プノンペンからポペットまでの行き方
陸路でプノンペンからポイペットへ行く理由は、たった一つ、タイに行くためだけです。プノンペンからポイペットまで行くルートや交通手段は様々にあり、バス、バンまたはタクシーを使って行くことが出来ます。バスやバンは、遅れたとしても10分程度でほぼ定刻通りに出発しますが、スケジュール通りに到着することはあまりありません。
ポイペットは、タイとの国境に位置し、カンボジア発バンコク、パタヤ、また他のタイ都市へ行くバス全てが出発する場所です。バス、またタクシーは、国境にとても近い主要道路で乗客を降ろします。皆、出入国手続きのためには歩いて申請用紙を提出し、入国許可が下りたら、タイ側にあるタイのバスに乗換えます。
国際線バスの組合せチケットを購入せずに、プノンペンからポイペット、アランヤプラテートからタイの他都市へ個人で移動したいならば、国境は7am~8pmまでしか開いてないことを覚えておかないと、それ以外の時間に到着した場合にはポイペットで1晩明かすことになります。メイン通りはあまり良くなく、旅行客から文句も出る所ですので、事前にゲストハウスの予約をしましょう。
プノンペンからポペットまでバスで
とても多くの会社が、USD10~17またはTHB345~590でバスを毎日運行しています。プノンペンからポイペット間の距離は410kmで、8~9時間かかります。ポイペットでは、バスは国境付近のメイン通りで乗客を降ろします。一口メモ バスは、バンやタクシーよりも時間が掛かりますが、料金も安く安全な方です。カンボジアの交通安全は、懸念されています。夜行バスに乗るなら大型バスがおすすめです。バンの運転手は、不注意で無謀な運転をします。
バスは結構乗り心地が良く、全てのバス会社でリクライニングシートとエアコンを完備しており、少し料金が高めのメコンエクスプレス(Mekong Express)や ジャイアントアイビス(Giant Ibis)だと、wifiや水・スナックの提供もあります。少し高めですが、安全で信頼が置けますのでお勧めです。
以下は、プノンペン発ポイペット行き直行の主要なバス会社です;
キャピトルツアーズ・アンド・トランスポート(Capitol Tours and Transport) 料金:USD10
6:30am・8:00am・10:00am・12:30pm発
メコンエクスプレス(Mekong Express) 料金:USD16
5:30am・7:30am・8:30am・11:30am発
ソーリャ(Sorya) 料金:USD11.5
6:30am・7:45am・9:45am・11:45am・2:30pm発
プノンペンからポイペットまでミニバン/バンでの行き方
プノンペンからポイペットまで、バンを利用することも可能です。バンの料金はどれも大体同じで、満席になり次第に出発しますが、ジロエクスプレス(Thero Express)のように出発時刻が決まっている会社も数社あります。バンは、大型バスよりも速く、目的地までの早めに着きます。一口メモ バンは、度々荷物が多いローカルの人達で身動きが取れなくなります。もう一つの問題は、運転手の乱暴な運転が有名です(まぁ、どこの国もおなじかと思いますが)。車線変更を繰り返し、道路の状況があまりよくないので、とても揺れます。
カンボジアポスト(Cambodia Post) VIPバン 料金:USD12
7:30am発
ジロエクスプレス(Thero Express) 料金:USD17
5:00am・7:00am発
プノンペンからポイペットまでタクシーで
タクシーの貸切は、メータータクシーではなく自家用車とドライバーのみとなるのが難点です。ホテルやホステルで代行手配をしてくれますが、騙されないように気を付けましょう。運転手は1台につき約USD100か、人数に応じて1人あたりUSD25~30を請求します。大体は1台USD60位ですが、交渉次第で決まります。
タクシーは、行先やルートにより6~8時間かかり、かなり揺れたりストレスに感じます。ローカルのドライバーで、安全性に欠けると思うのはあなたが初めてではありません。
プノンペン発シェムリアップ経由ポイペット行き
プノンペンからポイペット間で、丁度良い駐留地点はシェムリアップです。バスまたはバンで、まずはプノンペンからシェムリアップへ行き、数日間は豪華なアンコール寺院を見学してから、目的地へと続けられます。プノンペン-シェムリアップ路線は、国内で一番利用客が多いルートなので、シェムリアップまでは様々なバス会社が運行していますが、最も信頼性の高い会社はジャイアントアイビス(Giant Ibis)とメコンエクスプレス(Mekong Express)です。
プノンペンとシェムリアップの距離は312kmです。大体の場合が、カンポントム(Kampong Thom)でトイレと食事休憩が30分ほどあります。
一口メモ 日中移動は時間が奪われますが、バスは農村部を行くのでかなり楽しめますし、カンボジアの田園風景や、広大な平野、ほこりが立つ道路や、道路脇の小さな町々と、車窓からは本当のカンボジアを一見することが出来ます。
バンも同ルートを走ります。一日中、定期的に出発していますが、プノンペンを正午までには出発しないと目的地に到着する頃には暗くなってしまいます。
ほぼ全てのバスやバンは、街の中心から2kmほど離れた、主要高速道路で降車となります。そこからは、トゥクトゥクでUSD3強掛かります。
プノンペンからシェムリアップまでのタクシー代金はは、大体1台あたりUSD40か、3~4人のグループであれば1名あたりUSD15いくかいかない位です。平均的に、タクシーはホテルの前まで連れて行ってくれます。タクシーだと6時間かかります。
下記は、プノンペン発シェムリアップ行きのバスの時刻表です;
ジャイアントアイビス(Giant Ibis) 料金:USD16
8:45 am・9:45am・12:30pm・10:30pm・11:00pm・11:30pm発
メコンエクスプレス(Mekong Express) 料金:USD13
7:30am・8:30am・12:30pm・2:25pm発
PSDエクスプレス(PSD Xpress) 料金:USD15
9:30am・2:30pm発
ソーリャ(Sorya) 料金:USD10
7:00am・8:30am・10:00am・12:30pm・2:30pm・5:30pm・9:30pm発
プノンペン発バッタンバン経由ポイペット行き
ポイペットまでのもうひとつの行き方は、バッタンバンに途中停まりながら国道5号線を通って行く方法です。メコンエクスプレスがチケット代USD12とおすすめです。また、より安いチケットを提供する会社もあります(約USD8から)。距離にして290kmで、5~6時間かかります。
覚え書 大型バスはシティ中心部へ通行禁止となっているため、この場合はバンを利用した方が良いです。全会社が、提携会社で降車となります。
バス・バン会社のスケジュールは以下の通りです;
カンボジアポストVIPバン(Cambodia Post VIP Van) 料金:USD8
7:30am発
キャピトルツアーズ・アンド・トランジット(Capitol Tours and Transport) 料金:USD6
6:45am・7:00am・8:00am・9:00am・10:30am・11:30am・12:30pm・1:00pm・2:15pm・2:45pm・4:00pm・5:30pm発
メコンエクスプレス(Mekong Express) 料金:USD12
5:30am・7:30am・8:30am・1:30pm・11:30pm発
ソーリャ(Sorya) 料金:USD8.5
6:30am・8:30am・9:45am・11:45am・1:30pm発
プノンペンからバッタンバンまでのタクシーは、プノンペンからシェムリアップまでの料金とほぼ同額です。
シェムリアップ、バッタンバンからポイペットまで
シェムリアップや、バッタンバンからポイペットまでのバス利用は、2~3時間くらいかかります。料金は、バス会社によりますが、平均でUSD8~10となります。ポイペットから遠方へ
プノンペンからバンコクや、パタヤのようなタイ国内の他都市行きのチケットを予約する場合は、国境でスタンプが押されて渡ってからバスを探してください。国境の反対側で、運転手と係員が待っていてくれるので、置いて行かれることはありません。ご安心ください。
まだ何も予約をしていない場合は、スタンプを押されたら国境を渡って、バス・バンが出発するアランヤプラテート(Aranyaprathet)のロンクレアマーケット(Rong Kluea Market)まで進んでください。アランヤプラテート発バンコク行きのバスは、一日中通常通り出発し、料金はTHB200~300、6時間弱かかります。
バンの方が速く約4時間ですが、料金は少し高めです(THB300)。
バンコクまでの最安値は、もの凄く時間がかかりますが電車で、3等クラスの普通席がたったのTHB48と破格です。電車は、バンコクの中心地フアランポーン駅まで行き、そこから様々な所への交通網は整っています。