ランタ島からバンコク までの行き方
ランタ島からバンコクまで戻る、一番簡単で賢明な方法は、バン/バスまたはボートで本土まで渡ってから、飛行機またはバスで首都まで行く方法です。電車で移動したい方は、スラタニまたはチュンポンに行くのが良いですが、そこまではバスで行くことになります。個人でバンコクまで行きたくない方は、ランタ島のバンサラダン(Ban Saladan)にある多くのツアーエイジェントがバンコク行きのパッケージを販売しています。ただ、このようなパッケージに含まれる乗り物、費用、所要時間はあまり良いとは言えませんので、費用や時間など期待外れにならないか、予約前に必ず旅程を確認しましょう(例:ピピ島経由等)。
ランタ島からバンコクまで、クラビまたはプーケット経由
クラビとプーケットは、ランタ島からバンコクへ行く際に便利な空港となります。タイガーラインフェリーは、ランタ島発で直行フェリー+バンの組合せを取り扱っています(順に1100バーツ、1700バーツ)。ランタ島‐クラビ間はクラビルートの船、ランタ島‐プーケット間は同社のアンダマンルートに含まれており、2つは別々のルートを辿る事をお知りおきください。どちらの空港もランタ島から4時間半かかり、クラビよりもプーケットの方を検討したくなるのはプーケット発バンコク行きのフライトの選択肢が多いためです。タイ・エアーアジアとタイ・ライオンエアーはドンムアン空港発着、タイスマイルはスワンナプーム空港発着で、プーケットとバンコクの2つの空港間を毎日運航しています。「バンコク‐プーケット」はタイ国内で一番人気のある路線ではありますが、通年ほぼ大体片道1000バーツ位で購入可能で、頻繁にそれよりさらに安くなる時もあります(750バーツ)。所要時間は1時間半です。
そうは言っても、ランタ島からバンコクへ行くには、おそらくクラビ経由の方が便利かもしれません。ランタ島に近い大きな街で、バン+フェリーで行くこともできます。新しい橋を渡ってランタヤイ(Koh Lanta Noi)まで行けるランタノイ(Koh Lanta Noi)までバンで行ってから、ランタノイから本土まではカーフェリーを利用することになります(7分要;特に繁忙期には待ち時間が結構長いです)。ランタ島からクラビ空港まで、1人あたり600バーツ以下で行けるバンのチケットを探してください。バンの走行距離は75kmで、ランタ島からクラビ空港までは2時間未満でたどり着けます。
友達や家族と旅行される方は、ランタ島発クラビ空港行きのプライベート送迎もお考えください。5人以上での旅行でしたら、ランタ島からクラビ空港までプライベート送迎の方が何よりも安くなるでしょう。9名乗りバンは3000バーツです。ランタ島内のどこからでもピックアップ可能ですので、港/バンサラダンまで個人で移動する必要もなくなります。
クラビ‐バンコクのフライト代金は、プーケット‐バンコク路線とほぼ変わりませんし(片道700バーツから)、同じ航空会社がバンコクのドンムアン、またスワンナプーム空港まで運航しています。最安値をお探しでしたら、タイライオンエアーをチェックしてみてください。預け荷物の代金も、航空券代金に含まれています。
いかなる理由にせよ、フライト移動はしたくない方は、バンコク行きの長距離バスをご検討ください。プーケット、クラビ両方から出発しています。バスは、12~14時間ほどでバンコクに着きます。料金は、450バーツ(エクスプレスバス)~1000バーツ(VIP24)となります。ほとんどのバスは、チャオプラヤー川の西岸にある南バスターミナルに到着となりますが、いくつかの私営バスは北方にあるモーチットバスターミナルに到着します。
ランタ島からバンコク まで、スラタニ経由
ランタ島からバンコクまで最速の移動手段ではありませんが、電車移動がお好きな方にはスラタニ経由で行くことも可能です。スラタニは湾岸線沿いにあり、ランタ島からスラタニへは、まずランタ島からクラビまでバンに乗り、スラタニ行きのバスに乗換えることが出来ます(4時間、250バーツ要)。ランタ島発スラタニ行きのパッケージもありますので、通りにあるツアーエジェントを訪ねてみてください(900バーツ)。一口メモ: スラタニ鉄道駅は、スラタニではなく、プンピン(Phun Phin)いう街の中にあります。
スラタニ鉄道駅からバンコク行きの電車に乗ってください。便利な列車は、86号6:37pm発・84号9:05pm発で、バンコクのフアランポーン駅には順に翌朝6:30am、8:30am着となります。どちらも1等2等寝台車があります(1500バーツ・1000バーツ)。
なぜバンコクへ行くのか
バンコクのように、モダンと伝統が混ざったハーモニーのあるアジアの首都が他にありますか?高層ビルが空を突き刺すように建ち、金色の寺院が街を飾り、おしゃれなショッピングモールに世界最高ブランド店が入っているなか、おいしくてスパイシーなローカル飯が並ぶ賑やかな屋台もあります。スカイトレインは通りの喧騒の上を高く街中を走り抜け、動きの鈍いフェリーがチャオプラヤー川の土色の水面を往復し、高速運転のピンク・黄色・緑のタクシーが、バンコクの入り組んだ交差点の凄い迷路の抜け道を見つけるのは、本当に神がかっているように見えます。
バンコクの宿泊施設
バンコクの不規則に広がる地域では迷子になるのは簡単で、宿泊所について数えきれない程あって迷います。まず最初に宿泊にいくら使うのか予算を決めて、次にバンコク滞在中にやってみたい事を考えましょう。
バックパッカーの長年のお気に入りカオサン通りと、ソイランブットゥリ(Soi Rambuttri)、ソイプラアティト(Soi Phra Atit)、ソイサムセン(Soi Samsen)を含む隣接する通りは、旅行者向けのサービスが豊富な首都の安宿の領域です。ヤオワラット(Yaowarat)として知られるチャイナタウンは、どんな街の探検家向けにも最大限の魅力をもち、非常にまともな安宿が自慢です。シーロムと、スクンビット通りの下方部は、大きなホテルが立ち並び、BTS駅から歩いて行ける範囲にあります。買い物目当ての方は、中心のサイアムが良いですが、1部屋2000バーツ以下にはなりません。雰囲気があるリバーサイドはラグジュアリーホテルで有名ですが、安宿目当ての方はタノンチャロエンクルン(Thanon Charoen Krung)は散策してみる価値はあります。
バンコクでやること
散策、観光、食事、ワインと実際に限りない機会があふれ、バンコクの滞在時間はいつも足りません。やりたい事や行きたい所は必ず見つけるところですが、下記の項目を除いてしまってはタイ首都を制覇したとは言えません:
- エメラルド寺院(ワットプラケオ)と王宮‐国内で最も崇められるブッタ
- ワットポーのヘブンリーマッサージ‐タイ古典医療の総本山
- 魅力的なルーフトップバーで一杯‐凄いシティビューと美しい雲の眺め
- チャオプラヤー川のリバーボート‐他の通勤者と肘がぶつかったり、予期せぬ水しぶきが顔にかかったり
- クレイジーなチャットチャックウィーケンドマーケットの入り組んだ小道探索‐お土産・安い洋服・ローカルデザイナーの作品、エキゾチックな動物
- ジムトンプソンの家で午後のゆったりとした時間‐クロン横の平和と静けさの緑豊かな小さなオアシス
- ワットアルンのメイン塔かの激しい階段か、ゴールデンマウンテンに登る
- スカイトレインに乗って、鳥の目線でシティを見る
バンコクで素晴らしい滞在をお過ごしください。リラックスして、楽しんでくださいね。