トランからトラン諸島への行き方
サムイやプーケットがかつてそうであったように、特別な天国の島の雰囲気を味わいたいならば、トランやサトゥーン諸島がその場所です。パッケージツアー客の大群はおらず、ヤシの木とモクマオウの木が生えたのどかな白い砂浜、海洋生物が生息する透明な海、人里離れたリゾート、質素なバンガロー。魅力的に聞こえませんか?ラッキーなことに、トラン県のリボンアーキペラゴ諸島(Koh Libong Archipelago)と、サトゥーン県のタルタオ国立海洋公園(Tarutao Marine National Park)は少しの例外を除いて、
人里離れた秘密の場所のような素晴らしい雰囲気を残しています。魅惑的な眺望、色とりどりのサンゴ礁、ジプシー村(チャオリ)、珍しいジュゴンが生息地が夢の島を探す訪問者を魅了し続けます。手遅れになる前に、アンダマンの事実上手つかずの一部を今すぐ楽しみに行ってください。
トランからアンダマン海の諸島へ
トランは、アンダマン海峡に渡ってアイランドホッピングをするのに便利な場所です。トランから簡単に行ける、2つの大きな諸島があります。リボン島・クラダン島・ムック島・ンガイ島・スコーン島を含むリボンアーキペラゴ諸島(Koh Libong Archipelago)と、サトゥーン県にあるタルタオ国立海洋公園(Tarutao Marine National Park)で、例えばタルタオ島・リペ島・アダン島や、ラウィ島がメインのものです。
トラン‐アンダマン諸島間を高速船、タイガーラインフェリーはアンダマンルートと、クラビルートの2路線を運行します。
ピピ島・ランタ島・ンガイ島・クラダン島・ムック島・トラン・リペ島に寄港するアンダマンルートはプーケットからマレーシアのランカウイ島まで。コンボクラビルートは、アオナン、ライリービーチ、クラビタウン、クラビ空港から乗客を乗せ、リボン島・ランタ島・ムック島・クラダン島・ンガイ島・リペ島そしてランカウイを含むアンダマン諸島へ行くトランのタイガーフェリー乗り場まで行きます。
トランからムック島・クラダン島・ンガイ島へ
タイガーフェリー社は、リボン島・ムック島・クラダン島・ンガイ島に行く乗客を、トランバス停9:50am、トラン鉄道駅10:00amにピックアップします。ご希望の島までの合計所要時間は、順に3時間半(リボン島・ムック島)、4時間、4時間半となります。チケット代は、リボン島までが600バーツ、ンガイ島・ムック島までが950バーツ、クラダン島までは1150バーツがかかります。注意ムック島・クラダン島・ンガイ島には、高速船が寄港できる港がありません。フェリーから島へ上陸するには、ローカルのロングテールボートを使う必要があり、1人あたり50バーツがかかります。この代金は、チケット代に含まれていませんので、船頭に直接お支払ください。
トランからリペ島まで
トランからリペ島までタイガーラインフェリーで、950バーツで行くことが出来ますが、サトゥン県のパクバラ(Pak Bara)から行く方が、安くて速くて簡単に行けます。パクバラ発リペ島行フェリーは、約2時間で目的地まで行きます。11:30am発と1:30pm発のタイガーラインフェリー高速船2本以外は、少し低価格のローカル船アダンシ―アドベンチャー(650バーツ)がパクバラから早めの朝(9:30am)に出航していますが、そのサービスはよく酷評を受けます。
注意リペ島行きのタイガーラインフェリーはパクバラから、まずはタルタオ島に寄港します。所要時間は30分、チケット代は345バーツです。アダンシ―アドベンチャーは別々に運行しており、少し高額(500バーツ)で、タルタオ島に11:30amに着きます。
トラン諸島:どちらを選ぶ?
同じリボンアーキペラゴ諸島に属していても、トランの島々は旅行客を惹きつける趣向を各々に持っています。トランで2日以上滞在予定でしたら、アイランドホッピングをしてエキサイティングで多様な経験をしてみてはいかがでしょうか?
リボン島
トラン諸島で一番大きなビーチでは黄金の砂が輝きます。大きさに関係なく、リボン島は観光業に害されていない、ゆっくりとリラックスした所です。リボン島に旅行をした際に一番興奮するのは、絶滅危惧種のジュゴン、マナティに似た海洋ほ乳類に遭遇できるかもしれないことです。伝えられるところによれば、100を超えるデュゴンが生息しているそうで、リボン島では多くのデュゴンウォッチングのクルージングを催行しています。ムック島
ランタ島とトランからデイトリップで地元の不思議に迫れるので、有名なエメラルドの洞窟を見るためにムック島に泊まる必要はありません。一度は海賊の本拠地であった洞窟を訪れるのは、日帰り観光客が去った後がより楽しいものとなります。ムック島は、もっと人気があるアンダマンの島々に比べて、素晴らしいほどに未開発ですので、自然に近い体験をしたいのならば、ここに行くべきです。クラダン島
クラダン島のことを聞いたことがないですか?それは少し驚きました。それでもなお、クラダン島はタイの島々の中でもっとも壮観な島のひとつとされています。クラダン島は、完ぺきな南国の島の固定観念が全て詰まっており、透明なターコイズブルーの海、目をくらますような白い砂浜と、開いた口がふさがらない素晴らしい夕日がさらに海洋生物が生息する絵画のようなサンゴ礁で補完します。
ンガイ島
少し高級志向な天国の島、ンガイ島にはいくつかの一流スパリゾートがあります。シュノーケリングもまたンガイ島は最適で、隣のムック島にある素敵なエメラルド洞窟へ日帰りツアーも簡単に手配できます。どこか懐かしく、ロマンティックでもある雰囲気のンガイ島は、喧騒から逃れる為に少し多く支払うことに抵抗がないカップルやファミリーにオススメです。より遠くへ:サトゥン諸島
リペ島
長い間、リペ島は隠れた宝石とされてきましたが、絵葉書のように完ぺきな白い砂浜、海洋生物がたくさん暮らす透明な海、手つかずのジャングルと見事な自然の美しさは予期せぬ変化にさらされて来ており、それはピピ島と同じように最近進んでいる開発事業が物議を醸しています。そうは言いましても、リペ島はその特徴を残し、とにかく法外な値段は、世界中からバックパッカーや休暇を楽しむ旅行客達を魅了し続けています。もしも行くと決めたなら、年間を通じていつであっても、特に繁忙期やタイの祭事中はは事前に宿泊所を予約してください。タルタオ島
タルタオ海洋国立公園の一番大きな島、1940年代にタルタオ島は刑務所としてつかえ、投獄された3000人の大半が第二次世界大戦中にマラリアや病気にかかり死亡しました。それから悪い評判は入植者を排除し続け、タルタオ島はタイの島の中で文句なしに一番野生的な島となっています。良いビーチから、殆どさびれたビーチまであり、人里離れた入江と、ふつうにタルタオ島の海岸でシュノーケリングをする機会があります。
ジャングルウォーキング用のコースがあり、遭遇する動物の数に驚くでしょう。観光客用の行き届いた施設をつくらずにいるので、心地よくゆっくり過ごしたい方には第一候補とはならないでしょう。