バナウエからマニラまでの行き方
バナウエはユネスコ世界遺産に登録されているライステラス(棚田)で有名で、たくさんの外国人および国内旅行者が訪れます。この人気とは裏腹に、バナウエへのアクセスはバスのみに限られています。バナウエとマニラの距離は、パン・フィリピンハイウェイ/AH26を経由して470kmほどです。道路がスムーズに流れている時でも、道が曲がりくねっているため、10-12時間ほどかかります。
バナウエからマニラまでのバス
バナウエにはバスステーションがありません。マニラ行きのほとんどのバスが、街の中心にあるツーリストオフィスの近くから出発しています。
オハヤミトランス(Ohayami Trans)は人気のバス会社で、バナウエを夜７時に出発し、マニラには翌朝４時３０分から５時３０分に到着します。ピーク日には、午後６時３０分に出発する追加バスを運行しています。現時点でのバスチケットは700フィリピンペソです。ラガウェでも同じバスに乗車することができます。バスはラガウェを夜７時45分に出発し、チケットは650フィリピンペソです。
同様に、コダラインのツーリストバスもバナウエからマニラに向けて運行されています。より多くの乗客を収容するための通路側の座席がないため、コダラインのバスは最も便利で快適なオプションと言えます。エアコン付きバスとデラックスバスがあり、チケットは650-750フィリピンペソ、1日に4本のバスを運行しています。
この2種類のバス会社に加えて、GV フロリダトランスポート(GV Florida Transport)とオートバス(An Autobus)の2社が同じようにバナウエからマニラ行きのバスを提供しています。バスチケットは650フィリピンペソくらいになります。オートバスは午後5時30分発のマニラ行きバスも運行しています。スケジュールとチケット料金は、バナウエにあるツーリストインフォメーションで確認してください。
バナウエから出発しているバスはいくつかありますが、事前にチケットを予約することを強くお勧めします。
バナウエとマニラ間を運行するバスの種類、車内サービスと道路状況
オハヤミトランスとコダラインは両社とも安全性が極めて高く、弊社の調べによりますと、運転手はとても慎重に運転します。通常、1つのバスにつき2人の運転手が乗車しています。
デラックスバスにはトイレが設置されていますが、通常2~3回ほどトイレ休憩または食事休憩のために停車します。ほとんどのバスがTVとビデオ設備、そしてWiFiが設置されています。接続状況は一定ではないため、携帯電話の充電があるうちに、乗車前にオンラインで行う必要のある用事を済ませておきましょう。