バターワースからバンコクへの行き方
バターワースからバンコクへ
バターワースもしくはペナンとバンコクの間の直行ルートを探すのであれば、空路が唯一のルートです。2016年9月よりマレーシアとタイを結ぶ列車の直行が廃止されました。列車移動の場合はパダン・ブザール経由でバンコクへ直接向かうか、もしくはハジャイで停泊することになります。
バターワースからバンコクへの電車で
パダン・ブザール経由バターワースから北行きの列車はパダン・ブザールの国境まで行きます。そこで列車を降り、マレーシアとタイの入国管理局を通過します。1日に2本のETS trainと1本のKomuter trainがバターワースからタイの国境まで向かっています。午前7時20分発の(9500番)、午後1時25分発の(9208番)、そして午後2時25分発の(2964番)です。目的地までは約2時間で、(ETS GoldはMYR29〜)でAC soft seats が利用できます。
午後発の2本の列車はState Thai Railwaysが運行するパダン・ブザール発バンコク行きの36番の列車に乗り換えるのに便利です。この列車はパダン・ブザールを午後6時40分(マレーシア時間)/午後5時40分(タイ時間)に毎日運行していて、バンコクまでの1000kmの道のりを17時間かけて移動します。セカンドクラスのAC sleeping carは約THB1200です。このルートがバターワースからバンコクへの陸移動、最短時間ルートです。
注意36番の列車はセカンドクラスAC sleeping carがあり、バターワースとバンコク間の移動にはとても便利です。寝台は2階と1階があり、広い部屋に4つの寝台が配置されています。壁をはさんだ反対側には(2階と1階)2つの寝台がさらに設置されています。それぞれの寝台にはカーテンが付いており、プライバシーが守られるようになっています。日中は2階の寝台は畳まれ、1階の寝台部分がシートになっています。
大抵、列車の清潔感は保たれています。列車での難点といえば、例えば、和式のトイレしかない車両があったり、車両内が寒かったり、夜間でも頭上の電気が消えなかったりすることです。
情報1階の寝台は2階の寝台よりも少し幅が広くなっています。そのため1階の寝台の方が早く売り切れます。1階の寝台を予約したい場合は、早めに予約しましょう。
注意タイの長距離列車にはレストラン車両があり、売り子も車両を行き来していますので、必要な食事をとることができます。
ハジャイ経由
パダン・ブザールで36番の列車にすぐ乗らず、シャトル列車でパダン・ブザールからタイのハジャイに行くことができます(55分)。2本の列車が毎日、午前9時55分と午後3時40分(マレーシア時間)に出発しています。どちらの55分の乗車でハジャイに行くことができます。乗車券はパダン・ブザールの列車の駅で購入できます。パダン・ブザールからハジャイにはローカルバス、もしくはタクシーでも行くことができます。どちらも1時間(60km)ほどかかります。
町で1、2日過ごしたい場合にはハジャイを経由すると良いでしょう。ハジャイではあまりすることがないかもしれませんが、タイの南部の雰囲気を楽しんだり、ローカルフードを味わうことができます。
ハジャイでは、ハジャイからバンコク行きの5つの列車のうち、どれかに乗ることができます。もしくは、バスを利用することもできます。バスは、たくさんある出発時間から選ぶことができ、経由時間が少々短くて済みます。
スラタニと島へ回り道をする
同じパダン・ブザールからスラタニ行きの36番の列車に乗ります。この列車は6時間でスラタニに到着します。スラタニはバターワースとバンコクのちょうど中間ほどにあります。スラタニから島へ行く予定でなくても、色鮮やかな万華鏡のように、古いお店が並ぶ曲がりくねった道や、イスラム教の影響を受けた辛い食べ物を町で楽しむことができるでしょう。また、タイの興味深い国立公園の1つでもある、カオソックを訪れるのに便利でしょう。ここの公園では、ジャングル・トレッキングをしたり、象に会ったり、カヌーを楽しんだり、その他にもたくさんの興味深い体験をすることができます。
スラタニで1日以上、時間を持てるのであれば、サムイ島へ出向いても良いでしょう。ロンプラヤ、シートラン共に約2時間で到着します。パンガン島(3時間)とタオ島(5〜6時間)は更に遠いですが、こちらもサムイ島から行くことができます。スラタニからサムイ島、パンガン島、タオ島へ行くチケットは事前に予約しておくと良いでしょう。
その後、スラタニからバンコクへの旅を列車、もしくはバス(9〜12時間:THB500〜THB1000)で続けられます。もしくは、タオ島まで遠出をするなら、チュンポンから(7〜10時間)も行けます。
バターワースからバンコクへのフライト
ペナンからバンコクへの簡単な行き方は、空路を利用することで、2時間以内に到着できます。1日1便のAirAsiaを利用した場合、スタンダードの値段で片道THB2500〜THB3000ほどかかります。Air Asiaは、バンコクの北に位置する、バンコクで第2のドンムアン空港を拠点としています。シャトルバスはこの空港とBTSバスステーションを行き来していて、定期列車は中心地(フアランポーン駅)に向けて走っています。公共交通機関を使って簡単に空港から移動できます。大体、50分から1時間半ぐらいで町中の自分の目的地に到着できると予測しておきましょう。#バンコクへ行く理由
近代的な発展を進めながらも、伝統的な生活スタイルが残るバンコクのようなアジアの都市が他にあるでしょうか。高層ビルが立ち並び、黄金に輝く寺院が人々を魅了します。高級ブランドが並ぶお洒落なショッピングモールもあれば、他では食べれないローカルな食べ物の出店もあります。State-of-the-art skytrainが町中を走り、街には活気があふれ、田舎らしいフェリーはチャオプラヤ川の泥水の中を行き来します。ピンク、黄色、緑色のタクシーがバンコクの混みあった道を行き交います。
何百年も前、ワットアルンが太陽の光を浴び、ワットプラチューが美しく輝きだしました。笑顔の土地と呼ばれるバンコクに住む人々や町を訪れた人々が目眩のするレストランの屋上で食事をしたり、仕事をしたり、パーティーやピクニックをするのを、厳格な巨大なヤクが見守っていました。鉄やコンクリートはまだ見られず、木々が茂る公園や広場がありました。そして、その頃に生まれたのがクロンを囲む道幅の広い現代的な道路でした。
バンコクの宿泊施設
バンコクの不規則に広がる地域では迷子になるのは簡単で、宿泊所について数えきれない程あって迷います。まず最初に宿泊にいくら使うのか予算を決めて、次にバンコク滞在中にやってみたい事を考えましょう。
バックパッカーの長年のお気に入りカオサン通りと、ソイランブットゥリ(Soi Rambuttri)、ソイプラアティト(Soi Phra Atit)、ソイサムセン(Soi Samsen)を含む隣接する通りは、旅行者向けのサービスが豊富な首都の安宿の領域です。ヤオワラット(Yaowarat)として知られるチャイナタウンは、どんな街の探検家向けにも最大限の魅力をもち、非常にまともな安宿が自慢です。シーロムと、スクンビット通りの下方部は、大きなホテルが立ち並び、BTS駅から歩いて行ける範囲にあります。買い物目当ての方は、中心のサイアムが良いですが、1部屋2000バーツ以下にはなりません。雰囲気があるリバーサイドはラグジュアリーホテルで有名ですが、安宿目当ての方はタノンチャロエンクルン(Thanon Charoen Krung)は散策してみる価値はあります。
バンコクでやること
散策、観光、食事、ワインと実際に限りない機会があふれ、バンコクの滞在時間はいつも足りません。やりたい事や行きたい所は必ず見つけるところですが、下記の項目を除いてしまってはタイ首都を制覇したとは言えません:
- エメラルド寺院(ワットプラケオ)と王宮‐国内で最も崇められるブッタ
- ワットポーのヘブンリーマッサージ‐タイ古典医療の総本山
- 魅力的なルーフトップバーで一杯‐凄いシティビューと美しい雲の眺め
- チャオプラヤー川のリバーボート‐他の通勤者と肘がぶつかったり、予期せぬ水しぶきが顔にかかったり
- クレイジーなチャットチャックウィーケンドマーケットの入り組んだ小道探索‐お土産・安い洋服・ローカルデザイナーの作品、エキゾチックな動物
- ジムトンプソンの家で午後のゆったりとした時間‐クロン横の平和と静けさの緑豊かな小さなオアシス
- ワットアルンのメイン塔かの激しい階段か、ゴールデンマウンテンに登る
- スカイトレインに乗って、鳥の目線でシティを見る
バンコクで素晴らしい滞在をお過ごしください。リラックスして、楽しんでくださいね。