プノンペンからバンコクまでの行き方
なぜバンコクへ行くのか
バンコクのように、モダンと伝統が混ざったハーモニーのあるアジアの首都が他にありますか?高層ビルが空を突き刺すように建ち、金色の寺院が街を飾り、おしゃれなショッピングモールに世界最高ブランド店が入っているなか、おいしくてスパイシーなローカル飯が並ぶ賑やかな屋台もあります。スカイトレインは通りの喧騒の上を高く街中を走り抜け、動きの鈍いフェリーがチャオプラヤー川の土色の水面を往復し、高速運転のピンク・黄色・緑のタクシーが、バンコクの入り組んだ交差点の凄い迷路の抜け道を見つけるのは、本当に神がかっているように見えます。
何世紀も以前は、風格のあるワットアルンが、首都全体や眩しく輝くワットプラケオの仏塔よりも先に日の出を掴んでいました。微笑みの国のゲストや、バンコク在住の人達が高層ビルの屋上レストランで料理やワインを楽しみ、パーティーやピクニックをしたり、働いている間、巨大な守り神ヤックが首都をガードします。
プノンペンからバンコクまで
プノンペンからバンコクまで、道のりは700km以下になりますが、バスを使うと出入国手続きがあるため約13時間かかります。フライトを使えば時間を節約できますが、少なくともバス料金の2倍は高くなります。また、非常に多くのフライトが一日中運航していますが、直行バスは1日1本のみの運行です。
プノンペンからバンコクまでバスでの行き方
プノンペン‐バンコク間の直行バスは、2013年2月から開始しました。それからバスのスケジュールは数回変わり、悲しいことに今現在は深夜発がありません。プノンペン発バンコク行きは、プリーアンノン(Preah Ang Non)(ストリート102)から毎日6:00am出発です。大きな青いサインで“リスモニートランスポート(Rith Mony Transport Co)”を探してください。バスは同日7:00pmまでにはバンコクに到着し、チケット代金はUSD35(THB1150)くらいです。バス自体は大きなバスで、リクライニング機能が付いたソフトシートが1列4名かけになっており、足元のスペースは限られていて、車内にトイレがあり、エアコンが非常に効いています。道中、数回休憩を挟むので、足のストレッチや、屋台やコンビニで買い物をしたり、トイレに寄ることができます。道中お腹が空かないように、スナック・水・ランチ(カレーライス)が配られます。
通常、カンボジア出国からタイ入国手続きは簡単です。ひとつだけ難点を上げるならば、ポイペット(Poipet )‐アランヤプラテート(Aranyaprathet)国境ではよくある長蛇の列です。多数の国籍は、タイ入国時に15・30日間の滞在を許可されまが、事前にご自身のパスポートについて条件をお確かめください。
プノンペン発バンコク行きの直行バスは、カンボジアからタイまでの陸路を区切って行くよりも速いですが、それでも疲労を軽減するためにいくつかに分けて移動したいかもしれません。プノンペン発ポイペット行きのバスは、一日中運行しています。全てのバスがタイ国境まで7~8時間かかり、チケットはUSD11~16します。最善の方法はプノンペンを11amまでに出発することで、それを超えると国境に到着するのが非常に遅くなり、ポイペットで1泊必要になる可能性があります。
タイ側では、街中心部のバス停に直接行く代わりに、タイ出入国手続きの後ろにあるロンクルア市場(Rong Kluea market)にあるバス停留所を確認してみてください。そこから、バンコクのエカマイ(Ekkamai)バスターミナルまでは直行バスがあります(THB240、4時間要)。ただ、次のバスで座席を確保するのは難しいかもしれませんが。または、トゥクトゥクに乗って鉄道駅まで行き、バンコクまで電車で行くことも出来ます。
プノンペンからバンコクまでフライトでの行き方
間違いなく、プノンペンからバンコクまでフライト利用が最速かつ最も便利な手段です。フライトは、1時間20分ほどで、バンコクにある2つの空港どちらにも到着します。唯一の欠点は、その価格です。現在、同ルートを運航している格安航空会社はエアアジアのみです。プロモーション期間外は、チケット代金がUSD60(THB2000)以上となり、預け荷物・機内食・座席はご希望に応じて追加すると、100ドル位になるでしょう。エアアジアは、バンコクの第2空港ドンムアンに向けて飛びます。空港から市内までは、A1またはA2シャトルバスを利用し、BTSモーチット駅かビクトリーモニュメントまで行くことが出来ます。後方は、BTSサパンクワイ(Saphan Kwai)、アリ(Ari)、サナムパオ(Sanam Pao)にも立ち寄ります(THB30)。A1は、バンコクからバスで北部や北東部へ行く場合には特に便利です。
スワンナプーム空港に到着したい方は、タイエアウェイズかバンコクエアーから選んでください。どちらも安くなく、片道が約USD200(THB7000)しますが、荷物・機内食はチケット代金に含まれます。
覚え書 スワンナプームから、パタヤ、ホアヒン、チャーン島を含む、観光名所へ直接行ける交通手段もあります。
バンコク内の移動方法
バンコクは、動き回るにしても、間違いなく東南アジアで最も友好的な都市です。本当に渋滞はひどいですが、ラッシュアワー以外はタクシーが市内移動には最適です。鮮やかな色で至る所にあり、料金は窓や車内に表示のとおり素晴らしく良心的です。タクシー運転手はメーターを使う傾向にあり、目的地が近いと客を乗せたがりませんが、長距離の場合は問題ありません。
バイクタクシーもあり、短距離の移動には最適です。
交通状況によらず、スカイトレインとして知られる、バンコクBTSを使いましょう。
交通の便が良くなるだけでなく、高架モノレールシステムは上から美しいシティの景色をとらえる機会を与えてくれます。特に、スクンビット周辺では使い易いです。チケットは、1回あたりTHB15~42です。
地下鉄(MRT)は、現在2本線で運行しており、2021~2025年にはあと4本増える予定です。ブルーラインはフアランポーン駅を通過し、パープルラインはトンブリ(Thonburi)へ行くのに使えます。乗車券は、駅でもらえる特別なトークンで支払われます。
公立バスは、安く市内全体を網羅します。バンコク公共交通機関のウェブサイトにある路線図を使えば、動き易くなります。
最後に、とても便利な公共交通機関と言えば、チャオプラヤー川とバンコククロンを行くリバーボートです。これらを利用すると、渋滞を避けて、王宮、ワットプラケオ、ワットポー、ワットアルンと言った有名な観光名所に行くことが出来ます。チケット代はTHB12からで利用ラインにより、ワットアルンへ渡る船はTHB5です。
バンコクの宿泊施設
バンコクの不規則に広がる地域では迷子になるのは簡単で、宿泊所について数えきれない程あって迷います。まず最初に宿泊にいくら使うのか予算を決めて、次にバンコク滞在中にやってみたい事を考えましょう。
バックパッカーの長年のお気に入りカオサン通りと、ソイランブットゥリ(Soi Rambuttri)、ソイプラアティト(Soi Phra Atit)、ソイサムセン(Soi Samsen)を含む隣接する通りは、旅行者向けのサービスが豊富な首都の安宿の領域です。ヤオワラット(Yaowarat)として知られるチャイナタウンは、どんな街の探検家向けにも最大限の魅力をもち、非常にまともな安宿が自慢です。シーロムと、スクンビット通りの下方部は、大きなホテルが立ち並び、BTS駅から歩いて行ける範囲にあります。買い物目当ての方は、中心のサイアムが良いですが、1部屋2000バーツ以下にはなりません。雰囲気があるリバーサイドはラグジュアリーホテルで有名ですが、安宿目当ての方はタノンチャロエンクルン(Thanon Charoen Krung)は散策してみる価値はあります。
バンコクでやること
散策、観光、食事、ワインと実際に限りない機会があふれ、バンコクの滞在時間はいつも足りません。やりたい事や行きたい所は必ず見つけるところですが、下記の項目を除いてしまってはタイ首都を制覇したとは言えません:
- エメラルド寺院(ワットプラケオ)と王宮‐国内で最も崇められるブッタ
- ワットポーのヘブンリーマッサージ‐タイ古典医療の総本山
- 魅力的なルーフトップバーで一杯‐凄いシティビューと美しい雲の眺め
- チャオプラヤー川のリバーボート‐他の通勤者と肘がぶつかったり、予期せぬ水しぶきが顔にかかったり
- クレイジーなチャットチャックウィーケンドマーケットの入り組んだ小道探索‐お土産・安い洋服・ローカルデザイナーの作品、エキゾチックな動物
- ジムトンプソンの家で午後のゆったりとした時間‐クロン横の平和と静けさの緑豊かな小さなオアシス
- ワットアルンのメイン塔かの激しい階段か、ゴールデンマウンテンに登る
- スカイトレインに乗って、鳥の目線でシティを見る
バンコクで素晴らしい滞在をお過ごしください。リラックスして、楽しんでくださいね。
バンコクから遠方へ
首都、バンコクはタイの主要な交通拠点であります。全列車は、バンコクの主要駅フアランポーンが始発になります。2つの大きなバスターミナル、北バスターミナルモーチットは北・北東行き、南バスターミナルサイタイマイは南部行きを扱っています。バンコク発の一番人気のルートは、前者が北部のランナー首都チェンマイ行きで、例えばプーケット やクラビ、また湾内の有名な三諸島サムイ、パンガン島またタオ島などの アンダマン海峡のリゾート行きです。