セブからブトゥアン(Butuan)までの行き方
旅行者は2種類の交通手段で、セブからブトゥアンを目指すことができます。早くて便利なのは、セブのマクタン国際空港からブトゥアン空港まで直行便でフライトする方法です。時間がかかりますが、最安なのはフェリーを利用する方法です。
セブとブトゥアンの距離は240kmで、飛行機を利用すると45分から1時間かかります。フェリーの場合、セブとブトゥアンの距離は340kmとなり、移動時間は最大9時間です。
フェリーでの移動が最も経済的ですが、スピードと快適なルートをご希望でしたら、セブからブトゥアンまでフライトすることをお勧めします。
セブからブトゥアンまでのフェリー
時間に余裕がありフェリーでリラックスすることに抵抗がなければ、ブトゥアンまで定期的に出発しているフェリーをご検討ください。チケットは一人あたり700~2,200フィリピンペソになります。料金は選択する客室タイプにより変動し、経済的なものから高級なタイプがあります。
セブからブトゥアンまでのフェリーは約9時間かかるので、少々の忍耐力が必要となります。カラオケや飲食スペース、サロンなど、たくさんのエンターテイメント施設が備わっていますので、ご安心ください。
2Goフェリーは毎週土曜日にセブからブトゥアンまでセント・レオ・ザ・グレート号(St. Leo The Great)を運航しており、午前10時30分に出発し目的地には午後7時30分に到着します。
注意!2GOは土曜日にセブからブトゥアンまで運航しています。
コカリオンシッピングラインのMV フィリピナス・ブトゥアンはセブを毎週月曜日、水曜日、金曜日の午後7時に出発し、目的地には約10時間後に到着します。
キャンセルになることは稀ですが、天候によっては乗客の安全面を考慮してフェリー会社が運航をキャンセルすることもあります。
一般情報
フェリー以外にセブからブトゥアンまで運航している高速ボートはありません。すべてのフェリーはだいたい9-10時間の移動となりますが、快適に過ごせます。2Goフェリーはプライバシーご希望の方向けの客室を多く用意していますが、安い座席は他の乗客と部屋をシェアしたり2段ベッドを利用することになります。嵐が起きない限り、セブからブトゥアンへのフェリーは比較的スムーズですが、船酔い体質でしたら、より快適に過ごせるエアコン付きのプライベートルームを予約することをお勧めします。
セブからブトゥアンまでのフライト
セブパシフィックとフィリピン航空は、セブからブトゥアンまで毎日フライトを提供しています。どちらの航空会社を利用しても、片道2,000フィリピンペソくらいになります。シーズン中や出発直前で予約した場合は特に、フィリピン航空のチケットは片道11,000フィリピンペソまで跳ね上がるため、事前の予約をお勧めします。セブパシフィックをご利用の場合、フィリピン航空よりチケットは大幅に安くなるでしょう。
セブパシフィックは節約旅行者にお勧めです。一番安いチケットでも、7kgまでの手荷物量が含まれています。フィリピン航空は荷物なしのカテゴリーから25kgまでのチェックイン荷物が含まれた最高額の座席まで、6つの料金レベルから選択可能です。予算と荷物量によりますが、フレキシブルな荷物許容がある2社からフライトをお選びいただけます。
セブパシフィックとフィリピン航空ともに、セブからブトゥアンまで直行便と経由便を提供しています。直行便は一番便利で、目的地まで45分から1時間で到着し、経由便は最短レイオーバーを含めて約3時間で到着します。
旅行の制限
ブトゥアンはミンダナオへの人気ゲートですが、旅行前に現地治安情報を必ず確認しておきましょう。ブトゥアンはミンダナオに位置しているため、テロリスト攻撃が起こりやすい場所であり、特定の政治関連の出来事によってフライトやフェリーがキャンセルになることもあります。
ご旅行期間中に情勢が緊迫し渡航警告が発令されていなければ、セブからブトゥアンまでの移動は安全で快適に過ごせます。ブトゥアンに到着したら、サーフィンや滝を見学したり、自然豊かな様々なアクティビティをお楽しみいただけます。