シェムリアップからプーケットへの行き方
シェムリアップからプーケットまでの距離は1230kmで、車での移動時間はノンストップで17時間かかります。シェムリアップからプーケットまで、陸地での直行の移動手段はなく、少なくともバンコクで1度乗り換えが必要となり、短くても24時間の旅となります。唯一のシェムリアップからプーケットまでの直行の交通手段はAir Asiaの航空便です。Air Asiaはこの便を毎日提供していて、ビーチまでの移動時間を1時間半ほど節約することができます。この2都市間の他の移動手段としてはバンコク経由の航空便です。シェムリアップからバンコクへは毎日、数便のフライトがあり、バンコクからプーケットへは24便近くのフライトが飛んでいます。
シェムリアップからプーケットまでフライトでの行き方
2016年11月よりAir Asiaは毎日、午前6時20分にプーケットからシェムリアップへの便があり、プーケットからシェムリアップには午前8時40分の便があります。値段は安くはありませんが、朝出発の便の飛行時間は1時間25分で、カンボジアの遺跡とタイのビーチ間の移動手段としては最適です。ハイシーズンの航空チケットは早い段階でよく売れるため、数日後のフライトを購入したい場合は約USD200/THB7000のチケットのみしか手に入りません。数週間、もしくは一ヶ月後のチケットは USD80/THB2800程で購入が可能です。もしシェムリアップとプーケット間の航空券がお手頃な価格で手に入らなくても、諦めることはありません。バンコク経由の便なら、たくさんある便の中からより低価格で航空券を購入することができます。Air Asiaはシェムリアップからバンコクのドンムアン空港へ毎日3便のフライトがあります。また、スワンナプーム空港では他航空会社が運行する6便以上のコードシェア便があります。Air Asiaの航空券はチェックイン料金等を含まない料金で約USD65/THB2300で、バンコクからシェムリアップまで1時間ほどで行くことができます。
ドンムアンドンムアン空港であれ、スワンナプーム空港であれ、どちらのバンコクの空港も1日にたくさんのプーケット行きの便があります。ドンムアン空港からはLion Airが低価格の便を提供しています。Air Asiaはお得な値段設定もありますが、より早い時期で航空券を購入をする必要があります。スワンナプーム空港からはThai Smileがよりお得な値段で購入できます。バンコクからプーケットまでの飛行時間は1時間25分です。
シェムリアップ国際空港はオールドマッケット地区より8.5km北西にあります。空港へはtuk-tuk (USD5)、もしくはタクシー(USD7)で行くことができます。スーツケースなどの大きな荷物がない場合はバイクタクシー(USD2)で移動することも可能です。シェムリアップ空港は首都のプノンペン空港の次に大きな空港ですが、施設はあまりありません。
注意シェムリアップ国際空港は国際便、国内便、共に全ての旅客に出港税がかかります。国際線チケットには出港税(USD25)が既に含まれていますが、国内線チケットには出港税(USD12)が含まれていません。
プーケット国際空港は島の北部にあり、タイ国内2番目に大きい空港で、国内・国際線共に多数運航しています。ハイシーズンの時はスケジュール便に加えチャーター便も多数運航している為空港の混雑が予想されます。入国、出国審査には時間がかかることが予想されます。
幸いにも、 プーケット空港から島周辺の目的地への唯一の手段だった、高い料金のタクシー(THB1000)がなくなりました。タクシーはバンコクに比べると料金は高いですが、今日では他の移動手段を選べるようになりました。
料金THB100 で*municipal bus(市営バス)**を利用することができます。バスは空港とプーケットタウンのバスターミナルを行き来しています。トラックのようなソンテウに乗ってビーチまで (THB50)で(1時間)で行くことができます。
Airport shuttle bus(エアポートシャトルバス)もあります。現在ではタクシー運転手に最も嫌われているプーケットの最新システムです。値段はTHB120でパトンビーチまで(1時間半)で行けます。その他の移動手段としては、 Shared taxisシェアタクシー(ミニバス)もあります。シェアタクシーは島の全てのビーチへ行くことができ、島での滞在先への移動に最適です。(THB200以下)。
シェムリアップからプーケットまで陸路で向かう
陸続きでシェムリアップからプーケットへ行くにはバンコクを経由するのが一番手っ取り早いです。少なくても3つのバス会社が国際サービスでシェムリアップからバンコクへの直行バスを運行しています。時間は8時間から10時間かかり、チケットはTHB800からTHB1200 の値段で購入できます。バス会社NattakanはMorchit行きがあり、バンコクの北バスターミナルより出発しています。Giant IbisとTravel Martはバックパーカーの区域であるバンコクのカオサンロードまで運行しています。真夜中発(午前12時半)のトラベルマートのバス以外のバスは全てシェムリアップを午前7時45分から9時の間に出発します。注意シェムリアップではそれぞれのバス会社が自社のバスターミナルを持っています。Giant Ibisはクメールパブストリートに本拠地があり、Travel Martは町の中心であるSivatha ブルバードから出発しています。Nattakanは町の南西にオフィスを構えているため、街中に滞在している旅行客にとっては少々不便かもしれません。
バンコクからプーケットまで陸地での長時間移動を選んだ場合、ほとんどの南行きのバスはカオサンロードからタクシーで、THB100で行けるサイタイマイのSouthern Bus Terminal(南バスターミナル)から出発をします。もしMorchitに到着する場合は、プーケット行きのバス会社は数少ないですが値段はお手頃です。バスはプーケットまで12時間から14時間かかります。値段はバスのタイプにもよりますが、大体THB500からTHB1000です。一番安いエクスプレスバスでも大抵は問題ありませんが、VIP24バスはより快適なバス移動ができるでしょう。
全てのバスにはトイレが付いていますが、停車場まで待つことをお勧めします。停車場にはガソリンスタンドと綺麗なトイレがあります。また、セブンイレブンのようなコンビニエンスストアで食べ物などを購入することができます。バスにはブランケットも用意されていますが、車内は寒くなるので、暖かい上着などを用意しておくと良いでしょう。
その他の便利な移動手段として、夜行列車があります。バンコクからスラタニ (THB750 second class fan sleeper)。タイの電車は乗り心地が良く、プライバシーも保てるよう作られていて、快適な夜を過ごすことができます。スラタニ電車の駅は、実際はスラタニにはなく、Phun Phinの20km西にあります。電車の駅からプーケット行きの直行バスがたくさん出ていて、4時間ほど(THB250)で島に到着できます。
タイ滞在ビザについて
ほとんどの外国人にはタイ入国の際にビザなしの30日間の滞在許可のスタンプがパスポートに押されます。もし30日以上の滞在を希望する場合は、事前に自国、またはラオス、マレーシア、カンボジア、ベトナムなどの近隣国でタイのビザを申請する必要があります。2ヶ月の旅行者ビザはUSD40/THB1000で取得でき、60日間の滞在に加えその後、現地の移民局で、(THB1900)で30日間滞在を延長することができます。
注意30日間のビザなし滞在許可も現地の移民局で延長することが可能です。THB1900で(事前に調べた)パスポートの種類に寄って、7日間、または30日間の延長ができます。
2016年12月、新しい規定が発表されました。外国人は30日間のビザなし滞在許可での入国は1年に2回までと制限されました。しかし、それは陸からの入国のみに限ったことで、空路からの入国は2回以上可能です。とはいえ、1年に何度も入国をする外国人に対しては、旅行目的なのか、もしくは仕事をしているのか、詳しく質問をされることになります。
シェムリアップからその他目的地へ
プーケット島はメインランドと橋でつながっており、たくさんのバスがバンコクやチェンマイなど各地からやってきます。
プーケットまでの電車はありませんが、プーケットからスラタニまでバスに乗り、そこから北行きのスラタニからバンコク行きの電車に乗るルートはバンコク行きの人気のルートです。
プーケットはアンダマン諸島の他の島を巡るにも便利な立地です。ピピ諸島はプーケットからボートで1時間ほどです。クラビのランター島は南へ2時間です。アンダマンの隠れた宝石を見ることができます。リペ島へもボートで行くことができますが、サトゥーナから行った方が良いでしょう。トラン諸島にある、クラダン島、ムック島、ンガイ島 (全て3時間半から4時間半)、そしてリボン島 (5時間)もプーケットから簡単にいくことができます。