バンコクからアランヤプラテートまでの行き方
アランヤプラテート(Aranyaprathet)に行く理由は、国境を越えてカンボジアのポイペットへ行き、素晴らしいアンコール王国を巡りにメインベースのシェムリアップまで向かう以外は他にありません。国境のカンボジア川にあるポイペットの町は、ギャンブルをしに、タイを朝出て同日の夕方に戻る、日帰り旅行をするタイ人を強く惹きつけます。
バンコクからアランヤプラテートまでの行き方
アランヤプラテートは、電車・バスの両方でバンコクとリンクしていまして、バスはバンコク内の様々な場所から一日中出発しており、国境の町へ行くのにより利用し易い交通手段です。電車は1日2本の運行で、バスよりも安いですが、遅く、乗り心地も半減します。
バンコクからアランヤプラテートまでバスでの行き方
バンコクからアランヤプラテートまで、はるかに簡単で乗り心地が良いものはバス利用です。バンコクでは、東北行きはモーチットから運行していて、そこは首都の北部にある北・東北バスターミナルです。一番近いBTSモーチット駅は、名前が同じではありますが、2kmほど離れているので、荷物が多い場合は徒歩移動は考えにくいです。代わりに、バスがタクシーを使いましょう。アラン(Aran)バス会社は、モーチットからアランヤプラテートまで急行バスを随時運行しています。始発3:30am発から12:30pmまで、30分~1時間置きに1日12本あります。全てのバスは、アランヤプラテートまで4時間半から5時間かかります。最終バスは5:30pm発で、アランには10:05pmに到着します。カンボジアに行く場合は、タイ側で一晩過ごして翌朝に国境を渡ることになります。
アランヤプラテートには、バス停が2ヶ所あります。全てのアランバスは、夕方発のバスを除いて、どちらのバス停にも停車します。中心にあるアランヤプラテートバス停は、鉄道駅の北西側にあり、安宿がいくつかある所まで簡単にたどり着けます。イーサンの都市や町までの良い交通網があり、チャチュンサオやチャンタブリといった内陸地とも同様につながっています。
アランヤプラテートの第二バス停は、タイとカンボジア国境の隣、ロンクルアマーケット(Rong Klua Market)にあります。この2つのバス停間は、バスで約15分ほど離れています。国境を越える場合には、アランヤプラテートタウンではなく、ロンクルアマーケットで下車しなければなりません。市場からは、簡単に歩いてタイイミグレーションオフィスまで行けます。もしも、アランヤプラテートのバス停で降りることになってしまったら、国境までトゥクトゥクか(60バーツ)ソンテウ(15バーツ)に乗ってください。たったの15分だけです。
一口メモ:
観光バスでなくても、ビザ詐欺に遭うリスクがあります。たいてい、アランヤプラテートか、それよりも数km手前で客引きがあり、国境を目指す外国人に「大きなバス」は国境に行かないからミニバン・ソンテウ・トゥクトゥクに乗換えるように言います。その後、偽物の「カンボジアイミグレーションオフィス」、実際にはタイの旅行会社へと連れて行かされ、追加代金を支払ってカンボジアビザの取得をするように押し付けてきます。通常、元の料金の2倍(USD30の代わりに約2000バーツ)を支払うよう要求されます。もしも多く支払うことに抵抗がなければ、プロセスは簡単で面倒な手間をはぶけます。もしも、全て自分で正規の値段で手続きをしたいならば、まずは国境に着くまでバスから降りないこと、次に客引きがしつこい場合は、既にカンボジアビザ取得済みだと伝えましょう。実際、出発前にオンラインでEビザの申請が可能で、少し値段が高くなりますが(USD30にオンライン申請料USD7追加徴収)、ストレスと時間を軽減できます。
バンコクからアランヤプラテートまで電車での行き方
バンコクからアランヤプラテートまで電車で行くことも出来ます。255km脚列車は4時間半~6時間かかり、数時間の遅延でよく知られています。3等扇風機付き普通席は、チケット代が50バーツで、バンコクのフアランポーン駅で簡単に買えます。1日2本、5:55am発No. 275(11:35am着)と1:05pm発No. 279(5:35pm着)があります。基本的に、バンコクからアランヤプラテートまで電車に乗る理由は2つあります。ひとつ目は明らかにその価格、またふたつ目は人間観察です。しかしながら、日差しを浴びながら木製の椅子に座って6時間の人間観察をするのは、ちょっと飽きるものですね。一口メモ:座席選びは慎重に行いましょう。日差しの下で汗だくになりたくない場合は、バンコクからアランヤプラテートまでは左側(北側)の座席を選んでください。
バンコクからアランヤプラテートまでタクシーでの行き方
バスよりも快適な方がよろしければ、PGS社の車チャーター、トヨタカムリ(3520バーツ)3名乗りと トヨタコミューター(3850バーツ)9名乗りがあります。料金には全て含まれており、バンコク内のどこからでもピックアップ可能で、アランヤプラテートのバス(または国境まで)お連れします。通常の所要時間は4時間以下です。アランヤプラテートからポイペットまで
アランヤプラテート‐ポイペット間は、全ての観光バスがタイからシェムリアップやアンコールを目指してカンボジアに入国するため、とても混雑した国境線です。待ってる人達の列は無限に見え、パスポートに入国スタンプが押されるのを待つ間、炎天下の中で数時間過ごすことになりえます。2014年のビザラン取締の後で、人々の数は少なくなったとは言え、どちらの国境側でも合計で最低1時間はかかることになります。
今現在、カンボジア観光ビザの正規料金はUSD30ですが、客引きや、イミグレーションのスタッフでさえ、ビザ発給を短時間にする「VIPビザ」約1500~2000バーツをオファーしてきます。追加代金を支払う理由は全くなく、頑なに正規料金を要求してください。Eビザは、アランヤプラテート‐ポイペットの国境線でも有効ですし、事前にビザ申請をしておくと、プロセスを少し簡単にし、パスポートのページ数も節約できるので賢い選択です。
覚え書シェムリアップや、アンコール遺跡群が目的地でしたら、バンコク発シェムリアップ行きの国際線バス直行があります。バンコクのモーチット発で、少なくとも朝発に1本あり、所要時間は約10時間です。
アランヤプラテート内の移動方法
アランヤプラテートタウンは、相対的に小さく徒歩で歩き周れます。ロンクルアマーケットで買い物をしたり、セメント貯蔵器の横の屋台でローカルフードを味わう以外、街中には観光できるような所はあまりありませんので(ざっくり言うと、全くありません)、そんなに長距離を歩き周ることにもなりません。ソンテウが、アランヤプラテートバス停と国境(ロンクルアマーケット)の間を走っており、バイクタクシーもまた簡単にバス停でつかまえられます。
アランヤプラテートのコネクション
アランヤプラテートからバンコクやナコンラチャシマ以外に行く場合、アランヤプラテートバス停を利用しましょう(取扱い路線に限りがあるロンクルアマーケットではありません)。ウドンタニ、ブリラム、スリン、ムクダハン(ラオスのサワンナケート方面)、チャンタブリ(トラート・チャーン島方面)、ラヨーン(サメット島方面)、パタヤ等まで、頻繁にバスが出ています。
アンコールスタイルの寺院をもっと見たいですか?パノムルン(Phanom Rung)をチェックしましょう!
タイは、アンコールワットのスケールについて自慢できませんが、クメール寺院を継承するものがあります。パノムルン歴史公園(Phanom Rung Historical Park)はブリーラム(Buriram)のカロエムプラキアット区にあり、タイ国のクメール遺跡No1に選ばれました。
こちらの砂岩とラテライトの複合体は、10世紀から13世紀の間に増築されたと見られ、その長い参道はアンコールの不思議を全て見て来た人達をも魅了します。よりプライベートで特別な体験には、パノムルン近くのプラサートムアンタム(Prasat Mueang Tam)を訪れてください。水の張った池に咲き誇るハスの花が、全ての彫刻物を生かしています。
ブリ―ラムのクメール様式のパレットに少し違いを足し、ワットカオアンカーン(Wat Khao Angkarn)へ思い切って行ってみてください。
死火山の頂上の遠くまで見渡せるポイントを埋め尽くす、この新しいクメール様式の若い寺院は、寒い時期に行った場合、タイで黄金の秋を味わうには理想的な場所です。
アランヤプラテートバス停からパノムルンまでの直行バスがあります。所要時間は約4時間です。