カンチャナブリからバンコクまでの行き方
カンチャナブリからバンコクまで
カンチャナブリは、タイの海から離れた人気の観光地のひとつとして存続します。毎日いくつもの観光バスが運行し、公共バス・バンも不足していません。運行会社によりバンコクの停留所が異なりますので、チケットを買う前にバンコクの終点地を確認することを覚えておいてください。最も便利な選択肢は、北・北東にある数多くの目的地に旅路を続けることが可能な北バスターミナル(モーチット(Mochit))、またドンムアンに行くエアポートシャトルに乗れるヴィクトリアモニュメント、こちらはBTSの駅名にもなっており、多くのバン運営会社がバンコク周辺の街とシティを送迎しています。また、カオサン通りはバックパッカーやフラッシュパッカーが次なる旅に出かける前の数日間をバンコクで滞在する第一選択肢となります。
カンチャナブリからバンコクまでバス・バンでの行き方
クワンチーヴィーツアー(Kwan Chee Vee Tour)は、カンチャナブリバス停からモーチットとして知られるバンコク北バスターミナルまで毎時間おきにバンを運行しています。カンチャナブリバス停は、市内南部のユートン(U-Thong)ソイ4とソイ6の間、ゲストハウスのエリアから約2.5kmほどの所にあります。シティからの行き方は、公共ソンテウ(1人10バーツ)に乗るか、バイタクを交渉する(通常は約40バーツ)方法があります。バンのチケット代金は150バーツですが、これらのバンは荷物用スペースが限られていることをお知りおきください。念のため、荷物用に1つチケットを買った方が良いかもしれません。クワンチーヴィーツアーの始発は、4am出発でバンコクは7amまでに到着、最終は6pm発です。ハヌマンツアーサイアム(Hanuman Tour Siam)は、ヴィクトリアモニュメント行のバンコク行きバンがあります。このルートは、カンチャナブリ北部、ルート3199(ラドヤイボープロイ(Lad Ya–Bo Ploy))と3086(タノンプラクルソン(Thanon Phra Kru Son))の交差点から始まり、カンチャナブリのゲストハウス主要エリアから15km北西に離れていますが、このエリアに滞在するのであれば便利だと思います。チケットはクワンチーヴィーツアーよりも少し高い180バーツですが、モーチットからよりも、ヴィクトリーモニュメントからの方が速くて簡単にバンコクの中心部へ行くことが出来ます。ハヌマンツアーサイアムのバンは、5:00am~6:20pmまで毎40分ごとに出発します。
また、カンチャナブリバス停からバンコクのカオサン通りエリアへ行く直通もあります。かなり高く250バーツかかりますが、公共交通機関をつかってカオサン通りへ行くのは大変です。タイスリラム(Thai Sriram)運行です。1日4本、10:30am・12:30pm・4:30pm・8:30pm発があり、歩きやすいラムブットリ(Rambuttri)とプラアティット(Phra Athit)のバジェットディグがある所から、チャクラボンセ(Chakrabongse)通りにある同社のオフィスまで乗客をお連れしますので、最終でバンコクに深夜に着いたとしても便利です。
カンチャナブリからバンコクまで電車での行き方
カンチャナブリは、タイ鉄道南本線(西本線)のナムトック行きにあります。バンコク行きは1日2本のみ、5:20amと12:50pm発です。目的地までは痛烈な5時間です。どちらも3等列車のみです。でも、時間を持て余していて、足腰が強ければ、移動中に車窓から田舎町のきれいな写真が取れて良いかもしれません。当日チケットを買ってください。カンチャナブリからバンコクまでタクシーで
カンチャナブリからバンコクへの、最速で一番便利な移動方法は、PGS社のプライベート送迎を利用する方法です。3名乗りトヨタカムリ(3000バーツ)や、9名乗りトヨタコミュター(3400バーツ)があります。料金は定額で全て含まれているので、高速代金や特定場所での乗り降りの追加代金はいりません。カンチャナブリにいる間、サンカブリ(Sangkhlaburi)のタイミャンマーを見逃さないでください。
木製のモン橋のエレガントなシルエットは、朝露の薄いベールでほどんど見えません。裸足の女の子が、積み重なった金属製のボールを両手にバランスよく持ちながら、ワンカ(Wang Kha)から反対側のクウェンカオレム(Khuean Khao Laem)まで急ぎ足で行きます。ロングテールボートのガタガタとした音が日を告げ、豊かな樹海に囲まれて、遠くで金の仏塔ワットモンが輝きます。サンカブリを訪れる人達がすべき2つのことは、ワンクラ(Wang Khla)へモン橋沿いに歩き、伝統衣装「ロンジー」を身に着けた男性やタナカの粉を頬につけた女性と子供達に、道沿いのカフェでモンカレーと、橋の絵葉書の様な景色から“タイ版の小さなミャンマー”を体験することです。行った事がある人は、必然的にアマラプラ(Amarapura)を思い浮かべるでしょう。
ふたつめは、サンケン寺まで船旅をすることで、そこは1982年のダム建設前にはモン族の主要なお寺でした。カオレム(Khao Laem)貯水池の水かさが比較的低いので、ほぼ一年中お寺の中を歩けますが、雰囲気はにじみ出て来るようです。特に橋とお寺がミステリアスに見えるので、一日中雨が降る夏はより楽しめるでしょう。船代は、素晴らしく良心的な価格でお寺まで300バーツです。
より良い体験には、橋のタイ側にあるPゲストハウスのスィートルームを体験してください(900バーツ)。こちらのスィートルームはメインの建物の2階にあり、橋とワンクラ(Wang Khla)のチェディブッタカヤ(Chedi Buddakhaya)をのぞむ素晴らしい景観を眺められるバルコニーがあります。モン側に滞在すると決めた場合は、夕暮れ時にPゲストハウスへ良心的な価格でおいしいディナーを味わいに行ってみましょう。
一口メモ:カンチャナブリ‐サンカブリ間を運行するローカルバスがありますが、国境の街へ行くルート323は個人で移動するのがベストです。バスで行くと、旅路の楽しみが半減し、トンプラプム(Thong Pha Phum)に立寄って、ワットタカヌン(Wat Tha Kha Nun)へと丘を上がって景観を眺め、名前も知られていない地元のおいしいタイコーヒーを味わったり、ヒンタット(Hin Tat)温泉に寄り道することもできません。