バンガロール(ベンガルール)からニューデリーまでの行き方
旅行者はバンガロールからデリーまで、飛行機、列車、バスの3つの移動手段から選択できます。飛行機は最も早く便利に移動でき、列車は安価にインドの田舎風景を眺めて移動するには最適です。2都市間を運行する直行バスがなく、3つのバスを乗り継いで移動しなければならないので、少し面倒です。
バンガロールとデリーの陸路での距離は2121kmで、横断するには途中休憩なしで最低でも34時間かかります。列車は同等の2379kmの距離を約36時間かけて移動します。空の移動はもっと短く、1740kmになります。バンガロールからデリーまでのフライト時間は3時間以下です。
バンガロールからデリーまでのフライトチケットはINR3500-6000、列車チケットは選択するクラスと列車によりINR700-8000です。バスチケットは各チケットがINR800-2200になるため、合計で約INR6000です。
バンガロールからデリーまでのフライト
格安航空会社のフライトチケットは約INR3500、少し高級な航空会社になるとINR4500から購入可能です。格安チケットを入手するには、旅行予定日から数週間前にオンラインで予約しましょう。時間に余裕を持って予約すれば、INR2500でチケットを入手することも可能です。需要の少ない深夜および早朝のフライトは、料金が低めの設定となっています。
スパイスジェット、インディゴ、ゴーエアなど多くのインド国内航空会社は、バンガロールからデリーまで運航しています。ジェットエアウェイズとビスタラは少し高級な国内航空会社で、機内食の提供があります。機内食は、たいていインディアンスタイルのベジタリアンかノンベジタリアンより選択できます。多くの国内航空会社は、ファーストクラスでない限りアルコールの提供はありません。
すべてのフライトでは、15-20kgまでの無料チェックイン荷物と小さな機内持ち込み荷物が乗客に与えられています。各航空会社によりチェックイン荷物の制限量が異なるため、旅行前にウェブサイトで確認しておきましょう。
バンガロールからデリーまでのフライト時間は3時間以下ですが、合計時間を計算する際はセキュリティとチェックイン、待ち時間も考慮しましょう。乗り継ぎ便もありますが、フライト時間より最低でも3時間多くかかり、料金も直行便と同じになります。
バンガロールからデリーまでのバス
直行バスの運行はありませんが、バスでの移動をご希望でしたら、バンガロールからムンバイ (INR 1500)行きのバスを利用し、次にムンバイからジャイプール (INR 2800)行き、そしてジャイプールからデリー (INR 500)行きのバスを乗り継ぎます。移動を快適にするACスリーパーバスを運行しているマハラクシュミー・トラベル(Mahalaxmi Travels)、グジャラート・トラベル(Gujarat Travel)、VRLトラベルなどのバス会社をご利用ください。
バンガロールからムンバイまでの移動は16時間かかるため、スリーパーバスを利用するのが賢明です。ムンバイからジャイプールまでは最大26時間、ジャイプールからデリーまでは最大でも6時間と短めです。道路状況は悪くなく、トイレと食事休憩が頻繁にありますが、移動そのものは大変疲れるため、ムンバイかジャイプールで1泊することをお勧めします。
1日を通して出発時間が予定されています。各バス会社はそれぞれのキャンセル方針を採用していますが、多くが一部払い戻しするには最低でも24時間前に連絡することを決まりとしています。
上記のバス会社を選択する場合、エアコンとリクライニング付き座席のバスになるでしょう。車内にトイレはありませんが、各バスは頻繁にトイレ休憩のため停車します。多くのバスにはインド映画を放送するオーバーヘッドTVが設置されています。
バンガロールからニューデリーへの列車
バンガロールからデリーへの列車チケットは、利用する列車とクラスによってINR800-6000ほど変動します。経済的な料金のコンパートメントと数種類のアメニティが付いた2等ACを利用することをお勧めします。
列車での移動は約40時間ですが、主要駅に停車する場合、もう少し時間がかかります。
ほとんどの列車はバンガロール駅からデリーに向けて、午後の早い時間帯か夜遅くに出発しています。出発の最低48時間前でしたらキャンセル可能ですが、チケットを払い戻すにはキャンセル料を追加で支払う必要があります。
インドの鉄道システムには、スリーパークラス、3等AC、2等AC、そして1等ACの4クラスがあります。
4つから6つの寝台が付いた2等ACがお勧めです。エアコン付き、食事の支給、そして清潔なトイレを利用できます。
1等ACは2-4寝台のみ、プライバシー用のドア、充電スポット、エアコン、無料の食事、そしてベッドの準備を手伝うアテンダントが付いています。トイレは清潔で、シャワー施設もあります。チケット料金は、フライトチケットと同等になります。