チェンマイからバンコクへの行き方
陸を跨ぐ移動は、簡単で、まっすぐな道のりです。鉄道北本線の直行が、バンコクのフアランポーン駅まで何本か走っています。バスは、多くの台数がアーケードバスターミナルから運行し、メジャーな都市と結ばれています。もしも、車でご旅行中でしたら、ルート11を走りチェンマイを抜け、ランポーンでルート1に乗り換えてください。交通手段により、9~14時間の旅となります。
チェンマイからバンコクまでのバスでの行き方
チェンマイ‐バンコク間のバスは頻繁に運行しています。数社が走っているので、バスの種類に応じて選択肢は広がります。所要時間が10時間で、セブンイレブンや、十フィーなどのコンビニや、アマゾンコーヒーショップ等が併設されたガソリンスタンドに途中立ち寄ります。トイレは、車内にありますし、ガソリンスタンドでもご利用頂けます。チェンマイ発バンコク行きのバスは、旧市街の東側にあるアーケードバスターミナルから出発します。バスターミナルまでは、トゥクトゥクかソンテウで行くことが出来ます。このバスターミナルから、チェンマイ市内のみを走るバスの停留所まではソンテウが走っています。
バンコクでは、モーチットにある北バスターミナルに到着します。こちらは、シティーの外れに位置しているので、もしも夜遅い到着の予定でしたらホテルを予め事前予約することを覚えておいた方が良いと思います。夜遅く暗い中、バンコク市内を宿探しで歩き回るのは良いアイディアではありません。例えば、ニュー・ヴィリヤンヤンヨンツアー社の7:00am発 5:00pm着643バーツや、バンコク・バスライン社で10:30am発 8:30pm着551バーツがこれに当たります。
また、多くの夜行バスがあり、チェンマイを6:00pm~8:00pm間に出発、 バンコクに4:30am~ 6:00amくらいに到着します。バンコク・バスライン社では、6:35pm発(翌4:35am着) 551バーツ、7:15pm発 (翌5:40am着)643バーツ、 8:00pm発 (翌6:25am着)857バーツ、または 8:00pm発 (翌6:00am着)551バーツがあります。リンナイトツアー社は、7:30pm発 (翌5:55am着) 643バーツが運行しています。一番高いVIP24号は、通常1列4席のところを3席並びにしているので、よりスペースが与えられます。一番安価なチケットは、スタンダード急行です。こちらも、まぁまぁ良いのですが、欧米人にとっては窮屈に感じるかもしれません。VIP車は、価格と品質のバランスが取れているかと思います。
タイ・スリラム社のVIP36号が、チェンマイの旧市街から出て、バンコクのカオサン通りまで直行で向かいます。チケット代金は、650バーツです。こちらのバスは、カオサンエリア宿泊予定のバックパッカーに非常に人気ですので、事前予約を強くオススメします。
チェンマイからバンコクまでの電車で行き方
チェンマイとバンコクを結ぶ北本線は、タイ国鉄の配線で一番混み合います。この列車は、一日を通して多種の選択肢と共に、北方都市チェンマイからバンコクに向けて出発しています。大体11~14時間程に及ぶ旅は、どのチケットを予約するかによって、絹のようにスムーズに行く時もあれば、悪夢に感じることもあります。その為、予約前にもう一度、どの座席を予約しようとしているのか再度ご確認ください。一口メモ: 1等寝台車は真新しくないものの、それに近く清潔で乗り心地も良いです。鉄道スタッフは英語を話せない人が殆どですが、通常は良いサービスを受けられると思います。
ベストな選択としては、1等か2等の夜行寝台列車に乗ることです。タイ国鉄の寝台席は、広々としており、個々に仕切り用のカーテンが備え付けられているので長距離の移動においても十分なプライバシーは保てます。時間が良い発着の列車は、5:00pm発の#14号と、 6:00pm発#2号の2本です。#14号は、バンコクフアランポーン駅 に翌朝6:15am着となります。2等エアコン寝台席のチケット代は1081バーツです。1等寝台個室は、タイ国鉄の列車の旅を優雅に満喫できるものです。チケット代金は2253バーツ掛かりますが、移動距離を考えると良い選択になります。
‘#2号は一番人気です。エアコン普通車両と、女性専用2等エアコン寝台車両があり、どちらも1081バーツとなります。1等エアコン寝台個室は2名利用で、1人あたり1073バーツ掛かります。フアランポーン到着は、翌朝6:50amです。
もう一つ寝台車があります。#52号はチェンマイ 3:30pm発で、バンコク首都に翌朝 5:25am到着です。時間があまり良くありませんが、2等エアコン寝台車が1021バーツと安価になります。
一口メモ : スペース重視の方は、寝台の下段を予約してください。上段より1.5倍広くなります。赤ちゃん連れの方にはオススメです。
朝発の2本、#102号 6:30am出発と、 #8号8:50am発には普通車両だけで寝台列車はありません。 特に、#102号は一番ゆっくりと進みます(チェンマイ‐バンコク間がなんと15時間)。沢山種類がある中でも一番安いチケット(591バーツ)がありますが、扇風機が付いている普通車両しかありません。他のチケットが取れるようでしたら、そちらをご予約された方が良いかと思います。
‘#8号は、最速10時間半で2都市を結んでいます。2等エアコン付ですし、日中の運行なので田舎町の風景を存分に楽しめます。また、他の同乗者の人間観察もできますよ。
一口コメント: ルールの説明です。タイにいるのですからより事は簡単にしましょう。鉄道内に食堂車両が付いていますが、そこへ出向かなくとも、時々売り子が車内を通るので、お菓子や飲み物の購入が可能です。ただし、電車内でのアルコール・酒類の販売は違反となります。
本当にタイ北方を十分満喫できましたか?
気の弱い方、またはお腹が弱い方には向きませんが、パーイはチェンマイから車で3時間ほどで辿り着けます。762回もカーブがる道のりを抜けると(本当に762回曲がりますよ)、たぐいまれない美しい静かなパーイヴィレッジの、今日でも人里離れたゆっくりとした時の流れが広がります。何百人もの観光客が行き交っているものの、小さな秘境は、未だに古風な雰囲気で心地良いそよ風が吹いています。チェンマイからパーイまでは プレムプラチャ社 VIP24号でご予約ください。代金は195バーツで、6:30am ~5:30pmの間、毎1時間ごとに運行しています。ミニバスも同ルートを走っていますが、大きいバスの方が酔う心配が少ないかと思います。また、プレムプラチャ社はチェンマイからメーホーソンまで1日1本運行しており、パーイから北西方向にさらに先へ行きます。メーホーソンは、心身ともに落ち着く土地で、まだ開拓されていない滝壺を巡るのに最適ですし、地元産のマッドスパで寛いだり、民族への見聞を深めることも出来ます。プレムプラチャのバスは、チェンマイ9:00pm 発、メーホーソンには日付が変わった2:15amに到着します。チケット代は378バーツです。