかと思います。この列車は3等普通車(冷房付きですが)のみで、十分に準備をしていないと9時間半の乗車は苦痛になりえます。夜行は、宿泊費用が浮くし、通常は夜中眠れるので良い経験になります。2等寝台車でもわりと座り心地の良い座席で、折りたたみ式の2段ベッドになっており、プライバシーを保てるカーテンも付いています。2等エアコン席は、958バーツで、最初に完売します。#69号はフアランポーンから8:00pmに出発しまして、女性専用車両も同額で提供しています。1等寝台席は1517バーツで、一番乗り心地が良く、周りを気にせず乗車ができ良い投資になります。予算がありましたら、2等エアコン普通席があります(453バーツ)。#69号は、ノンカーイに翌日6:45am到着です。こちらが、バンコクからの移動に一番良い選択肢です。#77号バンコク8:35pm発がありますが、ノンカーイには早朝の到着(4:15am)で、2等エアコン席しかありません。
ノンカーイの駅は、下町から南西部に位置しています。トゥクトゥクで60バーツかかります。
バンコクからノンカーイ(Nong Khai)までバスでの行き方
バンコクの主要バスターミナルはモーチットで、市内の北部にあります。バスは一日中運行し、乗り心地のレベルに差はありますが、全てのバスにトイレが備え付けられてあり、スナックの提供、売店付きの大きなガソリンスタンドで休憩を挟みます。バスの所要時間は9~10時間です。夜行発でノンカーイに早朝着くバスに乗った方が良いです。バッドサラカンツアー(Budsarakan Tour)とサワディイサン(Sawadee Esan)の両社は夜行急行を運行し、似たサービスを提供、エンターテイメントを含みます(タイの音楽にご準備あれ!)。通常、出発してから数時間でテレビは消されますので問題ありません。バッドサラカンツアーは夜行を3本、7:00pm(479バーツ)、8:20pm(661バーツ)、8:30pm(562バーツ)運行します。7:00pm発はノンカーイに短時間で到着(翌3:25am)、後方2本は翌5:00am到着です。サワディイサンの7:45pm発は、5:00am頃の到着で551バーツかかります。ノンカーイのバス停からは、ゲストハウスまで歩きか、トゥクトゥク(約50バーツ)で行けます。
ノンカーイ(Nong Khai)から他のイーサン都市へ
ノンカーイは、他のイーサンの都市や町とバスのコネクションが良いです。バス、ミニバスは、ルーイ(Loei)、コンケーン(Khon Kaen)、ナコンパトム(Nakhon Phatom)、ウドンタニ(Udon Thani)へ行きます。また、ノンカーイからカンチャナブリ(Central Thailand)まで行くことも可能です。
ノンカーイ(Nong Khai)からラオスまで
ノンカーイは、ラオス首都ビエンチャンへの入り口で、メコン川の国境から20kmの所にあります。
電車で着いた場合は、ノンカーイ駅からラオスのターナレーン駅(Tha Nalaeng)まで行くシャトル電車に乗れます。チケットは、到着時に駅で買ってください。知って置いて頂きたいのは、ターナレーン駅はほとんど何もない所にあり、首都までの最終20kmはトゥクトゥクで移動しなければならず、そのターナレーンのトゥクトゥクの運転手は値段交渉を渋ることです。ノンカーイ駅に着いた後、歩き(またはトゥクトゥク)で友好橋まで行ってください。タイ側の出国審査を抜けて、橋を渡り(橋を行ったり来たりしているシャトルバスがあります)、ラオス川でチェックインをしてください。そこから、ビエンチャンまでトゥクトゥクに乗ってください、良心的な値段で台数がかなりあります。
ノンカーイバスターミナルからビエンチャンまでの国際線バスは、毎2時間ごとに出発します(60バーツ)。タイとラオスの両側で出入国審査があるので、所要時間は1時間半です。ラオスでは、ビエンチャンの中心にあるバス停、朝市の反対側に向かいます。急ぎでしたら(例:タイ領事館に書類申請等)、ラオスの国境でトゥクトゥクを貸し切って大使館に直行すると時間の節約が出来ると思います。交渉次第では、100~200バーツ(タイバーツ支払い)になります。
一口メモ:タイの観光ビザ取得目的でビエンチャンに向かう予定でしたら、2015年11月13日よりダブルエントリービザが廃止となったことをご承知ください。ビエンチャンでは、外国籍だとシングルエントリーの観光ビザのみ1000バーツで申請可能です。5000バーツの6ヶ月有効観光ビザは自国にあるタイ大使館、またはタイ領事館でのみ取得可能です。
初代タイ‐ラオス友好橋
1994年開通、1170mのコンクリート製の橋は、タイのノンカーイ県とラオスのビエンチャン県を結びます。橋を渡る間、タイのような左側通行にご注目ください。橋を渡り終えた先のラオスの信号から、右側通行に変わります。交通手段
ノンカーイは、サイクリングにも最適の場所です。交通は結構制限されてあり、メコン近くの田舎町の風景は美しいです。多くのゲストハウスで、自転車を無料で貸し出し、または自家用を使わせてくれます。スクーター(1日200~250バーツ)を借りることも出来まして、シティ滞在をらくにしてくれ、探検の良いお供になるでしょう。トゥクトゥク移動は、市内40~60バーツです。タクシーもありますが、事前に値段交渉をしなければなりません。サラケオク彫刻の公園(Sala Kaew Ku)に行く予定でしたら、バス停から出発する全ての東行きバスが近くまで行きます(10バーツ)。
宿泊先
多くの低予算の宿泊施設はリバーフロント近くに建っています。バス停からこのエリアまで簡単に歩きか、トゥクトゥク(50バーツ)で行けます。街中にはいくつかの素敵な下宿先もありますが、メコン川の川岸にあるので基本的にそんなに雰囲気はありません。ゲストハウスのクオリティと料金は、イーサンの中ではベストです。一番最安値は300バーツで、エアコン付で、シャワーはお湯ができます。
アクティビティ
ノンカーイを訪れるには瞑想にふける体験です。メコン川越しの夕暮れを眺めたり、地元の料理を試食、シティ西側の川岸にある複雑な田舎の寺院に思いを馳せてみる。ノンカーイは、そのカラフルなお祭りで有名ですので、スケジュールに従って合わせてみてください。3月に1週間続くアヌサヴァリ(Anou Savari Festival)、5月か6月にロケット祭り、入安居(Buddhist Lent)の始りにあるキャンドルフェスティバル(通常7月)、またミステリアスな火の玉祭り(Naga Fireballs)は入安居の終わり10月に催されます。
サラケオク彫刻の公園(Sala Kaew Ku)は、ノンカーイに来たらまず押さえるポイントです。1996年建立、素晴らしい歴史的なモニュメントや、建築的な価値としては捉えられませんが、仏教とヒンズー教の創造物の特色をなす変てこな銅像は感銘を与えます。
毎土曜日に催されるカラフルなノンカーイの夜市は、地元の手芸品や、マットミーコットン(mat mee cotton)、おいしい食べ物でリバーサイドプロメナード(Riverside Promenade)を埋め尽くしています。他の曜日は、インドチャイナマーケットとして知られる、タサデット市場でラオスと中国からの最新の輸入品を見つけられます。
ノンカーイには素敵な寺院があり、いくつかはベトナムの雰囲気を少々見せています。この土地で最も高徳なお寺、ワットポーチャイ(Wat Pho Chai)は金と青銅で作られた仏像ルアンポープラサイ(Luang Pho Phra Sai)を安置しています。そちらの銅像は、背後に美しい伝説を持ち、ブッタの3つの神聖なイメージの1つとされ、それはラマ1世がビエンチャンを略奪するまでラオス国王の娘が保有していました。2つめの銅像は、タイへ輸送中にメコン川に流され、3つめはバンコクで保管されています。