セブからバコロド(Bacolod)までの行き方
フィリピンはたくさんの島が集まってできているため、島々を探索するのに飽きることはないでしょう。セブからバコルドまで移動する場合、空の旅か陸路と海路を組み合わせた方法で向かうことができます。一番早くて便利な方法は、飛行機を利用して1時間以内で到着することです。急いでいない場合は、美しい景色を堪能しながら時間をかけて移動することもできます。セブとバコルドのフライト距離は約110kmで、フライト時間は55分ほどです。バスとフェリーを利用して向かう場合は、8時間ほどかけて250kmをカバーすることになります。
セブからバコルドまでのフライト
セブパシフィックとフィリピン航空は、セブからバコルドに向けて1日に複数便フライトしています。フライト時間は通常45分から1時間です。セブパシフィックは片道2200から6000フィリピンペソでチケットを販売しており、ニーズに合わせて料金は変動します。軽量で旅行している場合、7kgまでの手荷物量が含まれた「フライ・オンリー」チケットを購入するとよいでしょう。一方、フィリピン航空のセブ・バコルド間のフライトは、通常1500から5500フィリピンペソになります。毎日複数のフライトが運航されていますが、直行便は1-2本となっています。多くのフライトはマニラでレイオーバーします。
セブからバコルドまでのバスとフェリー
セブからバコルドまではバスでも向かうことができます。まず市内のバカルソアベニュー(Bacalso Avenue)に位置するセブ・サウス・バスターミナルまたはマンダウエ(Mandaue)にあるセブ・ノース・バスターミナルに行きましょう。サウスバスターミナルは南行き、ノースバスターミナルは北行きのバスを運行しています。
セブからバコルドまで直通運行をしている人気のバス会社は、セレス(Ceres)です。直通と言っても、目的地までバスを降りずに到着できるわけではありません。バスはフェリーに乗りこむため、バスを一旦降りてフェリーに乗船する必要があります。
セブ・ノース・バスターミナルからは、セレスのバスが早朝5時、朝8時、朝9時、午前11時30分、午後5時30分、夜9時、そして真夜中の12時にそれぞれ出発しています。他の会社もバコルドに向けて、早朝5時、朝8時、午前11時30分、午後5時30分、夜9時、そして夜10時に出発しています。運行スケジュールは予告なく変更になることがあるため、セレスに直接確認するか、バスターミナルで詳細情報を確認しましょう。チケットは750-950フィリピンペソで、移動時間は8時間ほどです。
セブ・サウス・バスターミナルから出発する場合、セレスはバコルド行きのバスを午前2時、午前3時、午前4時30分、午前7時、午前8時30分、午前9時50分、午後1時、午後3時、そして午後6時にそれぞれ運行しています。サウス・バスターミナルから乗車するよりもチケットは少し安くなり、500-700フィリピンペソほどです。移動時間は7~8時間になるでしょう。
セレスバスに乗車することができなくても、トレドポート(Toledo Port)行きのバスを利用することが可能です。直通バスではありませんが、都合のよい出発時間やフェリーを選ぶことができ、チケット代も低いため節約することができるでしょう。
トレドからは、サンカルロス(San Carlos)行きのフェリーに乗り継ぐことができ、サンカルロスからバコルド行きのバスが出発しています。様々な種類のフェリーがこのルートを運行しており、ファストクラフトを利用すれば6~7時間で到着することが可能です。乗り継ぎをする手間がありますが、遅めのフェリーと一般バスを利用すれば、直通ルートよりも安く移動することができます。
交通手段のオプションは、予算と時間により変わります。事実、セブとバコルド間を片道400フィリピンペソで移動することも可能です。これはバスとフェリーのチケット込みの価格のため、時間に余裕があればお勧めです。素晴らしい田舎の風景を堪能でき、運が良ければフェリーからイルカたちの姿を見ることができるでしょう。