バンコクからメーソットまでの行き方
ミャンマー・タイ国境のタイ側にある小さな街、メーソット(Mae Sot)。たくさんの旅行者はミャンマーにあるミャワディを急ぎ足で去り、メーソットからバンコク行きのバスか飛行機に乗ります。実際、メーソットとミャンマーにあるミャワディは、旅を続ける前にちょっと立ち止まって観光するには面白い街です。
メーソットからバンコクへのフライト
メーソットからバンコクまで一番早く移動するには飛行機を使いましょう。メーソットの空港は市街地から1km離れた所にあります。空港まではトゥクトゥク(100タイバーツ)か、徒歩でも簡単にアクセスできます。ノックエアはバンコク行きのフライトを、1日4便運航しています。フライトは朝9時40分、11時00分、午後2時30分、そして午後4時10分発があります。フライト時間は1時間10分です。フライトは通常小型プロペラジェット機となり、チケットは1,125タイバーツから、フライト日程の数日前に購入すると最大で2,500タイバーツまで跳ね上がります。飛行機はバンコクのドンムアン空港に到着します。
バスでメーソットからバンコクまで
メーソットとバンコクの間には毎日直通バスが通っています。バスは郊外にある大きなバスステーションから出発しています。バスステーションまではトゥクトゥクで100タイバーツ以下になります。バンコク行きのバスは午前6時から午前10時の間と、夜6時から夜10時の間に出発しています。移動時間は8時間から9時間で、夜行バスを利用すれば宿泊費を節約できます。エクスプレスバスは400タイバーツ、VIPバスはより快適で700タイバーツになります。
バンコクでは街の北側にあるモーチットバスターミナル(Morchit Bus Terminal)に到着します。北方面と北東方面を旅行する一番大きなバスターミナルになるため、バンコクが最終目的地でなければ、イサーン(Isaan)や北方面に向かうのにとても便利です。
市街地に出るには、タクシー(150タイバーツ)か従属するローカルバスステーションから出発している公共バスに乗りましょう。公共バスはとても安いですが(10タイバーツ)、行き先を自分で確認しなければなりません。BTSモーチットステーションはバスターミナルから10分ほど歩いた少し複雑な所に位置しています。タクシーを利用するのが賢明でしょう。
旅のヒント
ミャンマーからタイへ国境を越える予定であれば、事前にビザ取得の有無を確認しましょう。すべての人ではありませんが、ほとんどの国籍の人が、タイに入国した時に30日間の無料滞在スタンプを与えられます。これは比較的最近になって変更されたもので、以前はたくさんのヨーロッパ人やアメリカ人が14日間の滞在許可を与えられていました。無料滞在期間よりも長くタイに滞在したい場合は、事前にビザを申請するか、国内の入国オフィスで延長の手続きをしましょう。お持ちのパスポートにもよりますが、7日間または30日間の延長が可能で、料金はともに1,900タイバーツです。
スコータイ経由でメーソットからバンコクまで
国道12号、メーソットの東150kmに位置するスコータイは、バンコクに向かうまで途中休憩するには最適の場所です。メーソットからバスやバンを使って3時間ほどの距離です。バンコクに直接向かう場合に乗るバスも同じ所から出発しており、スコータイ行きのバスも頻繁に運行されています。通常、バンは満席になったら出発しますが、長く待つことはありません。チケットは130タイバーツで、運行時間は朝6時から夜6時までになります。スコータイの主要観光地は、タイに10個ある歴史公園のひとつ、スコータイ歴史公園になります。かつてのシャム王国の首都でもあり、歴史公園は800年前の首都がどのようだったか教えてくれます。ほとんどの遺跡は驚くほど無傷で、公園全体もとてもよい状態で保存されています。
スコータイでの見どころ、おすすめのアクティビティ、宿泊施設やレストラン情報はこちらSukhothai Travel Guideをご覧ください。
旅のヒント
他にもスコータイからアクセスできる歴史公園が2つあります:カンペーンペット歴史公園(Kamphaeng Phet)とシーサッチャナーライ歴史公園(Si Satchanalai)です。両公園はスコータイから60~100kmの距離で、スコータイよりも空いているため、穴場を観光することに興味がある方は、見逃さないように。
スコータイからバンコクへは、飛行機かバスで簡単にアクセスできます。バンコクエアウェイズは毎日3便運航しており、朝8時45分、午後3時、夜6時45分発があります。チケットは1,690タイバーツから、フライト時間は1時間15分です。到着空港はスワンナプーム空港となり、市街地まではバス、列車、タクシーで簡単にアクセスできます。また、空港からはタイ国内のパタヤ、チャン島、サメット島、そしてホアヒンなどの目的地まで直通バスも出ています。
新しい街スコータイとバンコク間は通常バスが1日を通して運行されており、ほとんどのバスが早朝6時から10時の間と、夕方5時から夜10時の間に出発しています。移動時間は7~8時間です。このルートを運行しているバス会社はたくさんあり、チケット代は変動します。エクスプレスバスは350タイバーツほどで、VIPバスは650タイバーツくらいになるでしょう。バンコクへの到着は、首都の北側にあるモーチットバスターミナルになります。
バンコクからその他の目的地へ
バンコクのモーチットバスターミナルからは、タイ北部と北東部のすべての主要目的地に向かうバスに乗ることができます。北部の人気目的地であるチェンマイやチェンライ(Chiang Rai)、イサーン地方のナコーンラーチャシーマ(Nakhon Ratchasima)、コーンケーン(Khon Kaen)またはノーンカーイ(Nong Khai)行きがあります。モーチットから何社かのプライベート会社がプーケット行きのバスを運行しています。クラビ(Krabi)またはスラターニ(Suratthani)を含むほとんどの南行きのバスについては、チャオプラヤ川(Chao Phraya River)の西側に位置する南バスターミナル、サイタイマイ(Sai Tai Mai)で確認してください。
いくつかの上記の目的地はバンコクから列車で向かうことができます。タイにいる間に、一度は列車の旅をされることを強くお勧めします。バンコクの鉄道駅は市街地中心に位置しており、MRTでアクセスできます。
バンコクには2つの空港があり、メインのスワンナプーム空港とドンムアン空港は、多くのLCCがベースとしており、国際都市へのゲートウェイしてその役割も果たしています。また、タイの地方都市やその他主要目的地であるベトナムのハノイやホーチンミンシティ、カンボジアのプノンペンにシェムリアップ、マレーシアのクアラルンプールにペナンなど、たくさんの都市にフライトしています。