サワンナケートからハノイまでの行き方
サワンナケート‐ハノイ間は、直行フライトがありません。飛行機で移動されたい場合は、ビエンチャンかパクセ―経由になります。サワンナケート空港は、ラオス航空のみが利用しているため航空券も高額です（片道USD100から）。ハノイへ行くフライトで時間は節約出来ますが、バスの費用の約5倍以上がかかります。陸路移動は安く、フエやダナンに宿泊をして旅の負担を軽減することは出来ますが、非常に時間がかかります。
サワンナケートからハノイまで電車での行き方
ベトナム-ラオス間をつなぐ長い国境は、各国の都市や街を走る何台ものバスが毎日渡っており、サワンナケートやハノイも直行で運行されています。サワンナケートとハノイ間の長距離バスは700kmの走行になりますが、山々を抜ける風や国境の出入国手続きにかかる時間を含めて、約20時間は見ておいてください。ラオスからベトナムへ行く直行の国際線バスが、サワンナケートとハノイのほぼ中心にあるナンパオ国境を通ります。
HTXバンタイ社は、サワンナケート・ハノイ間を毎週運行しています。現在のところ、月・火・木・土曜日にバスの運行があり、月・木曜日がVIP寝台バス、火・土曜日がVIPソフトシートバスが走っています。サワンナケート10:00am発のバスは、目的地には翌朝の到着となり、一日かかりで少し不便です。チケット代金はUSD42です。
寝台バスで旅行された事がない方は、普通席が寝台席かを決める時にいくつかの事項を知っておいた方が良いでしょう。
– 寝台バスの席は様々なタイプがあり、1席・通路・2席や、通路を挟んで1席ずつの並びがあります。どちらの場合でも、別途は上下２段になっております。サワンナケート‐ハノイ路線は、1席・通路・2席の並びが通常ですので、1人旅行でしたらシングル側が取れるのか、2席側が取れるのか確認をしてください。
– 背の高い人達は特に、寝台の「枕」の位置が下の方に滑り落ちるような角度で持ち上げられ、寝心地のバスを見つけるのが大変です。
– ベトナムでは寝台バスがとても人気です。もしもベトナム国内でバス移動が多ければ、それに慣れるしかありません。
おそらく、寝台バスには問題があるので、あまり興味が湧かない方はバスのチケットを買いましょう。
サワンナケートでは、メコン川の東側、ルート9W沿いにあるサワンナケートバス停から出発します。旧市街地からバス停まで、9Wを歩くと約15分かかります。バス停は左手になります。トゥクトゥクは約USD5かかります。
一口メモ バス停から300mほど進むと、サワンナケートで最もおしゃれでモダンなレストラン、マキアートデカフェ（道の右側）があります。ベトナムまでの長距離移動前に、おしゃれなコーヒーを飲むのに良い所です。
ハノイでは、ホアンキエム湖の8km南、ハノイヌオクンガムステーション(Hanoi Nuoc Ngam station)に到着します。公共交通機関を使って湖まで行く方法は、バス8番利用になります。
サワンナケート発フエ・ダナン経由ハノイ行き
サワンナケートから、フエやダナンを経由してハノイへ行く理由はいくつかあります。移動距離は約900kmと長くなり、移動時間もよりかかりますが、選択肢の幅が広がります。サワンナケート‐ハノイ路線とは逆で、フエとダナンは、サワンナケートから毎日バスが運行しており、朝発（7:30am、9:00am発）で11～14時間位かかります。これらのバスは、サワンナケート東の一番人気があるラオバオ国境を使います。同日の夕刻には、フエまたはダナンに到着となります。同日の夕刻には、ハノイ行きのバスに乗れませんのでご留意ください。ハンカフェやシンツーリストはｍフエ発6:00pm前と、ダナン発3:00pm前になります。そのため、フエ やダナンのどちらからでも、ハノイ行きの次の夜行列車に乗ることが可能です。一番値段が高いですが、SE6号かSE8号から選ぶか、少し区切って、市内に１泊した翌日に電車（14時間、2等エアコン寝台車VND1.1mio / USD50）か、バス（14時間、VND350,000/USD15 – VND420,000 / USD18）で移動も出来ます。
サワンナケート発ビエンチャン経由ハノイ行き
サワンナケート発ビエンチャン経由ハノイ行きをする、たったひとつの理由は、ビエンチャンからハノイまでフライト利用をしたい場合のみです。サワンナケートからビエンチャンまではバスに乗ることが可能で、サワンナケート発ビエンチャン行のフライト代金（USD100～）を節約出来ます。ビエンチャン発ハノイ行きの直行バスもありますが、サワンナケート‐ハノイのバスより長時間かかりますので（22時間、VND715,000 / USD32）、検討する余地もありません。ハノイ内の交通手段
オールドクオーターは徒歩で歩き周れますが、遠出をする時にはタクシーが便利です。素晴らしく手頃な価格ですが、メーターが付きではあっても必要以上の遠回りや、市内を見せて料金を上乗せしようとするので、運転手がどこに行こうとしているのか気を付けて見てください。携帯のGPS機能も使えますし、料金がわかっていれば定価で乗っても良いと思います。また、もうひとつあるのが、メーターが通常よりも速く回ることです。良いお知らせがありまして、ハノイでは現在ウーバー(Uber)が運営していて、従来のタクシーの素晴らしい代わりになります。
短距離には、シクロが典型的なベトナム乗り物です。乗る前に、値段交渉をしてください。無数のバイクが、自転車に漕がれながら顔面に向かってくるように走る中を走るのは忘れられない思い出になります。
レンタルバイクもありますが（1日USD5～6）、バイクに乗ったことがない方、ベトナムで前にバイクにのった経験がない方は避けた方が良いです。それでも自分で動きたい方は、まずはバイタクに乗って、交通状況がどれほど悪いか経験してみましょう。また、ハノイでは駐車は無料ではなく、VND2,000～10,000(ホアンキエム湖周辺の週末料金)が課かることをお知りおきください。それから、ヘルメット着用もお忘れなく。
最後に、ハノイにはローカルバスもあります。路線がわかったら、ぼったくりがない安く、速く乗り心地の良い移動を楽しめます。ブック通り（トランティエン(Trang Tien)）にあるお店で買えるバスルートマップを使うか、オンラインを確認しましょう。バス乗車中に料金を支払ってください（VND7,000）。
ハノイ の宿泊施設
ハノイの見所はホアンキエム湖周辺が中心となり、宿泊施設の選択肢もそこに集まっています。バックパッカーの中核は、ホアンキエム湖の北から東にあるオールドクオーターに位置します。ゲストハウスやホテルは、USD20以下。相部屋はUSD4位で見つけられます。客引きの言葉に頼らず、チェックイン前に必ず部屋を見てください。多くのゲストハウスやホテルで、無料WIFIと朝食が料金に含まれており、現金払いのみ可能です。
オールドクオーターは、中間レベルの宿を探すのに良いエリアで（USD50まで）、それより高いレベルの宿泊所は湖の南、フレンチクオーターをチェックしてください。
全ての料金帯は、ホアンキエム湖の西側、ハノイ大教会(St Joseph’s Cathedral)周辺で見つかります。
ハノイの見所
ハノイと、その周辺エリアには、見所やアトラクションが何週間も楽しめるくらい豊富にあります。押さえておきたい地元食を始め、短期滞在に趣を添える提案は以下のとおりです。
1. 午後早めにホアンキエム湖周辺をぶらつくか、早朝の太極拳の練習に参加する。湖の中心にある塔に行く赤い橋は、ハノイの風景に趣を作ります。
2. 子供向けに聞こえるかもしれませんが、ハノイ水上人形劇は大人も、もちろん楽しめます。好き嫌いはあるにせよ、紛れもなく特別な経験です。見逃してはなりません（ホアンキエム湖近く。チケット約USD4）。
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中華料理ほど有名ではありませんが、ベトナム料理は抜群においしく、種類が豊富です。いろんな意味で食通の方は、ハノイフードテイスティングツアーに参加するか（湖周辺のツアー会社で申し込めます）、ツアーが苦手な方はストリートフードに挑戦してみてください。
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ハノイには、かなりの数の戦争と共産党時代の観光スポットがあり、あまり興味がなくてもホーチミン廊(Ho Chi Minh Mausoleum)は訪れてください。朝の入場については館内での撮影が許可されていませんが、夕方のイルミネーションが施された建物はとても魅力的です。
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1日使ってシティから抜け出し、クックフーン国立公園(Cuc Phoung National Park)へ行きましょう。ベトナム最大級の国立公園クックフーンは、生物学的多様性を誇り、行く甲斐があります。洞窟探検やトレッキングをしたり、ボタニカルガーデンを覗いて、絶滅危惧種が公園の救援センターでどのように扱われているか見学をしたり、公園に生息する100種類以上の哺乳類、300種の鳥、50種の爬虫類や両生類を探してみましょう。
ハノイから先へ
ハノイから行けるベトナム国内の二大人気観光地は、北のサパと東のハイフォン(Haiphong)です。
電車はサパまで行かずにラオカイ(Lao Cai)で停まりますが、最終40kmはバスまたはタクシーで簡単にカバー出来ます。サパは、少数民族やトレッキングに興味がある人達を魅了するでしょう。
非のうちどころのない美しさを持ち、当然ユネスコ世界遺産に登録されているハロン湾の不思議へと続く道中で、ハイフォンは手ごろな通過点にあります。