バナウエからサガダ(Sagada)までの行き方
バナウエの約200km北西に位置しているサガダは、フィリピンで最も人気のある観光地の一つです。サガダはハイキングコースや涼しい気候、霧がかった山々に息をのむ自然のアトラクションで有名です。この比較的小さな山街に向かう唯一の方法は、バグイオ(Baguio)またはバナウエから陸路で向かう方法で、ここではバナウエからの移動方法のみご紹介します。この方法は、すでにコダライン、オハヤミバス、オートバス、またはダングワトランコ(Dangwa Tranco)経由で、マニラからバナウエまで移動した際に利用できます。
バナウエからサガダまでは、様々な方法で向かうことができます。
バナウエからサガダまでのバン
バンを利用してサガダまで向かう方法は、一番簡単で最も便利です。バナウエでバスを降りたら、バンの運転手がサガダまで移動が必要か聞いてきます。少なくても、サガダまで向かうバンが午前9時頃に出発しています。ほとんどのマニラ・バナウエ間を走るバスは、バナウエに早朝5時から8時に到着するので、バナウエで軽い朝食をとることができます。
バンはバナウエツーリストインフォメーションセンター(Banaue Tourist Information Centre)近くから出発するので、あまり遠くまで行かないようにしましょう。片道一人300フィリピンペソくらいで、移動時間はコルディリェラ(Cordillera)にある素晴らしいビューポイントに少し停車する時間も含めて、だいたい3時間ほどです。
バナウエからサガダまでのジープニー
サガダ行きのジープニーはボントク(Bontoc)行きと同じく、バナウエパブリックマーケットにあるターミナルから出発しています。ジープニーは通常満席で、バンよりも遅く進み、前途したビューポイントや食事休憩のために停車するため、3~4時間かけて目的地まで移動します。
ジープニーは乗客が4人以上にならないと出発しませんが、ピークシーズンになるとすぐに満席になるため、他の乗客を待つ可能性よりも座席が見つからない可能性の方が高くなります。
ボントク経由でバナウエからサガダまで
バナウエからサガダまで向かうもう一つの方法として、少し遠回りをしてボントクを経由することも可能です。ほとんどの大型バスはボントク行きをアナウンスして、サガダまで向かっています。最も快適なバス会社は、コダライン(3時間、最低でも早朝5時から朝7時までの間に4本出発しています)です。
バナウエからボンタクまでの詳細情報は、こちらの特集[記事] (/en/travel/banaue/bontoc)をご参照ください。大型バス、バン、ジープニーの中から選べます。ボンタク経由でバナウエからサガダに向かう主な理由として、
1) バナウエからサガダに向かうよりも、バナウエからボンタクに向かう方が出発便が豊富であること
2) バンやジープニーよりも、バスを希望する可能性が高いこと
が挙げられます。
ボンタクまでは2時間ほどで、チケットは150~250フィリピンペソくらいになります。
ボンタクからサガダまではジープニーで移動可能です。片道チケットは50フィリピンペソほどです。早朝6時30分から最大午後5時30分までの間、複数の出発時間があります。
サガダまでは景色が美しいので、トップロードと呼ばれるジープニーの天井に乗車するフィリピンスタイルを挑戦してみてはいかがでしょう。
混みあったジープニーに乗車する代わりに、バナウエからサガダまであなた専用の車をハイヤーすることもできます。グループで旅行しているなら、特にお勧めです。弊社では経験がありませんが、バナウエで4000フィリピンペソだと聞きました。ボンタクからサガダまでは2000フィリピンペソ、そしてボンタクからは30kmしかないため、料金は交渉可能だと思われます。
一般情報
サガダへの旅行を十分に楽しむために、可能であれば街が活気付き旅行者で込み合っていない週末を選びましょう。
特に1月または2月に旅行している際は、山からの空気が冷え込むため、移動中は重ね着をして身体を暖かくすることを忘れずに。
最後に、バナウエからマニラに戻る際は、事前に往復チケットを入手しておきましょう。