ニューデリーからチェンナイまでの行き方
デリーは北インド、チェンナイは南インドに位置していることから、最も便利で早い移動方法は飛行機です。予算によっては、列車移動の方が魅力的かもしれません。列車はチケットが安く、移動中にインド国内を堪能できます。バスでの移動も可能ですが、不便が多くなります。
デリーからチェンナイへの距離は陸路で2161km、休憩を入れないで移動すると40時間かかります。同様に列車での距離も2175km、28~30時間かかるでしょう。空路での移動距離は劇的に短くなり、1760kmです。たった3時間でデリーからチェンナイに到着できます。
利用する航空会社と予約時によりますが、フライトチケットはINR 2500~5000になるでしょう。列車チケットは乗車クラスと予約時によって大きく変動し、INR 800~5000になります。バスで移動する場合は、数回バスを乗り換える必要があり、チケットは最大INR 3500です。
ニューデリーからチェンナイまでのフライト
デリーのインディラ・ガンディ空港からチェンナイ国内空港までは、一日を通して複数のフライトが運航されています。チケットはINR 2500から5000に及びます。Clear TripやMakeMy Trip、Yatraなどのウェブサイトから格安チケットを入手することができます。フライト予定日から最低でも数週間前に予約すると、良心的な価格でチケットを購入できるでしょう。
多くのインド国内航空会社はデリー・チェンナイ間のフライトを提供しており、早朝から夜遅くまで運航しています。人気航空会社は、ジェットエアウェイズ、エアインディア、ビスタラ(Vistara)です。
格安航空会社にはインディゴ(IndiGo)とスパイスジェット(SpiceJet)があります。すべての航空会社は15-20kgまで無料でチェックイン荷物を預けることができますが、格安航空は飲食物が提供されないので、機内で購入するか持参する必要があります。機内料金は通常料金の2~3倍になるので、搭乗前に飲食物を購入することをお勧めします。
デリーからチェンナイまでの直行便は3時間ですが、チェックインやセキュリティ、搭乗や荷物受け取りにかかる時間も考慮する必要があります。デリーからチェンナイへは乗り継ぎ便もありますが、直行便より3倍以上の時間がかかるため、お勧めしません。
ニューデリーからチェンナイまでのバス
バスでの移動をご希望の場合、直通で向かうバスルートがないことをご承知おきください。まずデリーからアフマダーバード(Ahmedabad) (INR 800-2600)に向かい、アフマダーバードからプネー(Pune) (INR 800-1200)、そしてプネーからチェンナイ (INR 800-3000)を目指すことになります。
デリーからアフマダーバードまでは、快適な座席と定期的に停車するビカス・トラベル(Vikas Travel)やグジャラート・トラベル(Gujarat Travel)を含めた複数の人気会社によってバスが運行されています。アフマダーバードからプネーまでの選択肢は少なく、パテルツアー&トラベル (Patel Tours & Travel)を利用すると良いでしょう。プネーからチェンナイまでは、近代的で快適なバスとフレンドリーな運転手が特徴の、ナショナル・トラベル(National Travel)をご利用できます。
デリーからチェンナイまではバスで最大55時間かかりますが、乗り換え時間とバス停への移動時間も考慮する必要があります。バスを何回も乗り換えると疲れるため、いずれかの都市で宿泊することをお勧めします。
複数のバス会社によって運行されているので、各都市からの出発時間も複数あります。
利用する運行会社によってアメニティは異なりますが、エアコンはぜひ付けてください。バス内にトイレは設置されていないので、数時間おきに停車するまで待つ必要があります。ほとんどのバスが、頭上TV画面でヒンディー映画を上映しています。
デリーからチェンナイへバスで移動することもできますが、所要時間と常にバスを乗り換えなければならないストレスを考慮すると、お勧めできません。飛行機を選択しない場合は、列車での移動がベストオプションです。
ニューデリーからチェンナイまでの列車
列車のチケット料金は、INR 800-5500まで変動します。チケットを予約する際は、各駅の略式名称をご確認ください。デリーにはニューデリー駅(NDLS)とハズラト・ニザームッディーン駅(NZM)の2つがあります。チェンナイにもチェンナイ中央駅(MAS)とチェンナイ・エグモア駅(MS)の2つが存在します。
運行ルートによりますが、デリーとチェンナイの列車移動時間は30~45時間になります。
デリーからチェンナイまでは、アンダマン・エクスプレスやGTエクスプレスなど多くの列車が運行されており、出発時間も多様です。ほとんどの列車が、午後の早い時間帯か夜遅くに出発しています。
列車座席の座り心地は、利用するクラスによって変わります。1ACには2~4寝台と食事、エアコン、きれいなお手洗い、シャワー、枕とシーツ・ブランケットを就寝前に届けてくれるアテンダントが付いています。
2等ACクラスはコンパートメントに4-6寝台があり、1等クラスと同等の施設がありますが、就寝準備は各自行う必要があります!
3ACはエアコン付きですが、より多くの寝台が設置されているため、プライバシーに欠けます。トイレの清潔さも劣り、食事は付いていません。
とても安いですが、スリーパークラスは避けてください。睡眠できる寝台がないため、疲れやすく不快な移動となります。