ダナンからニャチャンまでの行き方
ニャチャンに行く理由
ベトナムで一番人気の海のリゾート地はどのようなところでしょうか?もう検索する必要はありません。静かなプライベート空間に憧れる方には、活気があって都会なニャチャンはおそらく最適ではありませんが、時々散らかってはいても白い砂浜がいくつかの絵のような島々と共に美しい湾に広がり、豊富なアクティビティがあるのも魅力のひとつです。また、ベトナムのダイビング中心地は、ほぼ通年、国内外から様々な旅行客の定期的な流れを確保します。
ダナンからニャチャンまで
ダナンは、ニャチャンから1時間半の簡単なフライト、またはバス・電車利用ではダナン‐ニャチャン間の距離約520kmに最低でも9時間はかかります。ハノイ発サイゴン行きの南へ向かう電車は、ほぼ全てどちらのシティにも停車、ローカル・観光バスは列車移動の良い代替となります。
ダナンからニャチャンまで電車での行き方
ダナン発ニャチャン行きの全ての列車は、ハノイ‐サイゴン線上を走っています。通常、ダナンでは約15分間の停車があり、チケットに記載されている時間は出発時刻ですので、早めに駅に向かいましょう。夜行列車のどちらかをご検討されるのも価値があります。ダナン発・ニャチャン着の時刻は、SE7号10:50pm発・翌朝8:35am着、SE5号1:45am発・翌朝11:35am着です。どちらの列車も、1等・2等エアコン付寝台車、ソフトシートがありますが、SE5号の方が安価となります。例えば、2等寝台の場合、SE5号はVND500,000(USD22)、SE7号はVND620,000(USD28)です。バイオレットエクスプレストレイン(Violette Express Train) のVIP寝台車が連結されているSE3号は、時刻の面から言うと利便性に劣ります。ダナンから正午過ぎ1:15pmに出発、一日移動に使い暗くなってから夜遅くニャチャン到着(10:15pm)です。しかしながら、少し多めに支払ってでも快適な移動をお好みで、電車の車窓から眺めを満喫したり、ニャチャンの宿泊所を既に予約済みでしたら、これがダナンからニャチャンに行くベストな移動手段です(VND930,000/USD42)。日中に移動するのが問題なければ、TN1号もご検討ください(7:10am発・5:55pm着)。
覚え書 特に、週末ニャチャンへお出かけの方は寝台席を前もって予約することをお勧めします。
ダナンからニャチャンまでバスでの行き方
ローカル・観光バスどちらも、ダナンからニャチャンまで運行しています。観光バスはシティ中心地から出発するのに対し、ローカルバスは川近くの観光中心地から西に約6kmにあるダナンの新しいバス停を利用しています。町中心地からバス停に行くには、No.2のバスをご利用ください。ダナン‐ニャチャン間の料金は、車体によりますがVND250,000からです。移動所要時間は10~12時間となります。一口メモ ダナンからニャチャンまで観光バスを利用する一番の理由は、一番人気の観光エリアで乗客を搭乗させるところです。つまり、バス停や駅まで行く必要がありませんので、特に重い荷物を持っている場合には便利です。
ダナンからニャチャンまでフライトでの行き方
ベトナム航空は、ダナン‐ニャチャン間を1日2本、7:55am発と12:55pm発で運行し、2つの都市間の飛行時間は1時間強となります。通常、少なくても2週間前に予約をすると片道約USD50、一番高くてもUSD100以下です。ダナンでは便利な事に空港が市内中心地にあり、バクダン(Bach Dang)や市内観光中心地のトランフー(Tran Phu)エリアから約3kmの所にありますが、ニャチャンでは市内30km南方のカムラン(Cam Ranh)空港に到着となります。エアポートミニバス(USD3)が、タンフー(Than Phu)の南部最終点まで乗客をお連れしており、その他はタクシー利用となります(VND400,000/~USD20)。
ニャチャン内の移動方法
セーオム(バイタク)の運転手達がそこらじゅうで呼び込みをしていますが、メータータクシーに乗った方が良いです。もしも可能であれば、一番信頼が置ける緑色のマイリンタクシーを探してください。セーオムは市内中心の移動にUSD2(VND40,000)ほどかかるのでお知りおきを。
ニャチャンは、自転車で簡単に動き周れ、ほとんどのホテルで1日USD1~2で貸し出しています。市外へ出かける時には、ホテルにレンタルバイク(1日USD5/VND100,000)の手配をお願いしましょう。
一口メモ: ベテランのライダーにとっても悲惨な経験になりえるので、AH1(アジアハイウェイ1号線)は避けて、比較的落ち着いている海岸線沿いを走ることをお勧めします。
ニャチャンには、エアコン完備のローカルバスがあり、1回VND7,000と素晴らしい移動手段です。No.4をチェックしましょう。北から出発し、観光センターを通り抜け、現地版ディズニーランドのようなビンパール(Vinpearl)まで行きます。
ニャチャンの宿泊施設
ニャチャンは、様々な料金帯やスタイルの宿泊施設が数多くあり、その殆どがビーチ近くにあります。全体的な品質の代わりに、海への距離が料金に反映されるので、予約する時にはその事を考慮してください。閑散期には、場合によりたびたび大変お得な割引を受けられますが、夜行列車で早朝5時に到着する時やベトナムの祝日は対象外です。
宿は、トランフー通り(Tran Phu Boulevard)(海に一番近い通り)、ハングオン(Hung Vuong)、海岸線沿いに平行に走るグエンティエンツアット(Nguyen Thien Thuat)、レタントン(Le Thanh Ton)の南側全域に集中しています。
ニャチャンでやること
一番の魅力は、シティ全長に広がる白い砂浜です。ビーチチェアーの貸し出しが1日2ドルほどであり、お菓子屋飲み物を売る屋台も定期的に通ります。外国の基準でいうと、様々な要因により砂も水も結構汚くなります。もしもその場合は、
ダウンタウンから1.5km離れたバイドゥオンビーチ(Bai Duong beach)に行ってみてください。少し冒険してみたい方は、ニャチャン南部、空港までの道のり中間あたりにあるバイダイ(Bai Dai)(ロングビーチ)がお勧めです。リラックスしたり食事を楽しんだり、のどかなビーチを楽しめる所が多くあります。
シティ中心の北部、カイ川(Cai River)を見渡せる丘にポーナガル塔(Po Nagar Cham Towers )があります。一番古い物は7世紀に建てられ、古代のベトナムとカンボジアを制したチャンパ王国の遺物です。今もなお仏教徒により使われ、ダウンタウンから簡単に自転車で行くことが出来ます。控え目な服装と、入場料の支払いが必要です。
地元の観光客に一番人気はヴィンパールランドで、ニャチャン湾内の島にあり、シティの南からケーブルカーで行けます。島には、アミューズメントパーク、水族館やプール、全て屋根付きのアトラクションが一同に会しています。
全タイプのウォータースポーツが、海を楽しむ為に用意されています。バイダイ(Bai Dai)ではサーフィンを習えて、ラフティングでカイ川を下ったり、またはダイビングやシュノーケリングも楽しめます。海洋生物は、管理不十分であった建築工事や釣りの影響から復旧している最中ですが、ニャチャンはダイビング免許の取得に最適な場所として上がり、もちろん経験のあるダイバーも行く価値がある所です。
ニャチャンから遠方へ
感じの違うビーチホリデーには、ファンティエット(Phan Thiet )やムイネ(Mui Ne)をお試しください。ニャチャンからファンティエットまでの電車移動は4時間かかります(2等エアコン車1席VND220,000/USD21)。隣のリゾート、ムイネよりも観光地化されておらず、ローカル体験を楽しめます。
ニャチャンからムイネ直通の観光バスは5時間かかります(VND200,000/USD10)。こちらの長く続く砂浜では、ここ10年ほどで開発が多く見られ、今ではロシアからのツアー客やカイトサーフィン愛好家で溢れています。
上記のビーチリゾート2ヶ所以外には、ニャチャンからダラット(Dalat)へと内陸に向かってください。見かけも感じも明らかにヨーロッパ調で気候がまた合うダラット(Dalat)は、暑い海岸線の後に素敵な変化をもたらしてくれます。シンツーリスト(The Sinh Tourist)は、毎日7:30am発と1:00pm発でバスを出していて、チケット代はUSD5で、所要時間は4時間くらいです。
バス・電車・フライトが、ニャチャンとベトナム最大都市ホーチミン、またの名サイゴンを結びます。ニャチャンからサイゴン間の距離は400kmで、陸路移動ではサイゴンまで8~11時間かかります。