ニューデリーからバンガロール(ベンガルール)までの行き方
北インドにあるインドの首都ニューデリーから南のカルナータカ(Karnataka)州にあるバンガロールまでは、飛行機、列車またはバスでアクセスできます。ニューデリーからバンガロールまでは飛行機での移動が一番早く便利ですが、時間があれば列車での移動もインドの素晴らしい景色を堪能できてお勧めです。
デリーとバンガロールの距離は陸路で2121km、ノンストップで35時間かかります。列車での距離は2379km、移動時間の35時間には途中停車の時間も含まれます。列車内には寝台とトイレが設置されており、快適に過ごせます。飛行機は3時間かけて1740kmを移動します。
デリーからバンガロールまでエコノミークラスでフライトする場合、格安航空会社のチケットでINR3500-5000になります。列車チケットは乗車するクラスにより変動し、INR800-7000となります。バスチケットは複数のバスを乗り継ぐため、特別安くはなりません。まずデリーからジャイプール(Jaipur)まで向かい、ジャイプールからムンバイ(Munbai)、そしてバンガロールに到着します。料金は合計でINR5000になるでしょう。
ニューデリーからバンガロールまでのフライト
デリーからバンガロールまでのフライトチケットは、搭乗クラスと利用航空会社によりますが、INR3500-9000です。最安チケットを入手するには、旅行の最低でも1ヵ月前には予約をし、旅行代理店への手数料を避けるためオンラインで予約しましょう。
デリーとバンガロールはどちらもインドの主要都市で、様々な航空会社がこのルートを毎日フライトしています。格安航空会社のGo Airやインディゴ(Indigo)、エアインディア、そして少し高級なジェットエアウェイズやビスタラ(Vistara)があります。どの航空会社も最大20kgまでチェックイン荷物が無料となっています。格安航空会社は機内での飲食物サービスがないため、機内で購入することになります。機内の販売価格は高額なことが多いため、ご自分で持参するのもよいでしょう。
直行便のフライト時間は3時間ですが、チェックインとセキュリティ、荷物受け取り時間も計画に入れておきましょう。経由便もありますが最大9時間かかり、フライト料金が同額であることも考えるとお勧めしません。
ニューデリーからバンガロールへのバス
バスでデリーからバンガロールまで移動する際は、まずデリーからジャイプール行きのバスを利用します。エアコン付きの人気バス会社に、マハラクシュミー(Mahalaxmi)とリシャブ(Rishabh)があります。チケットは最大INR800です。
その後にジャイプールからムンバイ行きのバスに乗車します。グジャラート・トラベル(Gujarat Travel)はINR 2600で運行しています。最後のムンバイからバンガロールまでは、エアコン付きで最大INR1500の人気バス会社オレンジ・ツアーまたはシャルマ・トラベル(Sharma Travel)を利用しましょう。
デリーからジャイプールまでのバス移動は、途中停車を入れて最大7時間かかります。ジャイプールでバスを乗り換える必要があります。ジャイプールからムンバイまでは20時間かかるため、エアコン付きの寝台バスを選択することが重要です。最後のムンバイからバンガロールまでのバスは、約16時間かかります。ほとんどのバスにはトイレが設置されていませんが、トイレ休憩のため頻繁に途中停車します。
一日を通して、各都市からは複数のバス会社によってバスが運行されています。バスを選択する際、各都市でバスの乗り換えにかかる時間も考慮する必要があります。また、ほとんどのバス会社が中心地にあるバス停からは出発していません。
多くのプライベートバス会社はエアコンとリクライニング付きバスを運行していますが、車内にはトイレが設置されていません。
ニューデリーからバンガロールまでの列車
予約するクラスによって、デリーからバンガロールまでの列車チケット料金は変動します。2等または3等ACクラスのチケットはINR3000-4000です。人気列車はカルナータカ・エクスプレス(Karnataka Express)、ドゥロント・エクスプレス(Duronto Express)、そしてバンガロール・ラジャーニ(Bangalore Rajdhani)です。
デリーからバンガロールまでは、主要駅に停車しながら34-36時間かけて到着します。
デリーからバンガロールまではたくさんの列車が運行しており、午前中、午後、夜と深夜にかけて様々な出発時間があります。キャンセルは、出発の48時間前までに追加料金を支払えば可能です。
2等ACまたは3等ACで移動することをお勧めします。2等ACには4-6寝台、比較的清潔なトイレ(コンパートメントでシェア)、食事と枕・シーツが付いています。
3等ACは8-10もの寝台があり、トイレの清潔度は劣ります。食事も含まれていませんが、駅で停車する際にスナックや食事を購入することができます。
1等ACは高額になりますが、コンパートメントの寝台数は2-4台と少なく、プライバシーが多く保てます。トイレも清潔で、ベッドの支度と食事を運んでくれるアテンダントもいます。
1等クラスの列車チケットはフライトチケットと同額なので、飛行機を利用する方が便利でしょう。