バギオからサガダ(Sagada)までの行き方
バギオからサガダまでの道路は、コーディレラ(Cordillera)地域では最も風景の良いところを通ります。サガダはバギオから山岳地帯をおよそ150kmの所あります。国内で最も高い場所にある道路、ハルセマハイウェイ(Halsema Highway)（山頂は2250mになります）までは、ラ・トリニダード(La Trinidad)を通ります。サガダまでは、バスまたは、バスとジープニーを乗り継いでたどり着けます。
サガダ直行のバスもいくとかあり、バギオ市内から毎日出発していますが、ボントック(Bontoc)経由で行くと選択肢が広がります。どちらにしても、サガダまでは5～6時間、費用は約PHP220掛かると思ってください。
バギオからサガダまでバスでの行き方
バギオ‐サガダの直行バスは、バギオ・ダンワ・ターミナル(Baguio Dangwa Terminal)から出発します。GLトランズ(GL Trans)またはリザード・バス(Lizardo Bus)が運行しています。
前者は、始発5:30amでバギオから毎日運行です。最終は1:00pmで、それまでは毎時出発しています。
その他、バギオからサガダまでの行き方としては、リザード・バスを利用して、ボントックを経由して行けます。GLトランズ、またはリザードバスのチケットは、PHP220です。
バスの種類、バギオとサガダ間の車内サービスや道路状況について
全ての車両が普通のバスなので、乗り心地は期待できません。スナック提供や、車内のトイレ、エアコンもありません。
繁忙期、特に夏の間は、観光客でごった返しになります。通路席にも人が座るので、超満員になることを覚悟してください。
道路状況としては、ほとんど舗装されているので、昔ほど危険ではなくなりました。事実、蛇行道は結構楽しめるもので、車窓からの景色は素晴らしいものです。
サガダからバナウエ(Banaue)までの行き方
旅程にバナウエを組み込めそうであれば、バギオからバナウエまでまず行く方が良いでしょう。所要時間は9時間で、便利なことに夜行バスもあります。オハヤミ・トランズ(Ohayami Trans)が、9:00pm発・バナウエ翌朝6:00am着のバスがPHP600であるので、チェックしてみてください。朝の景色はただただ見事です。
コダラインズも、バナウエからサガダまで直行バスを運行しており、所要時間は3時間で、朝出発があります。大型バスに乗れなければ、ジープニーに乗るか、ボントック行きのどれかのバスを使ってください。全て正午前に出発し、費用はPHP120～150になります。
ボントックからサガダまでは、ジープニーに乗ってください。大体1時間位で、料金はPHP45です。始発のジープーは8:30amに出発し、それからは30分置きに出ています。ジープニーは、結構速く満席になり、地元民はジープの上にも乗ります。これが上乗りと呼ばれるものです。ただ、おすすめはしません。
マニラからサガダまでの行き方
マニラからサガダは、コダラインズを通って行くことが可能です。直行の夜行バスがケソン(Quezon)から出ていて、チケット代はバスのタイプによりPHP800～1200、12時間ほどで行けます。
オハヤミトランズは、サムパロックに停留所があり、バナウエ行きの夜行バスは毎日9:00pm発と、毎週金曜には10:00pm発もあります。サガダへ行くには、バナウエで降りて、上記に述べたルートを使ってください。